ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3709】 流星軒 (横浜・吉野町) 流星パンチ 〜スパイス刺激でビシッとキマッた優しいハード味噌麺!

連休中は夜更かし三昧!懐かしい曲聴きまくりーーーー!
 オレも、もうこれだけラヲタを続けてきて、ランキング制覇欲って卒業してたつもりだったんだが・・・ツマラナイ大罪を犯してしまいました。近年、東京都メインで活動してるんですが、気がついたら結構に神奈川県もめぼしい店を訪問制覇しつつある。とある店を制覇すればググッと制覇連続度がアップしますので・・・・そんなつまらん理由で伺ったのが「流星軒」さんです。なぜ今まで後回しになったか。それは吉野町と言えば、鶏系の有名店が近くにあるので、どうしてもそちらを優先してしまってたからです。あしからず!。
 

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 噂には聞いていたが「矢沢永吉」一色なお店。世代的にもマッチする上に、ここまで徹底してると逆に気持ち良いです。学園生活時代は、どちらかと言うと「矢沢永吉」信奉者とは距離を置いていたヘタレもいいとこだったオレですが、卒業してからやたら永ちゃんが好きになって、今ではカラオケでこれ十八番です。そしてなんだか横浜って土地柄がよく似合う気がして・・・・。この大型連休中に、一人カラオケしそうです(書いてて、自分がすごく寂しい人間に感じる)。
 

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 さて、このお店で個人的に一番何に愛情を感じたか!。それはご存知「永ちゃんタオル」。麺が乾かないように、また埃がつかないように布で被せてある。釜に投入する時以外は、お姫様を守るように、そしてトリッシュを亀の中で守るように大切に。その大切な麺玉を守るのは、永ちゃんタオル「E .YAZAWA」なのだわ。思わず食い終わってから、アマゾンで売ってないか調べたよ(爆)。
 
 
 
 
<全体&スープ> スープを麺にぶち込む型破り!ひき肉も味噌玉風!スパイシーな味噌の海にキレ込む旨さ!
 
 兎に角、この店は面白かった。例えば、この味噌ラーだけ明らかに製造プロセス。他とは全く違うので、面白いより驚いたよー。簡単に言うと、まず中太麺がゆで上げられ、汁も注いでない丼に向けて湯切り直後に投入。嗚呼、誰かの「つけ麺・あつもり」向けなんだと、ボケーと他人事で見てました。すると直後に、茹で我慢で温められてた「酒タンポ」からいきなりドバドバーーっと中身がその丼に投入!。ええええ!・・・なんと酒じゃなく「味噌スープと挽肉玉」がはいってた!。汁後入れ方式。こんなやり方、初めて見た!!いやーーーーー発想がファンキーで、バリバリイケてます!。ところで「酒タンポ」って分かる? こんなやつ!屋台のおでん屋なんか今時見かけないけど、湯煎状態で日本酒を温めるに、昔はこれを使ったんです。↓こんなやつ。

 

アルミ 酒タンポ 2号 籐巻

アルミ 酒タンポ 2号 籐巻

 

 

 
 昭和中期の話??。とっとと配膳されましたが、ご店主とオレが至近距離でも奥様?がご担当。ケジメってやつですかヨロシクです(健気!)。それはこんな麺顔でした。
 

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 おおお!店コンセプトからもっとワイルド予想でしたが、迫力ありながらも凄く整った麺顔!。至極繊細。肉・玉葱・青葱・メンマがパラレル半円パラレル。そして肉が立っているように見えるのは、挽肉玉が下で支えているみたい。 一見は豚骨魚介に背脂ラードを溶かしたような見慣れた風貌。味噌感が見た目では案外低い。
 

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 よくよく見ると、味噌スープに何かタレのように分離して漂う筋があります。それを御構い無しに一口、スープをレンゲで口へと運ぶと、いきなりクセになってしまうほどやめられなくなる。極上のスープカレーに遭遇したかのように、その最初のインパクトはスパイシーと言う味風景。それが味噌と離れないスパイス感覚。味噌の甘みを絡めての刺激の展開なので全く暴力的じゃない味わいです。更に味わい始めてからグイグイとキレを感じてくるじゃないか!これは微妙にガーリックパワーを感じる部分。これは「味噌」にも「スパイスダレ」にもキレを与えてるから、案外と味の一体感図る触媒になっているのかもしれません。
 

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 さて挽肉・・・この全貌を確認するのを失念です_| ̄|○。食った瞬間から食欲爆発爆走で、気がついたら挽肉玉は食い散らかして粉々でした〜。ここにも味わいの核が含まれてる様に思えたから、余計に悔しいです。挽肉には味噌に似合う肉の甘み。食えば食うほど全体に拡散して行く。そして拡散するほど薬味達と絡み合う・・・もちろんふわふわに近い食感です。ここにスパイスを仕込んでいるかと思ったけど、挽肉粒を噛み締めたところ、ナチュラルにな肉汁に味噌味が素直に染み込んでいるのが、ホットする味でした。
 

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 肝心の味噌をもう少し細くすると、基本的には甘めの醸造感覚で塩気も円やかで酸味も淡い。麦味噌?と勘ぐったりしましたが、スパイスが判断の邪魔しますし、合わせ味噌だとそもそも皆目見当付かん。ともあれ刺激一辺倒ではなく優しい味噌味がベースだったことが旨さの成功要因。ファンキー一辺倒じゃなく、締めてキメるところは、男の優しさ的にビシッとキマッたって漢字でしょうかね〜。
 

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<麺> 三河製麺:味噌のスパイス感をがっしり受け止める中太中加水ストレート!クシクシと肉厚ながら淡白な歯切れ心地良し!具材を絡めて食う!!
 
 箸でボコッと引き上げると、見慣れた中太麺が現れます。感覚的には中太麺。やや平たい形状したフォルムで捩れは少ないものの、微妙に表面にボコつきがあるのが印象的。そしてそれが素朴と感じさせるねー。・・・・味噌ラーメンは、平成になってビブグルマンな店が崇高な味噌麺を開発しましたが、基本的には太麺がいい。そんなソウルな部分は愚直なまでに踏襲です。そしてスープがファンキーな一方で、麺は学ラン第一ボタンまで締める感じの真面目さ。
 

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 比較的長さは短め。そして密度感は低めで、細麺ならスパスパと歯切れ良いところが中太麺なので、クシクシとした感触となります。通常なら濡れる程度の張り付きでしょうが、味噌スープの粘度で多少は貼りつくか?。挽肉のカケラまで呼び込んで貼り付けてます。そこを奥歯でガジって一気に潰す。すると影に隠れた玉葱のザクリとした歯ごたえと、挽肉ぽよよーんな弾力が入り混じる。クシクシvsザクザクvsぽよよーん・・・な入り混じりが一気に合わさりモグモグモグモグ・・・・。この時初めて麺に風合いがあったことに気づきました。
 

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 ひとしきり、無心で一気に食いきって思うこと。ウケやすいモチモチ麺じゃなく、太麺なのにライトな食感のセンスがいいとの実感。腹パンになることもなく、決して物足りなさはない。茹で上げ200gは下回る程度がちょうど良いかも。素直に美味いです。
 
 
 
 
<チャーシュー> とっても無骨風貌な肩ロース!タレの旨味が深く香ばしさテッペン!なのに優しくほぐれる〜
 
 厨房の片隅に、七輪みたいな網焼きがあって、そこで炙り焼いてから提供するシステム。注文に応じて必要分だけ手切りカットしてます。実はすごーーーく几帳面!。いや、店コンセプトから思うに「ひたむき」と言い直すべきだね。ハードに見える炙りチャーシューですが、実はソフト極まる柔らかタイプ。箸で持ち上げると・・・自重で崩れます。立て直しが効かないほどに。なので大きめなカケラを選んで口に頬張ることとなります。
 

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 強く糸巻きグルグルにして、周囲と中心部のタレ浸透を差と、歯ごたえの妙を計算した、浸しローストオーブンなタイプのチャーシュー。肩ロース部分。筋で区分けされ、脂身がさす部分の多少がクッキリ別れてます。そしてそのどちらも、周囲部分は深くタレ浸透して焦げ目が香ばしく誘いまくる。包丁手切りでカットされたフレッシュな肉側面は、瞬時に網焼きの遠赤外線効果で軽く表面薄く炙られる。結果として薄皮一枚だけ・・・色目が変わってる。そこに容赦なく奥歯を押し当てて一気に噛み潰す!。炙りの香ばしさが弾ける瞬間と、まだ奥に潜んでいた肉汁の弾けが一瞬に、口の中だけでお祭り状態!旨さの嵐!唾液の洪水!。
 

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総じまして「スパイス刺激でビシッとキマッた優しいハード味噌麺!」
 
 ・・・と言う感想。これはクセになる味だよ!。初訪問だったから控えめにデフォルトにしたけど、これなら大盛り必須。または残った汁に飯投入したいほどです。更にこの他につけ麺バージョンもあるというではないか!。・・・ツライな。そんなに頻繁に来れるエリアでないだけに。しかし再訪問決定。吉野町界隈は本当に悩ましい限りです。そんな嬉しいストレスを感じながら、とっとと最後に詠って、いつものように閉めたいと思います!。

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
YouTubeにまとめてみました!

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