ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3708】 煮干そば 流。(東京・十条) [限定]カレーなアブラ煮干そば 〜鯖カレーに負けない・・・ほっこり&スパイシーな変化球ラーメン!是非レギュラー化とライスセット化請う!

やっぱり何か一つGWらしいことをしておきたい!
 連休が長いと、他にやりたいこといっぱいしようと思ってたのに・・・結構邪魔臭い。金もかかる。オレは本当にダメダメダメ人間だよなぁぁぁぁぁ。久しぶりにクルマのエンジンオイルを変えたことくらいが連休の成果じゃ。ああ、やっぱりこれではダメだ!。GW中にしかできないことしようぜ!。・・・と言う流れで「GW期間に限定(正確にはGW前後かぶる)」のラーメンを求めて、十条までやってまいりました。目指すは、「煮干そば流。」さん。久しぶりの訪問になります。
 

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 訪問時ちょうど満席。すぐ空きますから外の椅子で待っててください、とのこと。でも雨がパラついて来て、傘持ってなかったから、強引に店内の券売機付近まで入ってしまいました。待てと言ったのに入って来たから、ちょっとスタフさん驚かせてすまぬ!。しかし、前回訪問時では覚えがなかった「油そば」がここでは人気のようです。しかも武蔵野系の油そば。旨そうだったけど、中央線沿線に住んでて十条まで来てそれはないか・・・。予定通り、「カレーなアブラ煮干そば」をいただきました。
 

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<全体&スープ> ミスマッチどころかベストマッチだ!カレーと煮干!!出だし日本人で最後はインド人な感覚!スパイシー&マイルド!
 
 それにしてもなぜ「カレー」なのか。これには理由があって十条カレー パイレーツオブカレービアン2019」と言うイベントがあるから。つまりカレーを通じて、十条界隈を盛り上げる町おこし企画なのだ!。カレーならみんな好きだし、カレーアレンジは、割と展開しやすいし、なかなかいいアイデアだね!。

 そして参加協力として出品のその一杯は、こんな麺顔して運ばれて来ました。
 

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 おおお!期待通りのジャンキーなようでまとめりのある麺顔です!。山形辛味噌ラーメンにどこか通じる麺顔だからか妙に違和感がないね(笑)。しかしカレー玉はあるだけで頭の中はターメリック一色に塗り替えられたイメージ。しかし気のせいか、全体的に黄色っぽい色合いに既に染まってやいないか?。背脂煮干にゆっくりとインドの熱風が駆け抜けてゆく・・・。
 

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 まずはスープ。レンゲを透かしたりして楽しみますが、確かに表面のラードにはカレーのターメリックが浸透し出しているようです。しかし、ベーススープは濃口醤油の色合いがきっちりとキープされてますし、浮かぶ背脂には白さもある。まだまだ煮干感があるってもんですよ。そんな感じで「煮干がカレーに染まってゆく」様を確かめる意思を確認して、一口すする。おおお・・・カレーって想像以上に支配的。香りは煮干を既に駆逐しつつありました。醤油と煮干の苦さが残っているところを、意識的に探すように味わう!。この時点では確かに、煮干のニボ感はあった!。
 

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 3クチ目を超えた頃から、頭がカレーになってきた(笑)。背脂煮干しが、カレー味に変わる瞬間て・・・想像できます?。具体的にどうなのかと言えば、当たり前のように醤油色と思ってた「醤油ブラウン」が、気がついたら、「カレーブラウン」にしか見えないと言うこと。おまけに、ニボニボ煮干そばのお供と言えば、玉ねぎのみじん切り。煮干の苦味をうまくまとめてくれる相棒みたいなもんです。ですがそいつまでもカレーの具材のような顔して迫ってきます。
 

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 そして、ここからが本当の旨さだ!煮干をカレーがマスキングして押し切ったと考えてはいけません。よく考えてみれば、「鯖カレー」という興味深い実例があります。あれは塩焼きなどで食うのが一番旨いと決まってる。いやいや鯖寿司が一番か!。カレーなんぞに相容れないと思っていたが、見事に鯖カレーは旨いではないか。つまり、魚肉タンパク質が実はカレーに映えるのだった!。カレーが煮干に迫ってきたのではなく、カレーが煮干タンパク質で旨さが一気に昇華。カレーがスーパーサイア人になったという感じでしょうか。背脂もポークカレーの旨味のそれと何ら変わりませんからねー。食べ始めとの意識と、食べた後の感想は、全く別物です。
 

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<カレー玉> 自然に溶けるのを待ちきれないオレは・・・
 
 隣の客も同じものを注文していて、先に配膳された時に「いつカレーの玉を崩すのですか?」と質問してたのを横で聞いてました。フツーに食い進めてゆくと、自然と崩れてゆくので、まずはゆっくり楽しんでとのことでした。なるほど・・・・良くできた仕掛けです。本当に山形辛味噌ラーメンを参考にしたのかもしれない・・・。
 

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 さて上述のように、もう途中からこの一杯の仕掛けと食べ方、そして理念が分かってしまったからには、もう食い進めて自然にカレー玉が崩れるのを待ちきれないオレです。もう実食進捗度30%あたりから、意識的に箸とレンゲで崩してかかりましたから、もう半分程度知った時には完全に「煮干カレー麺」の出来上がり。
 

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 固形物全部食い終わってから思ったこと。それは「ここにライスを入れて締めたい」という考え。この日、2杯目なのを鑑みて(それと自分の年齢)、思いとどまりました。無念・・・・。
 
 
 
 
<麺> 燕三条を思わせる中太多加水系のモッチリ麺!アブラがカレー引き連れ滲む旨さ!カレーうどん級和み感覚!
 
 やっぱり、岩海苔以上にカレー玉は違うね。味で染めるというより、味の核融合のような広まり方とパワーです。それはスープだけに止まらず、麺に向かっても影響力を深く行使します。途中からカレーラーメンを超えて、カレーうどんでも食っているような気分(少し話を盛りすぎか?)。
 

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 煮干そばってパツパツ細麺イメージだけど、背脂煮干系については中太麺で割とモチモチ感ある加水高めのイメージ。それがガッツリとカレー味の汁に濡れるだけでなく、前向きに吸い込んでゆきます。中華麺の風合いとカレー味って最初の一瞬は違和感あるけど、あとはフツーにカレーラーメンとして違和感なし。ここからは、汁跳ねに十分注意を払います。中盤からすっかりとしなやかになった中太麺は、意外にボコボコとしたフォルムですから、食欲抑えれずズボボボボボって啜った時には汁が飛び散ること必定。出来るだけ顔を近ずけ、すする唇を尖らせ、麺が汁から出るところをしっかりとレンゲを裏返して壁を作りブロックする。私のようにこれだけラヲタだと自然に体が覚えて、行動できてしまいます。
 

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 カレーうどんみたいって上述したけど、少し訂正すると密度感はやはり、うどんより高めだから「ラーメン」って感じは抜けきることはありません。かんすいの役割の違いだけど、本当にかんすいさえ抜けばかなりうどんライクに近ずくのでしょうね・・・・。
 
 
 
 
<チャーシュー> 少しハードめなハンドバーナー炙り!この香ばしさはカレーに染まらず絶対的旨さ!
 
 これは個人的にはハマるタイプ!。昔、大阪でラヲタ開眼した頃、よくこんなのに出会って目をキラキラさせてました。バラ肉を炙るのが一部では流行った。ちょうど「つけ麺」が関西に浸透し出した頃は特にね。それだけに郷愁も混じる受け止めで旨し。
 

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 一口にバラ肉といっても、脂身の多さと肉繊維の質感が違うから、いろんな感触と味わいを楽しみました。カリカリの赤身が多い部分から、トロトロな脂身が焦げて蕩けて甘いとこ。何れにせよ醤油系のタレが浸透しているので、そのタレの焦げも香ばしくて旨さを誘う。これもきっとゼロキロカロリーなので、億万長者だったら買い占めたい肉の一つです。
 

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総じまして「鯖カレーに負けない・・・ほっこり&スパイシーな変化球ラーメン!是非レギュラー化とライスセット化請う!」
 
 ・・・と言う感想(それじゃイベントメニューにならんか・・・)。この店は、油そばも看板なようですから、汁なしには「辛味」追加サービス。。汁ありにはカレー玉サービス。って二本立ても面白いかと。言うだけは無責任で、遠くていつもは通えないからこれ以上は言うのは止めときます。ともあれ昨年もやって好評。今年も好評なら来年もありか!。また一年後参りますので、今からキープしといてください!。そんなわがまま気分にさせる旨さ!激しくオススメなので、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
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