ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3505】 中華そば 梟 (東京・蓮沼) アジ煮干中華そば + 肉増し + 懐かしの固ゆで玉子 〜復活のフェニックス的ふくろうの羽ばたき!レトロとコンテンポラリー裏腹な二面性崇高中華そば!

知らぬ間に復活!フェニックス梟!!
 蓮沼の「梟」さんが休業という知らせがあり、嗚呼・・・やはり負のスパイラルが切れんのかと、寂しさを噛み締めておりました。駅から近いし旨い店なのに、実に残念で不思議。そういうオレも訪問頻度を上げて貢献しきれなかったのだが、と罪意識です。ところが暇に任せてツイッターを眺めていたら、再開を知りこれは実に嬉しかった。早く行かねばと思いつつ、ようやく実現できました。
 

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 お昼休みの後半になんとかたどりついた蓮沼。早速店前に行くと暖簾代わりのTシャツが揺れている。ああ本当に完全復活だと喜んで入店します。すると先客1名、後客1名でなんとなくまだ寂しい感じ。ご店主から「空いている椅子を使ってお荷物置いてください」と伝えられたが、そんなに満席になる心配はないということか?。不思議だ、旨いのに・・・・この時点から応援気分です。
 

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 実は「辛いそば」で最後は飯割をして楽しむつもりでしたが、中華そばが「アジ煮干」という冠がついて以前とはちがうのか?そんな興味から、急遽予定変更して「アジ煮干中華そば」に決定。そして売上貢献しましょう!と「肉増し」と「懐かしの固ゆで玉子」も追加いたしましょう。さらに飯系も追加したかったのですが、最近食が細くなってしまいきっと食い切れないので、それは辞退ということで・・・。
 

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アジの甘めの煮干感に透明な醤油感!薬味が実は上品に響くのだ!
 
 今回はあまりにも天気が良くて暖かいから、蒲田から歩いてゆきました。全然行ける距離ですね。商店街を抜けたり、線路沿いを歩くとラーメン店がはやり多いのを実感します。一駅移動すれが随分と落ち着いた街並みに変わるところも実感。この一駅の距離感で、客入りにこんなに影響するんでしょうかね。ますます応援気分です。そんな気分高まるところで、タイミングよく配膳が完了。それがこんな麺顔です。
 

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 おおお!これはなんとも心憎いね!ダイナミックな肉感ありつつも、全体的には穏やかな馴染みを深く感じさせる落ち着き。肉の質感が艶めかしい一方で、スープの柔らかく落ち着く醤油ブラウンが魅力的。そして何と言っても深く渋く光る味玉が、存在感を放っておりまして、写真でみるよりも実物ははるかに旨そうです!
 

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 まずスープからですが、確かにアジ煮干をかんじさえる「柔らかい甘み」が分かりやすい。アジの白身由来のすっきりした甘味が支配的ですが、鮮魚系とは言いませんが、意外にも魚感もしっかりと受け取れます。ニボった苦みは皆無で、これは広く受け入れられる魚出汁という感じ。鶏豚のエキスは仄かでもしっかりと感じる部分もあり。魚強めのミックス出汁というイメージでしょうか。
 
 

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 醤油の明るい輪郭も奥に隠れてますね。どうやら「にほんいち醤油」のようだった記憶!?。ゴクゴクと飲み干すと鼻孔を駆け抜ける風味が、一部カエシの輪郭を感じさせます。さらに注目したいのが薬味です。薬味が溶けるだけでかなり食べやすくなるだけでなく、崇高にも思える!。これはネギも頑張っているけど、細かく刻んだ茗荷の効果が絶大かと!。この清涼感がネギにも響き、そして煮干の素朴感を一気に洗練させてゆくようです。いや・・・薬味は侮れませんよ!。
 

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しなやかそうで淡いクッシリ感を保つストレート細麺!大衆的なようで用品かも
 
 少し湿ったような「渇き」が芯に残るイメージがいいね。全体的にしなやかな腰つきで、スパスパと切れ込む密度が低めな感覚です。その分しなやかさがキープされており、まとまりとすすり上げがとても楽しく感じます。加水としては中レベルなストレート麺。歯で千切った断面を視認すると、見た目には芯があるけど、感覚としては淡いクシクシした感覚で、奥歯で潰して味わいました。
 

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 基本的にこれは汁を吸わせて楽しむタイプですね。出汁エキスとグルテンの風味が一体化した旨みがいい感じ。細かい茗荷の微塵が、この麺にも貼りついたりひっかるので、所々旨さが弾けるかも。これは汁なしでもなかなか使えそうなイメージなのだがね・・・・。今後ラインナップの増加を期待したいところですな。
 

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うわ!悶絶の極上低温調理チャーシュー!夜なら酒を必ず合わせたい!
 
 ここも低温調理がすばらしいね。肩ロース肉はサイズも優雅だが肉厚な感じもあって食べごたえがある。薄味好きなら絶対に気に入るかも。肉を折り曲げて繊維質にスキマをバックりと作り上げ、そこに浸透させたりして遊びます。折曲がった分厚い肉でも、カフカと千切れてストレスなし。肉味とスープの旨みがジューシーに広がり、格別な豚肉として楽します。
 

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 一方鶏の胸肉も絶品。周囲に伺えるペッパー感がいい風味を感じさせて、少し洋風な味わいも楽しませてくれる。これも繊維質がしなやかでフカフカパフパフな歯応えですが、豚よりもきめ細かいです。これは淡泊な味わいのままを楽しむのがいいと思います。例えば焼酎など辛口の酒と合わせたい雰囲気ありあり。これは旨いね。こんど自前で柚子胡椒でも持ち込んでみようかしら・・・。
 

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改めて懐かし味感じるレトロ味玉!固ゆでの旨さを思い知る!
 
 故きを温ねて新しきを知る。そう!今更ながらこれが斬新さを思うほどに旨い。近年、トロトロ卵黄の色気にノックアウトされてきましたが、スカスカに渇きを覚えるような卵黄には、実は出汁が深く滲んでいて、湿り気のある白飯と一緒に食えば最高に合いそうです。以前ご店主のTwitterを拝読してたら、「辛いそば」の残り汁に白飯を投入し、そこにこの固ゆで玉子を放り込んで、ぐちゃぐちゃにしてみると旨いんだそうです。これ実に魅力的でして、本当は今回これをやりたかったんですよね・・・・。
 

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 私なりのこの固ゆでの食べ方だと、3ステップでしょうか!
 1)そのまま最初はかぶりつく。乾いた風味を味わいながら、スープを口に流し込む。
 2)割れ口にスープを少しだけ沁み込ませ、半分湿った状態で味わう。
 3)最後に残った欠片をレンゲで受け、たっぷりスープを掬い合わせて一気に食らう
 
 特に2)のステップでの味わいが面白い・・・・。「固ゆで玉子」のブームが来ないだろうか!。
 
 
 
 
 
総じまして「復活のフェニックス的ふくろうの羽ばたき!レトロとコンテンポラリー裏腹な二面性崇高中華そば!」
 
 ・・・という感覚でしょうか。シンプルなメニュー構成ですが面白さ味わい深さは多面的。こちらはおやつタイム過ぎても営業してるようなので、これは通し営業的に使えて更に嬉しい。引き続き定点観測をさせてもらいます。そんな応援気分で、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
YouTubeにまとめてみました!

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