ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3573】 中華そば 向日葵 (東京・三鷹) 特製煮干しそば ~まさにほっこり空間!しみじみハートフル崇高淡麗煮干そば!

すっかり人気店として根付いてた〜 ^_^
 さる週末は、日頃見逃しがちな地元エリアをラーメンパトロール。いえね・・・ちょっと私事がありそんなに遠くに行けなかっただけですが(汗)。そんな中で天気もよろしく自転車で出かけようとしましたが、身体が怠けきっているのでクルマで移動。30分もかからぬ内にたどり着いたのが、今回の「中華そば 向日葵」さんです。
 

f:id:TOMASSOON:20190119183255j:plain


 
 一時期通い出してたお店。女性店主が奮起して開店と言うのも応援するポイントだったんですが、そんなのを意識させることなく、本格的な味わいだった!。また細かい心配りは、さすがに女性店主だなと言うところもあり、昨今の女性進出風潮は、ラーメン界も例外ではなさそうです。当時は、お子様がまだお小さいと言うこともあり、臨時休業や、日曜休業ってのもあったんだけど、今や定休日なし。本当にやっていけるのか?と思い来店してみたら、ちゃんとご店主がおられました。サラリーマンなオレは、ちゃんと週2日お休みいただいていのに、頭がさがる。
 

f:id:TOMASSOON:20190119184029j:plain

f:id:TOMASSOON:20190119183357j:plain

 
 
 何にせよ定着と評判を確保しているようでいい感じ。家族連れの客層がとても多く、メニューの中に「お子様ラーメン」の設定があるのも嬉しい感じ。奥にはこじんまりしたテーブルの家族用VIP席もあったりして、小さいお子様づれもOK。スタフも以前より増員したような感じで、この界隈のラーメン店では、一番勢いがある店になっているのかもしれません。
 
f:id:TOMASSOON:20190119183317j:plain
f:id:TOMASSOON:20190119183408j:plain
 

 
 
 
<全体&スープ> 淡麗系煮干そばの風合いの中に穏やかさ染み入る旨さ!醤油系から少し塩系にシフト感じるハイブリッド煮干!?
 
 寒いからね・・・どうりで暦の上では「大寒」だ。陽射しあるから風がなければ暖かくも感じるのだが。こう言う時に「限定」の味噌ラーメンが美味そうに思えて来ます。しかし、煮干しそばの説明に「7/6リニューアルしました!」と言う注意書きがあるので、すごく気になる。レギュラーメニューは一応制覇したつもりでいたのに、これは見逃せず。今回はこちらをチョイスしました。久しぶりなので売上貢献を兼ねて「特製」と参りましょう!。それはこんな麺顔でした・・・。
 

f:id:TOMASSOON:20190119183727j:plain

 
 
 おおお!何だか以前より迫力増してない!?。チャーシューの艶やかさに以前の記憶がぶっ飛びそう。肉が少しとてもいい意味でバージョンアップしたようなイメージ。特に肩ロースの仕上がりがそんな感じ。それに以前は煮干しには「醤油」と「塩」の二種類あったような記憶で、それぞれが「中華そば」との差異がほのかだったはず。今回のこちらは、スープを一本化しただけでなく、レギュラー中華そばと明らかに一線を画する仕上がりに変化して見えますよ!。
 

f:id:TOMASSOON:20190119145601j:plain


 
 手早く写真メモを終えて、慌ててスープを味わうと・・・これが向日葵らしい「穏やか」さがしっかりキープされつつ、「軽やかな甘みと」「ほのかなニボ感」を感じさせる仕上がり。優しい淡麗系煮干しそば・・・と言う言い方が一番ふさわしいような味風景が広がります。面白いのはカエシの感覚。「醤油」と「塩」を一本化したようだが、その情報が刷り込まれたか、妙にハイブリッド感があるような気がしてきた。
 

f:id:TOMASSOON:20190119183801j:plain

 
 
 以前より塩気を強化したと言う言い切りまでは行かない。ただ後味に少し以前より煮干し感が「とっても仄か」ぬ感じられるのは確かな様子。明らかにアニマルオフなスープ。表層には軽く煮干し系のエキスの浮く部分も見受けられるし、少し煮干しエキスを強化したのかもしれません。それを仄かな塩気と感じたオレなのか。
 

f:id:TOMASSOON:20190119183715j:plain


 
 また岩海苔がいい!。そうだ!これは以前の煮干しそばには無かったはずだ。こいつが全体の風味を高めているに違いないし、煮干し大好きで食べ慣れたニボシスト輩には、心に響くのかもしれない。紫玉ねぎもいい感じで甘みとフレッシュ感を与えるし、これは向日葵なりの煮干しそばの寄せ方なんだなと、これは好印象でした。
 
 

 

 
 
<麺> 三河製麺: 汁の浸透と持ち上げの素晴らしきこと哉!しなやかな全体感に淡く風味を感じるストレート細麺
 
 麺箱が店内に綺麗に整理されてて、製麺所の文言が見えなかったが、電話番号だけ記載された側面が確認できて、それを見て「あ!三河製麺」と思ったあなたは、間違いなくラヲタです。オレも実はそういう輩。またおま豚魚が隆盛を極めた頃は、もちもち太麺が得意な店と勝手に感じてたけど、今やオールマイティーになんでも仕掛けてくるので、逆に特徴がなくなったような気がしないでもない。裏を返せばどれも文句はない出来栄え。
 

f:id:TOMASSOON:20190119181705j:plain


 
 いやー・・・これもしばらく来ないうちに微妙に変えてきましたね!。しなやかなストレート細麺であることは変わらんのですが、全粒粉を配合したタイプに変えたとは。しかもよく見るとしっかりとした打ち込み量を感じるので、煮干しエキスに負けない香りの受け止めを感じさせます。
 

f:id:TOMASSOON:20190119181518j:plain

 
 
 全体的にしなやかな物腰。汁の吸い込みもほどほどよろしく、また時間経過と共に麺がまとまりやすくなり、汁の持ち上げもしっかり感じられます。これはいいね。レンゲを活用しなくとも汁と麺の風合いの一体感を楽しめるタイプ。よってこれを追求せんと、無意識にズボボボボボボボボボボボーーーーーと強烈な音を立ててしまうが、他客の小さいお子様から、背後で軽く指摘されたオレでありました(笑)。いやー風合いと滑らかさが楽しめる麺とスープの相性だわ!。これもいいね。
 
 

 

 
 
<チャーシュー> 以前よりパワフルに感じる今風の肉感!低温調理の豚鶏2種チャーシュー!
 
 はっきり言って数年前よりかなり進化した肉。まず鶏の胸肉なんて開店当初は無かったよね。低温調理の幅を広げた感じ。味付けの液体に浸して真空状態にしたかは不明だが、ゆっくりと低温でコンフィしてゆく味わいは、都内ではもうあちこちで見かけるけど、一向に衰退しないね。これ美味いもん!。一度アマゾンで器具を買おうかと冗談で思ったけど、嫁さんに激しく速攻で却下。本当にフカフカ。奥歯より前歯でちぎる瞬間の方が、個人的には楽しいが、これも同僚に冗談混じりで話したら変態扱いされてしまった。全く・・・罪な肉だ。
 

f:id:TOMASSOON:20190119180841j:plain

 
 
 豚の肩ロースは、仕上がりが少し変化したのかな?。以前より大判な肉スライスになったイメージだし、心なしかボリューミィーになったかな。すぐに無くなって寂しくさせることは、今はない。しっかりと食べた感が残るし、全体的な仕上がりピンク色もなかなか美しい。こうなると・・・「おつまみ盛り」ってのがとても期待されます。
 
 

 

 
 
<味玉にハズレなし!> 出汁浸透甘味と本来旨味の塩気!バランス良いゼリー状の卵黄!
 
 王道のうまさ!。薄い色合いは、カフェオレと言うよりロイヤルミルクティー。薄い出汁に時間をかけて浸透させた感じが伺え、白身の部分には染まり上がりにムラがありません。卵黄はトロトロが多いタイプ。舌に絡みやすいもので、その味わいは出汁浸透の熟成した甘みと、もともと卵黄の持ち味の濃厚さに塩気が結びついたわかりやすい本来の美味さ。これがとても拮抗したバランス感です。うん!文無し!と言うか・・・嗚呼、やっぱり今回も味玉にハズレなし!じゃな。
 

f:id:TOMASSOON:20190119184009j:plain

 
 
 
 
総じまして「まさにほっこり空間!しみじみハートフル崇高淡麗煮干そば!」
 
 ・・・と言う感じでしょうか。久しぶりに訪問したら、もっといい店になってたってのは、嬉しいのやら、見逃してたのが悔しいのやらですが、俄然応援モードは高まる一方。定期的に限定メニューも繰りなすほど、実力安定したようですし、今後は訪問頻度を上げたいと思います。それにしても・・・武蔵野三鷹エリアだけでも相当ラーメンが盛り上がってきて、結構回るのも大変になってきたがそんな心配をよそに、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。

f:id:TOMASSOON:20190119184640p:plain

 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
YouTubeにまとめてみました!

関連ランキング:ラーメン | 井の頭公園駅三鷹駅吉祥寺駅

 

真冬の向日葵 ―新米記者が見つめたメディアと人間の罪―

真冬の向日葵 ―新米記者が見つめたメディアと人間の罪―

 
真冬のひまわり

真冬のひまわり