ラーメン食べて詠います

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【今週のラーメン3667】 風は南から (東京・武蔵小山) 特醤油ラーメン 〜醤油パンチがソウルフル!質感高くてジェントル!全体的に引き締まってダンディな一杯!

春を加速させたいな・・・そんな気分で「風は南から」
 だいたい桜の花見は、少し寒い思いをしながらビールを飲む記憶しかないね。しかしことしは、桜がほころび始めてからは冷気が漂ったので、わりと長く桜がたのしめたんんじゃないだろうか。寒めの春にもいいことはあるね。しっかし、いつまでも肌寒いのはゴメンだぜ。温かい暖気に包まれたいと思いつつ、そんな感じ願いを込めてか「風は南から」さんへとやってまいりました。
 

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 わりと男臭いイメージのお店。荏原中延はちょっと縁がないので、武蔵小山のこちらの方にちょくちょくと寄らせていただいてます。つい先日なら背脂たっぷりなのを食ったばかり。醤油のカエシの効いたパンチのあるやつ食いたいときは、だいたいここがいつも頭に浮かぶかな・・・。
 

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 さて武蔵小山。駅前のタワーマンションもだいぶん工事が進んだみたいで、それに合わせて人も増え、店も活気づくことでしょう。意外とラーメン店が多いこのエリアで、比較的駅から距離もないので、ランチ時は混んでます。地元の方よりも、外回りのリーマン達や、ガテン系の人たちが集まっておりました。小さいカレーが付くセットが人気らしくて、妙にカレーの匂いが気になるところ。マンションが完成したら、ちょっと混雑するでしょうな・・・。個人的にはもう少し人気と注目あっていいのにと感じているので、応援と期待をしたいところです。
 

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<全体&スープ> ピッチリ醤油感覚は相変わらずナイス!動物主体のしっとりスープ!クリアで図太い塩気と酸味!
 
 そういえば・・・花粉症はまだまだぐずぐずと厄介なままだが、醤油は花粉症には抑制力が働くのだそうだ。ヨーグルトはそういうの聞いてたので、摂取を心掛けているんだが、醤油もそうだとは知らなんだ。割とググれば簡単に情報みつけられるので、気になる方はいかがでしょう?。なんだ・・・・急に醤油ラーメンをガッツリ食いたいと思っていたのは、このせいだったのかもしれません。そんな薬膳感覚で受け取った麺顔は、こんな感じでした。
 

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 おおお!店の照明の都合なのか・・・ずいぶんと初見が引き締まった感覚。漆黒の男前麺顔の一杯ではありませんか!。「The 醤油」「Mr. 醤油」ってな貫禄さえ感じます。醤油ブラウンは透き通っているようで、実はよく眺めると霞んだ色合い。そこにスープのエキス感がありありと感じられ、味が重いのか軽いのか・・・ゾクゾクさせる謎かけのようなプレゼンスです。
 

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 いざスープを味わいますと、味が濃ゆいが塩っぺーな感覚はなし!。醤油の輪郭は言わずもがなありありです。旨みについては醤油の塩気に旨みを合わせてゆく展開が伺えます。醸造感ある塩気には醤油独特の香り高さが際立っていて、いかにも関東の中華蕎麦って感じさせるもの。後味には醸造系の酸味に近いものが後味に微妙に残ります。この後味が実はとっても好き!。
 

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 香味油は意外とサラサラしています。先日食った背脂系とは一転したスッキリ感ですが、一部背脂の欠片が混入してました。計算なのか偶然なのか不明・・・・。ラードのギトギト感はとても少なく、まるで植物油かと思ったほどライトオイリーです。そしてベーススープが実にやさしい!ジェントルな雰囲気すら思う豚鶏煮だし。優しい動物エキス感が漂い腹には重たさもなく、しっくりと食い応えは与えるイメージ。主に、この豚エキスと醤油成分が結びついており、豚がカエシに巻き込まれた旨さとなってます。特にトッピングの豚肉も多いことから、今回はそんな豚×醤油の感覚を深く感じたかも。
 

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<麺> 汁系の中ではボリューミィーな中太麺!周囲は汁に染まりやすく、中はクッシリさキープでややハードな印象!
 
 つけ麺では細麺。汁系では中太麺・・・と印象付けられそうなサイズ。玉子と練り水の反応を感じさせる、やや黄色めの色合いが特徴で、加水は中程度。全体的にはヌツヌツとした歯応えで、麺に密度を感じさせるタイプです。弱い縮れ、強めのうねりが感じられ、角麺がやや膨れたような面構えに見えますね。
 

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 表層はきめ細かくてツルツルしてます。口当たりが軽いので勢いよくズボボボっとすすり上げると、ブルン!とハネを生じさせるタイプ。また意外と汁に濡れたあとの浸透もあって、麺が微妙に褐色に染まりやすい。この染まった部分は旨みも浸透しているので、奥歯で潰しても旨い感じがします。また中心部が微妙に染まらなく淡い芯があって、この部分は噛み締めると、麺の風合いが楽しめて少し風流なイメージ。海苔を巻いて食ってもいい風合いだし、また青ネギがこのような少し太いサイズ感だとよく絡みます。薬味やほかのトッピングの味と合わせても、負けないバランス感ある麺と言えましょう。
 

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<チャーシュー> さすが特製!肩ロースとばら肉の2×2!サイズはワイルド!中身は緻密な作りこみ!
 
 スープも麺も印象的ですが、実はチャーシューの美しさと迫力が、全体感をぐぐっと引き上げいるように思えます。そして大胆なサイズカットが実に功を奏している。豚肉ですが、肩ロースとばら肉の2枚づつです。両方ともそれなりに分厚くて、丁寧な質感。薄味ですからあえてスープに浸してから食うほうが良さげです。肉質も柔らかく、脂身も引き締まりつつも蕩けるプルプルさがキープされてます。
 

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 肩ロースで言えば、大人の頬っぺたを隠せるくらいのサイズ。またばら肉は、ホテルの朝食にも出てきそうな厚切りデカデカベーコンと同等のサイズ感ですから、食べ応えありあり。これくらいの肉ボリュームがあると大満足ですね。特製でこれほどですから、チャーシューメンにすると更に圧巻かと。
 

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<味玉にハズレなし!> 周囲が濃ゆい醤油ブラウンにそまりつつ、全体的には熟成効いた濃密な甘味感あり!
 
 深い醤油ダレに周囲だけが軽く染まっているように見え、中身の白身コントラストくっきりの白。また卵黄は出汁が染みこんで、とろみが重そうに感じるジェル状態。甘いのか塩気で押し切る旨さなのか、見た目では後者と思って食い進めてみると、案外と甘いマチュアな旨みが広がるタイプ。醤油が効いているのに不思議な感覚で非常に旨しです。嗚呼、何度でも叫ぶよ・・・味玉にハズレなし!
 

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総じまして「醤油パンチがソウルフル!質感高くてジェントル!全体的に引き締まってダンディな一杯!」
 
 ・・・と言う印象。何だか今日は醤油ラーメンをガッツリ食いたい!という要望には一番ピンと来ると思われます。ガテンな人達も、オジサンサラリーマンにも、実にド・ストライク!。気分次第で背脂醤油と食べ比べって感じで、今後も定期的に通うつもり。そんな安定な旨さに感謝を込めて、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。

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お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
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