代々木~御成門~武蔵小山・・・いそじ系の夏麺制覇!
- <全体> 代々木を彷彿とする麺顔アイテム!踏襲の中に創造性を織り交ぜる雰囲気!
- <タレ①> 捉えどころない洋風感覚!醤油にチリ感を溶かしたようで刺激は穏やか!カイエンヌ風合い旨し!
- <タレ②> そしてシャリシャリ醤油ダレ!凍ったタレを崩し溶かして味わう!
- <麺> 淺草開化楼:系譜感じる加水高めなストレート平型麺!冷えてもハード過ぎない引き締まりにタレが薄く絡む味風景!
- <チャーシュー> 再温めと炙り?温もり嬉しく定番さが嬉しいロールばら肉!甘辛く旨し!
- <他具材> パプリカマリネが麺に合う!ハムも入り込んでオカズにもなる質感!そしていそじ系彷彿アイテム!
- <味玉にハズれなし!> しっかり味が濃い目に染む!芳醇な味わいに塩気も甘味で包み込む卵黄旨し!
- <ライス割> 汁をお茶碗に入れて楽しんだよ!白飯にも合うタレだった!
- 総じまして「麺恋処3兄弟の夏メニュー!末っ子は自由奔放~!枠にとらわれないチョイ洋風な旨さ!」
今年の夏になって初めて「麺恋処」ブランドの冷やし麺を同シーズンで制覇できました。そんなちっぽけな達成感の為にわざわざ「武蔵小山」へ。横浜・川崎方面から、目黒へ抜けるには便利な街ですから、実際はわざわざという苦労はないんだがね(汗)。ただし猛暑が過ぎると駅前や商店街も人影が明らかに少ないね・・・。駅前のタワーマンションも完成近しといった感覚なのに、昼休み時は妙に静か・・・。
しかし「麺恋処 爆龍」に一歩入ると、そこはハードロックがBGM。店内はいたって清潔感ある明るい雰囲気なのだが、洋ロック曲がガンガンと響いて妙にミスマッチ感が心地よいね。そしてご店主は、胸に熱いロック魂ひめていそうで・・・実は腰は低くて接客丁寧。


<全体> 代々木を彷彿とする麺顔アイテム!踏襲の中に創造性を織り交ぜる雰囲気!
駅から少しだけ歩くからか猛暑だとそんな単距離も億劫。だからかランチピークタイムで私入れてほぼ満席状態で落ち着いた感覚。そして「冷やし」は他客のお嬢さんとオレだけ・・・・。暑くても熱い汁系も根強いん人気です。そんな2名横に並んだ状態で、配膳を受けたのがこの麺顔です。
おおお!これはまた今風な創造性のある冷やしの麺顔!。ところがやっぱり代々木の風貌に少し共通するところあるよね!。まず出汁の氷アイテムは格別に嬉しいし、ヤングコーンやオクラのカットなど彷彿とするところがありなむ。パプリカの色合いも似ているポイントですね。ところが、コピー感はなく全体的に創造性に富んだ雰囲気がやっぱりある!。香りのせいなのだろうか?。明らかに別物な感じなので、見慣れたようで妙に新鮮味を感じてなりません。
<タレ①> 捉えどころない洋風感覚!醤油にチリ感を溶かしたようで刺激は穏やか!カイエンヌ風合い旨し!
まずタレですが、これが捉えどころがない。醤油ダレなんだがどこかドレッシングのような明るい色合い。そして洋風なペッパー感があって、いわゆる酢醤油系の和風タレとは全く別物です。特にカイエンヌぺペッパーの雰囲気は如実に見栄えと味にでているんですが、刺激が強いかと言えばそうでもない。むしろナチュラルな甘みもあり、甘目のサルサソースを滑らかにしたような・・・そんな妄想に駆り立てられます。
トッピングにあるパプリカのタレと似たようなニュアンスもあり、鶏出汁を上手に洋風に爆ぜさせたものだとひたすら感心です。そういえばこちらの名物は「青唐塩そば」。唐辛子系の旨みは扱いが得意みたい。
<タレ②> そしてシャリシャリ醤油ダレ!凍ったタレを崩し溶かして味わう!
嗚呼、いそじ系と思わせる重要なポイントですね。タレが星型に型取られて凍らされております。正確には氷ではなくややハードなシャーベット状態。オジサン世代ならシャービック状と言えば一番しっくりと来るかもしれません。おそらくタレをそのまま凍らせたものだと思うけど、味が少し濃ゆい目になってるイメージ。
レンゲの底で押しつぶしてシャーベットを崩してゆき、徐々にタレに混ぜながら溶かし食いますが、溶けたところは味がしっかり目に入るため、麺と絡ませ食らうといい刺激感が生まれる。また冷やし中華が最後まで冷えが続くような気がして、雰囲気的にもいい効果を与えています。
<麺> 淺草開化楼:系譜感じる加水高めなストレート平型麺!冷えてもハード過ぎない引き締まりにタレが薄く絡む味風景!
たしかまぜそばもこんな麺だったような記憶。多加水系で平型ストレート麺。あまりストレートさがキッチリし過ぎないのでナチュラルな風貌と白さが印象的です。程よく冷水で熱処理され〆られた感がありあり。されど密度感には余裕があり、固さをイメージさせることはありません。とても緩やかにスベり絡むので、出汁氷も解ければすぐに絡みつくという感じ。
カイエンヌペッパーが地肌によく貼りつきます。薄く見えてじつはびったりとタレを全体的にからませてる。前歯で千切ると明るくプチリと弾けて印象は良いね。この感覚だとパプリカマリネにも相性がよさそう。細かいトッピングなら絡ませるのが得意そうな流れです。奥歯に運んで押しつぶすと風味感よりタレと混じった麺旨みが先行するイメージ。冷やしは大盛不可なので仕方ないが、これはタレ相性がよいのでもっと食えそうな気がしました。
<チャーシュー> 再温めと炙り?温もり嬉しく定番さが嬉しいロールばら肉!甘辛く旨し!
一周回ってこういうのが嬉しい・・・そんな肉!。豚バラ肉のロールタイプ。サイズも程よいサイズで、肉厚ながらも一口で食うにはベスト!。タレが十分に染みこんでいる上に、温めなおされたか?軽くバーナーでも入れたのか?そんな温度感が食欲をまたそそります。
タレが甘辛い系ですから、確実にご飯に合います。なのでもらったサービスライスに一切れ移動させました。ばら肉はトロに当たる部分だから脂が旨いの決まってるようなものですが、しっかり3枚食えたという満足度がいいよね!。
<他具材> パプリカマリネが麺に合う!ハムも入り込んでオカズにもなる質感!そしていそじ系彷彿アイテム!
ヤングコーンと縦割り巨大オクラ!これは代々木の系譜って感じですね。両方ともとても好きなアイテムで、正直これだけでもグレードアップ感がハンパありません。素材感も悪くなく美味しくいただきました。
またパプリカのマリネはいいね!。代々木は「飾り切りのキュウリ」、御成門は「柿ピークラッシュ」のアイテムが印象的ですが、こちらはこれが「顔」となってます。マリネ風のタレは全体の汁にもすごく似た旨みを感じさせる上に、具材も多し。キュウリの短い千切りや白ごまも混じるが、ハムが入っててこれがいい仕事してます。これだけで白飯が食えそうなのでオカズになりそう!。旨し!。


<味玉にハズれなし!> しっかり味が濃い目に染む!芳醇な味わいに塩気も甘味で包み込む卵黄旨し!
実に雰囲気出してる味玉!。見るからに白身に出汁が深く染みこんでるし、卵黄に至っては飴色。全体的に湿り気がジュレになっているような感覚で、全体的に味が濃ゆめです。
まさにマチュアな旨味といったところで、芳醇な味わいに塩気も甘味で包み込む卵黄旨しなのです。さすが特製レベルの満足感!。嗚呼、味玉にハズレなし!。
<ライス割> 汁をお茶碗に入れて楽しんだよ!白飯にも合うタレだった!
ランチタイムサービスで、小ライスが無料でいただけます。丼に入れ込もうかとも思ったが、なんとなく残ったタレの少なさから、汁のほうからお茶碗へと流し込みました。プチ飯割は、先に移動させておいたチャーシューと味玉半分を崩しながら、出汁染みこんだライスを食う!。特に味玉をレンゲでぐっちゃぐちゃに潰してから食らうと格別であります。
総じまして「麺恋処3兄弟の夏メニュー!末っ子は自由奔放~!枠にとらわれないチョイ洋風な旨さ!」
・・・と言う感想。これなら外国人の方でも抵抗感なく美味しくいただけると思います。ハードロックを聴きながら、ビールわいがやとやりつつ、冷やし中華をすする・・・。系譜の中では一番やんちゃな店のようですが腕前はたしか!。夜の部に一度来てみたいと思っているところです。当然こちらも定点観測継続予定!。そんな応援気分高まったところで、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!