【今週のラーメン３７９７】 小田原タンタン麵 たかみ （東京・目黒） 冷やしタンタン麺 ＋ ザーサイ盛 ＋ サービスライス 〜実にオモロイ！梅雨のアンニュイな心にしっとり響く『ひやあつ』ご当地タンタン麺！

ここにもあった！ご当地タンタン麺の冷やし！・・・小田原系を攻めてみた〜

 

　とあるラーメンＳＮＳに、以前面識得た有名ブロガーさんのコメントが載せられた。「冷やしが始まっていました。」と言う謹みを感じるメッセージ。その載せられた板は「小田原タンタン麺たかみ」さん。これはきっと私に寄せられた仕事の依頼かと！。こういう仕事は早いオレは、ゴルゴ１３気分でさっさと目黒駅界隈権之助坂に現れました。顔の濃さではＤ東郷には負ける気がしねぇ・・・。

 

 

　そういえばゴルゴ１３には、Ｄ東郷のそっくりさんの回がありましたね。また本人が崩した整形をした回もなかったか？？。そんなオチャラケ東郷なオレは、時間厳守で開店時間ピッタリに店の前に立つ。女性スタフさんが、扉を開けるとオレが居るから超ビビってた・・・・。とっとと依頼に取り掛かろう！。次の依頼のことを考えると、３０分後には目黒駅から発車する電車に乗り遅れてはならんのだから・・・。

 

 

 

 

＜全体＞ 見映えがレギュラーと一切変わらん！ツーか湯気立つ！冷やしアンチテーゼ！

 

　ご存知「小田原タンタン麺」はご当地ラーメン。先日「勝浦タンタン」オマージュな冷やしを食ったばかりですが、ほかにもご当地系冷やしがあったなんて、やはり東京でのラーメン活動は世界が広いや～。なんて気楽な気分でおったんですが、配膳の瞬間は少々驚きを隠せない！Ｄ東郷もびっくりって感じ・・・それはこんな麺顔！。

 

 

　おおお！これまた究極の「またお会いしましたね！」的な感覚。以前食した特製タンタン麺に瓜二つで、ある意味差異を見いだせずブロガー泣かせ。しかし、最初聞いたときはホントか？と感じたけれど・・・・冷やしメニューなのに、熱々な湯気が立ち上る。これをアンチテーゼと言わずして何とするか！？。ラーメンフェチな自分としては、こんな体験できただけでも大満足ですが、一般的にはどんな反応されるんでしょうね。

 

 

　しかし次第に見慣れてきたのも確かな麺顔であり、相変わらず小田原タンタン麺の家庭的とも感じる穏やかな挽肉餡は、心にもホッとさせる安寧感ありますなー。ほのぼの系ラーメンのアイコン的存在かもしれません。

 

 

 

 

＜スープ＞ 心がホッとする優しい挽肉あんかけ！唐辛子とニンニクが食欲刺激！

 

　嗚呼、心からホッとする挽肉のトロトロ餡。プロが作った家庭の味って感じで、単に優しいだけじゃないね。ベースは豚ひき肉のエキスとか、豚清湯の旨みに香味野菜の香りが充満という感覚。甘味は脂で塩気で引き締まる感覚。これは麺に絶対に合うと思うが、それに限らず何でも合うよね！。例えば王道の白飯もそうだし、場合によっては餡掛け炒飯にも転用できそうなほど。つまり万能な肉餡という感じで、これならいくらでも食えます。

 

　さてこちらは、唐辛子が描かれてる赤い暖簾からもうかがえる通り、基本的には「辛いもの」を提供する店。なので辛さ３段階あって辛さ刺激を調整可能となってます。ホッとする優しい味わいにしては激辛へも変更可能。お店のおススメを素直に聞くと「辛口」とのこと。３段階あるうちの一番上ね・・・。素直に従いましょう。

 

 

　スープの見栄えからも赤唐辛子の欠片があちこちに浮かびます。しかし辛味エキスが溶けだして染まるほどではありません。クチに含むと甘目な餡に、少し引き締まりを感じるようなピリ辛感覚。辛口と言っても攻撃的ではありませんでした。またこれに合わせてニンニク風味も活発化されますので、午後から会議などある方は少しばかりご注意を。外回りするビジネスマン必須のブレスケア！３錠程度で楽々匂い対策ＯＫと言う感じです。

 

 

 

 

＜麺＞ 確かに冷えてる〜！すでに投入された「ひやあつ」感覚を楽しめ！

 

　熱々で湯気が上がっている中央部だけは冷え冷え～。しかしぼやぼやしていると、麺も温まってしまいますからご注意を。店側の説明だと、食べる分だけスープに絡ませてお召し上がりくださいとのこと。ううーー、中央からつまみ出して餡に絡めるのか？。それとも餡に接している外周部分から食い始めるのか？。私は最初は後者を選択。しかしこれだと、やや温まってしまった状態を食らうこととなるので、中央から食うのが正解みたい。

 

 

　たしかに「ひやあつ」の温度ギャップがたまらんね！。またスープが熱々な時が一番刺激的なのもあり、引き上げては周りに移動させて食らう麺の動作は、唯一無二な感覚でした。まさにプリプリ感覚に拍車がかかり、前歯をあてると明るいモチモチ感が頼もしい！。淡い縮れが片っ端から挽肉を絡ませて、奥歯でプレスするときに合わせて潰れる！。スープのトロミを感じた直後に粒々が一気に崩れ、最後に麺のクチリとした断末魔の後・・・旨さが広がります。もうすっかりこの時点でトロトロの旨みの味風景～。

 

 

　もっとも元々早食いなオレとしては、早々に麺が餡にばらけてしまったりするから、後半は生温くなってしまったが、これはこれで悪くなかったっす。途中で搾菜を齧ったりしながら、余裕をもって麺を早々に完食です。大盛対応にしていたら、かなり全体の温度変化も違っていたことでしょう・・・。

 

 

 

 

＜具材＞ ザーサイ！王道の歯応えと発酵感と優しい塩気！

 

　私の中では小田原タンタン麺は、トッピング追加が必須かと！。この肉餡なら、最後のライス割まで計算入れないといけないしね。例えばチーズなんて考えただけでも旨さが伝わる！。またパクチーが変態的に好きなオレは、エスニック風にして食らうのも好き！。またまた「辣油白髪ねぎ」なんざぁ・・・究極的に好きですよ！。全部ぶち込んでやろうかと思ったが、それじゃ究極的な厚化粧になる・・・。ここは王道の「搾菜」一本勝負とさせていただきましょう！。通常の倍盛対応としました！。

 

 

　搾菜って、何と言っても歯応えがいいね。そしてそこから醸し出される発酵感。何とも言えない肉系とか炭水化物系とか何にでも合わせるスーパーサブ。そして今回の搾菜はとても食べやすい塩気が低いタイプ。これだと辣油を垂らしても旨いわー。麺を食ってはポリポリ。肉餡を啜ってはポリポリ。単独でもポリポリ。あっと言う間になくなってしまいそうなので、自分の視線から外そうと丼の向こう側にシフトさました。嗚呼、旨すぎるのも、好きすぎるのも、罪だぜ・・・。

 

 

 

 

＜ライス割＞ もう〜このまま一品メニュー化してもええんちゃう？完成された旨さ！

 

　麺を一通り平らげて・・・お待ちかねのライス割のコーナー！。ここで一気にまずは搾菜を全部投入してしまいましょう！。ライスと搾菜だけでも旨いのに、ここに肉そぼろ思わせるスープ餡が絡むのだから、旨いにきまってるわ！。そして何の躊躇いもなくライスを一気に茶碗をさかさまにして放り込む。この一杯を食っているなかで、一番血圧が上がった瞬間かもしれんね！興奮してしまうー。

 

 

 

 

総じまして「実にオモロイ！梅雨のアンニュイな心にしっとり響く『ひやあつ』ご当地タンタン麺！」

 

　・・・と言う感想。いや～・・・このところ数十日も連続して冷やしを食い続けており、今回もその流れなんですが・・・久しぶりに温かいもの食えて素直に嬉しかった（笑）。そして旨かった（爆）。さらに冷やし系アンチテーゼな展開も面白しで実に充実した昼飯タイム！。梅雨の鬱陶しさも忘れた一瞬に感謝です。話のネタにもなるし、旨いから一回食って損なし！。おススメ気分のまま・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います！。

 

　お粗末！と言うことで家族にも感謝しながら合掌！！今日も本当にごちそうさまでした！！！

 

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小田原タンタン麺たかみ

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