ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3659】 青梅街道 大勝軒 杉並 (東京・荻窪) 支那そば・塩味 〜大勝軒の新たな一面!コスパ光まくりの支那そば!

ベリー リーズナボー!ここは油そば支那そばがイイね!
 年度末は忙しすぎるのであーる・・・飯もタイミングよく食えない。食えないなら食い物のことを忘れるように仕事に没頭しようとするのだが、思わず柿の種の小袋に手が伸びてたりします。柿の種って案外カロリー高めで、「悩みの種」なんだよな。結局、この日は昼飯食えなくて、晩飯兼用になってしまった。
 

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 そして困ったことに、昼飯食うの忘れただけならいいんだが、金下ろすのも忘れた。ATMの引き出し手数料取られるのがとっても嫌い!死ぬほど嫌い!。だから英世一枚で乗り切るしかない中で意地でも格安でやりくりしてみたい。そこで思いついた店が「青梅街道 大勝軒 杉並」さん。ちょうどとある方のこの店のレビュー見たばかりで、頭に残ってたんだが・・・こんなに早くに追随訪問するとは想定外でした。
 

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 この店は個人的には、大勝軒というより「油そば」の店イメージ。とっても旨いって意味ね。豚骨魚介まぜそばならぬ・・・油そば。それに激しく誘惑を受けるが、今回は「支那そば」。これも油そばと同じく550円という格安。醤油しかないと思ってたら、個別に塩というとそれに変更してくれるとは知らなんだ!。即実行です。
 

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<全体&スープ> 支那そばのあっさり感と塩ラーメンのキレが両立!ニボっとしない煮干香ばしさに節系滲む塩気のエッジング
 
 案外奥に広い店箱で、テーブル席とカウンター席が有効的。平日夜はやや空き気味ですが、深夜や土日の午前中は、近くのおじさんたちが集まって、少しお酒もいただくような素敵な店なのだ!。ホッピーが用意されてる大勝軒!。サイドメニューと皿ワンタンがおつまみセット的存在で嬉しい。せめて翌日朝早くなければ飲むところだが、致し方なし。そんな酒誘惑に打ち勝った?とことで・・・お盆に乗せられ恭しく配膳を受けるのがこの麺顔です。
 

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 おおお!何という穏やかさと清廉さが漂う麺顔なのだ!この春の季節にはぴったりな雰囲気すら感じるではないか!。透き通った塩スープは雪解け水のように清らかで、細く整った麺線は、せせらぎの波間を映すように清らか。貝割れ菜やナルト・メンマなどが野の草花にも感じ取れる。とてもワンコイン+αの格安ラーメンのプレゼンスではありませんよ!。
 

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 箸で崩すのが勿体無いし、まずはレンゲを沈めてスープを味わいましょう。スープ表面に浮かぶ動物系のエキスの輪が、回転しながら怒涛のようにレンゲに収まってゆく。そこを止めて一気に口へと運びますと・・・意外にも切れ味感じる塩スープ感覚。見かけの通りもっと穏やかな塩気と勝手に想像してたのとは違う。例えばこの色合いだと、お吸い物感覚で昆布系の旨味を想像しがちだが、魚介系のびっちり感覚が濃ゆい。煮干しもそうだけど、節系の旨味の片鱗が、塩だれにじっとりと染まってるようなイメージです。煮干しも似たような感じだが、例のようなニボニボ感はとても低く、苦味は皆無。その風合いとして香ばしさを残す程度で、煮干のエキス感はスープ表層のごく一部でしか浮遊してなかったです。
 

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 とは言っても塩っぺー感ではありませんのでご安心を。パンチほどではないがキレ具合はあるという塩レベル。他にベースとしてあるのは鶏ガラや豚骨の旨味でしょうか。これらはこのスープの透明度から、とても神経使って煮出してると思えてなりません。白濁感がないことから沸騰すらさせてないのかもしれない。動物感特有の骨髄系のエグミ感も皆無です。
 

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 昆布等乾物系も使っているんでしょうが、そんなに存在を感じるものでもなし。また野菜等の煮出しもそれと同じ感覚で、葉野菜(例:キャベツ)の甘みを溶かすというより、長ネギ等の香味強めの野菜で香りを移したような出来具合。お前見たんかぁ〜って言われそうで怖いけど、見てません・・・全て妄想に妄想を重ねている詰まらぬ所業。あしからずです。
 
 

 

 
 
<麺> 見るからに和む多加水ストレート細麺!寄り付き易くスープとの一体感も優れる逸品!
 
 麺はしなやか・・・と言って書いておけばたいていの場合は当たる(爆)。なんか罰当たりなコメントだけど、そんな楽な言い回しばかり使っていると、本当にしなやかな麺を表現する場合は、本当にどう言っていいのか困る・・・。今回だけはそんな感じ。
 

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 見ての通り多加水。芯のない茹で上げでかと言って伸びた感じでもない。ちょうど水分を含んでふっくらし切ったレベル感とでもいいましょうか。色合い、歯ごたえ、のどごし・・・それら全てにストレスを感じません。引き上げるとプルン!と弾けそうだけど、ちゃんと麺と麺が寄り添って麺線を揃わせる。スープの吸い込みが良さそうです。表面はツルツルだし、寄り添いが多いと汁の持ち上げもいいはず。喉ごしも当然滑らかなシルエットです。
 

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 文字通り、前歯でスパスパと切れ込みが小気味よし!。奥歯へ運んでプレスすると、軽く横ずれしながら全体がクチリ!と短いタップで潰れ込みます。この時に切れ味ある塩気が絶妙に口の中に広がり、淡白な麺の味と絡んで一気に昇華!。これら一連の動作が1〜2秒で一気に体感として駆け抜けますから、まさに旨さのジェットストリームって感じっすね。
 
 

 

 
 
<チャーシュー> トラディショナル系に醤油ダレの香ばしさを深く滲ませる旨さ!噛み締めるのがホント楽しい!
 
 この肉が泣ける・・・懐かしさを感じさせるほどの味わい。見た目以上に醤油ダレの浸透した味わいです。周囲だけでなく中の肉身の方も。これはロース肉。脂肪分が少なめなところがググッと引き締まった感じで、スープ生成にも貢献した後で、いい感じでスカスカとしている。そこをスープの上にトッピングされ、じわじわと汁を吸い込もうとしている状態です。一気に楽にしてあげましょう・・・肉を沈めてしばしシンキングタイム!。
 

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 引き上げて噛むと、醤油ダレの風味とスープ混じりの肉汁が溢れ出し・・・慣れ親しんだ懐かし目のチャーシューの風味が旨し。醤油の味が豚脂で蕩けた味わいの旨さがエキスとなってここに沁みる・・・。分厚さもよし。サイズもいいし、2枚もある。実にこの価格設定にしてはよくできた肉バランスです。
 

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総じまして「大勝軒の新たな一面!コスパ光まくりの支那そば!」
 
 ・・・と言う捻りない素直な感想。大勝軒らしくない逸品が美味い店。支那そばの他には油そばも旨くて、大勝軒メニューが好きな人も一度は食してみることをオススメです。給料日前なんて特にどうでしょう?なんて余計はお世話を焼きつつも、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
YouTubeにまとめてみました!

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