ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3536】 濃厚ラーメンかなや (東京・方南町) ◯得濃厚ラーメン 黒 極細麺 + 替玉 〜濃厚民族の魂揺さぶる直球豚骨!背徳の豚骨エキスに風雅なる低加水細麺の魔力にひれふせ!

ひとりぼっちの年末夜は・・・濃厚ラーメン!
 夕方に、思議なLINEが嫁はんから飛んできた。急遽忘年会参加決定で、晩飯適当によろしく〜とのこと。専業主婦で忘年会の繋がりってなんだ!?と一瞬訝しんだが、PTA繋がりらしい。PTAでも憂さ晴らしすることあるんだ?と少し皮肉めいたメッセージを返したら、機嫌を損ねてしまった・・・(汗)。それから返しのメッセージが一切ねえ。嗚呼、いつも一言多い悪い癖が出てしまった。猛省!。
 

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 しかし、晩飯フリーなら最近、夜のラーメン活動も疎かなので、いっそのことやっちまいましょう!と、立ち直りは早いオレです。そう遠征はできないので、考えた挙句「丸ノ内線」の方南町方面に決定。日頃、新宿経由で通勤している身ですが、丸ノ内線で・・・しかも中野坂上で乗り換えて方南町へなんて、非常に億劫でならない。気分的に池袋や練馬の方が近い気がする。だからこんなタイミングしかねえということで、「濃厚ラーメンかなや」さんへと向かいます。元「ラーメン高校生」がくりなる濃厚ラーメン!最新TRYでも受賞してますし、期待は高まりますな!。
 

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 そんなこんなで方南町。夜は信じられんほどに都会でも暗いのね。環七が抜けてゆくだけのロケーションで、少し寂しいイメージプンプン。そんな中、飲食店の電光看板だけがあちこちにアピールしてたりして、独特な雰囲気が哀愁そそります。場所は、元「家系ラーメン桂家」の跡地。勝手知ったる場所だから、間違えることはないのだった。やけに学生たちの人だかりがいるなと思ったら、ああここか・・・と言うことでプチ行列に連結。1分もしないうちに店内に召喚されました。
 

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久しぶりの濃厚豚骨!マー油追加で胃袋も突然刺激にビックリ!?
 
 こちら豚骨ラーメンの専門店。その一方で汁なし系もイチオシの雰囲気で「台湾まぜそば」も人気な模様。どちらも一時期、ハマりにハマった分野ですので・・・正直迷いますな。たまたま昼間に汁なし系を食らったのもあって、今回は汁系の豚骨とさせてもらいました。さてその豚骨ですが、デフォルトの他に黒と辛がありまして、結構なんでもありな豚骨ワールド。豚骨=九州と言う考え方は、もう古いよと言わんばかりです。券売機の前ですぐに選べず固まってしまいましたが、背後に後客の咳払いを感じて、咄嗟に押したのが「黒」でした。券売機のボタン配置が誘導的でして、慌てすぎて特製の「◯得」を押してしまったが、それもまた良しか・・・・。そんな受け身姿勢でしたが受け取った麺顔みて、これは大正解だと確信しました。それがこんなお姿!。
 

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 おおお!さすが特製!。四方八方に薄切りチャーシューがはみ出ております。そして中心部に肉の盛り上がりあり。スープのマットな黄土色感が如実に白濁系豚骨エキスを感じさせますが、じわじわと麺顔をはびこるように広がる黒い油・・・それがマー油です。キクラゲ・海苔・マー油・・・と重なって、なるで旨さの黒い三連星。微妙に違和感を覚えるのは海苔と京都九条ネギ。マー油豚骨だと、すぐに熊本系に結びつけたくなるが、あまりとらわれないで自由さ楽しむ濃厚豚骨らしい。
 

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 味はなんとなく、色合いと濃厚さ・・・そして香りから察しがつくのだが、心落ち着けて味わうと、確かに豚の濃厚なるパンチを感じますね。しかしそれほどコラーゲンでベトベトしない。口の周りに張り付くほどのコラーゲン感は抑えめですが、それでも豚煮出しの風合いは分厚い。骨成分でザラザラした後味もなく、非常にまったりとした濃密さと感じてました。塩気は来そうで実はそれほど感じません。豚コクが濃密で味が濃ゆいため、それほど塩気は抑えめであったのか??。しかし家に帰ってから、喉が渇くのでそれなりに塩分あった様子です。煮干しでもそうなんだけど、塩って旨味のボディを肉厚に引き出す力ってあるよね。旨味に隠れて潜んでいたと言う塩の存在感を改めて感じました。
 

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 さて・・・何と言っても「マー油」が食欲をそそりまくります。ご存知ニンニク焦がし油なので、豚骨にはベストマッチ。同じニンニクでも、ジリジリさせる刺激感とはとても対照的です。軽やかさ香ばしさが漂う中に、ワイルドな風合いを醸し出すパワフル香味油。これはラーメン以外にも転用が聞くと思ってて、日頃大型食品店など行くと市販品がないかと探すのですがね・・・あまり見かけず。特にこちらではザラツキ感が素晴らしく、薬味を少し感じたりします。マー油自体もケチケチせずに多めにふりかかってるのも心意気!。
 

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衝動は抑えられない!刻みニンニクに紅ショウガを投入してアクセル全開!
 
 しかし・・・今回はニンニクの衝動を抑えられない!。ブレスケアもバッチリ買い換えたばかりだから、ここは思いっきり行くぜ!。
 

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 生ニンニクをクラッシャーで!と行きたいところだったが、こちらは刻み生ニンニクがポットに入っておりますから、それをズバズバと何回も投入。蓋を開けた瞬間から匂う(笑)。濃厚豚骨をベースに、マー油のシャープなキレに加え、粗みじんニンニクがボディーブローのように攻め込み、クサクサ旨味の猛ラッシュで、ダウン寸前なオレです。
 

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 ここで忘れかけていた紅ショウガを投入。この独特の最強ジリジリ感がいいね!。ダウン寸前で目が覚めたように、また食欲が盛り上がってくるではないか!。麺とも絡みやすく歯ごたえにアクセントを形成するのも楽しいアイテム。ここから先はアクセル全開で食べまくり飲みまくり、やっぱり替え玉を抑えきれなかった流れです。
 

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豊華食品:なんと言われようと濃厚豚骨には極細ストレートの低加水麺が最高なのだ!
 
 豊華食品・・・よく知らなかったのですが、最近偶然その麺箱を見かけます。直近では西荻窪南口にあるお店など。こちらは【太麺】【極細麺】を選べるシステムになっており(口頭)、太麺だと大盛無料。極細麺に大盛はありません。替玉対応となりますが当然有料(100円)。デフォルト量は「太麺:150g」「極細麺:110g」。どう考えても極細麺だと割りに合わないような気がしてならない・・・。
 

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 しかし濃厚豚骨スープだったら、極細麺必須でしょう!。細麺と伝えましたが、カタサなどの確認がなかったので、それはそれで楽しみで待つのみ。以前のラヲタ駆け出しで、イチビリなオレだったらハリガネ!なんて言いそうですが、粉なの風合いは柔らかさにもあると、最近改めて感じたからね・・・。そして配膳された瞬間のデフォルト加減は、ちょうど良いカタメの風合いだった!。
 

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 最近、博多麺を食ってなかったのもあって、非常に粉な風合いが鮮烈で気持ち良い!。極細麺だからスープの持ち上げ半端ないのに、汁浸透を一切していないから、咀嚼でスープと麺を一体化を一から始める事になる。その最初の一口目・・・強いクシクシ感の後に鼻腔に流れる風味の良さがたまらん!しかし麺量も少なめだし、あっと言う間に汁吸い込みが進むので、悠長なことをしてられない。多少慌て気味で食うのも博多麺の醍醐味でしょうか。麺を食い始めて1分経過した頃には、替玉コールをしてました。
 
 

 

 
 
誘惑に負けるオレなのさ・・・・替玉召還!
 
 替玉には麺のカタサを確認してくるのね・・・。店内に貼られたPOPを見てみると、何と7段階に対応。「粉落とし」から「超やわ」まで対応してくれるのだ。これはもう「秒単位」の調整と思われ、見極め力には感服するしかない。あまりイチビリったりせず、今回は素直に「カタメ」とコールです。
 

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 すでにタレを軽くかけられている。銀皿から流し込むように麺をずらしながら投入。九条ネギとチャーシューの欠けらも入ってて、納得の風貌です。
 

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 みなさんご存知の通り、替玉の方が1玉目より水分低めに、パツパツ目に感じる。1玉目だとまるでバリカタ以上のように粉風合いが楽しめていいね!。
 

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 この2玉目の麺風合いをダイレクトに楽しむことも重要で、だから博多麺だと1玉だけで帰れなくしてしまうのだわー。
 

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薄めの肩ローススライスが好き!汁にも馴染むし低加水極細麺にも最高なコンビネーション
 
 基本的に薄切り肉。なんだが微妙な厚みが心地よくて、ペラいんだかペラくないんだか・・折りたたんで食うと妙にハマるー。マー油が部分的に染み込んでいるのもあるけど、程よい塩気で旨し。いくら食ってもカロリーゼロなら無限に食い続けてたい、そんな魔力性も微妙に感じます。
 

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 嬉しいのは注文を受けてから、スライサーで人数分必要分カット。当たり前のようで、抜け目ない気配りが良いと思うし、その方がきっと在庫を無駄にしないと言うことなんでしょう。それでも「きっとオレの肉をスライスしてる!」と思ってカットしてるの眺めてるだけで、その肉が愛おしく一層うまく思えてくる。
 

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 ちなみに、きくらげもナイス。チャーシューのソフティな歯ごたえとは裏腹な、バキバキした歯ごたえがたまらん!
 
 

 

 
 
味玉にハズレなし!濃厚なスープの塩気にあって、濃密な甘味が安らぐのだ!
 
 久しぶりの濃厚豚骨と博多麺でかなり興奮した今回の一杯。実は脳みそが疲れすぎて、あまり味玉のイメージが残っていないのだが(苦笑)。ただ濃密でマイルドな卵黄だけは印象に残ってる。ねっとりし過ぎず、ペッタリとした全体に絡みつくような柔らかさ!きめ細やかさ!。出汁の浸透はあっさり気味、そして熟成の甘みもほんのりと薫るといったイメージ。なのでやや塩気あるスープと混じると、甘辛が混じったようで、より美味く感じる。嗚呼、やはり今回も味玉にハズレなし!。
 

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総じまして「濃厚民族の魂揺さぶる直球豚骨!背徳の豚骨エキスに風雅なる低加水細麺の魔力にひれふせ!」
 
 ・・・と言う感覚でして、最近あっさり系ばかりに傾斜していた自分としては衝撃の一杯!。営業時間とロケーションが悩ましいのですが再訪確実。限定麺も人気なようですでに焦ってしまいます。次回はそれ狙いと言うことで。そんな応援気分が収まりませんが、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
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