都心でレベルの高さと通し営業!もはやオアシス的な中華そば屋!
中華そば 勝本 (東京・水道橋) 味玉中華そば + サッポロ生ビール黒ラベル小瓶 〜ラーメン食べて詠います
- <酒> サッポロ生ビール黒ラベル:250円(小瓶)でしっかりサービス御通しまでサポート!
- <メンマ> コリっとした食感とサクッとした切れ味!歯応え快感コリサクメンマ!
- <全体> THE 中華そば!デフォルトの迫力が半端なし!これで730円が信じられん!
- <スープ> しっかり煮干の香ばしさに鶏ガラの分厚いコク!香味油が甘味も演出!まさに豊潤とはこのこと!
- <麺> 浅草開化楼:しっかり密度も感じるストレート細麺!汁の吸い込み感もありつつ熱ダレしない質実さ!
- <チャーシュー> フカフカした柔らかさでスポンジのように汁を吸いまくる!旨さは肉汁と出汁のハーモニー
- <薬味> 黒七味:入れるべし!絶対に入れるべし!七味の投入で煮干が八番目のスパイスに変化!?
- <味玉にハズレなし!> 隅々までねっとりした卵黄!出汁と熱の浸透深く、甘味と塩気のバランスがナイス過ぎる!
- 総じまして「旨さ・質感・完成度・価格・・・まさにスキなし東京中華そば!食って損なし絶対食っとけこの感動!」
夕方もやや明るく感じられるようになって、寒さも緩んでくると、ちょっとばかり春の近づきを感じますな。そんなウキウキ気分の水道橋界隈。別に狙ったわけではないが、ちょうど良いのが「中華そば 勝本」。何たって通し営業ってのがサラリーマンにとっては心強い!。昼飯晩飯ピークに通るといつもすげー行列だから、こんな日に利用しない手はありません。やっぱり外待ち1名と言うナイスな状況で、ものの1分程度並んだだけで、座席案内と言うスムースな流れです。今回はデフォルトの中華そばをいただくとしましょうか。いや・・・味玉もやっぱり付けておこう。
<酒> サッポロ生ビール黒ラベル:250円(小瓶)でしっかりサービス御通しまでサポート!
本当にここは良心的です。サッポロ黒生が、小瓶で250円。中瓶で450円。しかも立派なサービス御通しまでついてこの価格ですよ。温々とした立派なおしぼりも準備してくれますし、そりゃ足が向くよな。どうせこの後、もう一軒どこかで梯子しそうだったので、小瓶にしてセーブです。
しっかし早退けとしても仕事終わり直後のビールは心底沁みるねぇ〜。特に黒ラベルはみょうに苦味に甘みを感じてしまうので、喉が鳴るようにしてグイグイとコップを空けてゆく。あっという間に終わってしまった。こんなことなら中瓶にしてけば良かった。何だか全然酔いが回る気がしねぇ・・・。
<メンマ> コリっとした食感とサクッとした切れ味!歯応え快感コリサクメンマ!
このメンマも質がいいよね!細切りで長めのカットは関東風だと思っているんだけど、醤油の風味が若干残った感じであっさりした味わいがとてもナイス。それだけでなくゴマが少しかかっており、その風味も増してまた旨し!。
歯応えがたまらん!繊維質の引き締まりを感じるコリコリ感。固そうに聞こえるがさにあらずで、噛む力のどこかの閾値でサクリ!と見事に千切れる歯の感触が快感!コリコリサクサクコリサクコリサク・・・と箸と口の動きが止まらずだわ!。
<全体> THE 中華そば!デフォルトの迫力が半端なし!これで730円が信じられん!
ええい・・・やっぱりもう少しビールが欲しいな。どうせ250円だし、もう一本小瓶を頼もうか。それも少し格好悪いかな、どうしようと躊躇してたところで配膳が完了。こんな時に限ってメチャ回転が早い。受け止めたその一杯は、こんな麺顔でした。
おおお!定番の一杯でもちゃんとお盆に乗っかる丁寧さ!そしてこれぞと言わんばかりの王道たる主張を感じる自信オーラの垂れ流し。質感・サイズ感共々圧巻でございます。
醤油ブラウンは深くて微妙に赤みがかったブラウンを呈しており、表層には煮干を感じさせる成分が浮いている。そこには透明感もあって何だか香味油の分厚さも感じさせます。チャーシューもしっかりサイズで2枚。いかにも柔らかそうで、パフパフているのが見て取れる。味玉も何だかうっすらと染まって象牙色にも感じます。これはスキがないね・・・・実に旨そう!。
<スープ> しっかり煮干の香ばしさに鶏ガラの分厚いコク!香味油が甘味も演出!まさに豊潤とはこのこと!
ひとくち啜るだけで、シンプルに旨い!そして裏腹にいろんな味がする!見た目や券売機の商品説明では煮干先行なイメージなんだけど、個人的には鶏ガラの豊潤なエキス感が第一印象。実に分かりやすく明るく分厚い旨味で、清湯だと言うのにずっしりとした食べ応え感を与えてくれるよう・・・。そして次に来るのが煮干の風合い。ニボニボとした苦味というより、ニボっとした香り程度の軽やかさ。しかしその軽やか苦味もしっかり出汁って感じで深く染み入るようだから、本当に内容の濃ゆいスープだと再び感心仕出して味わい続けます。
そしてやっぱり醤油の凛々しさ!。塩気にはやっぱり醤油ならではの風合いがありありで、後味には何とも言えない醤油感が出汁の一部として残るようなイメージ。これが鶏ガラエキスと結びついているようで、妙に甘味とも受け取れるので複雑な旨さでしょう。
そして香味油がまったりと味わい残す?。煮干の成分を浮かせていた香味油はラードなのか?。とっても軽やかなラード感に似たようなのを感じますが、妄想の範疇なのでスルーしてください。
<麺> 浅草開化楼:しっかり密度も感じるストレート細麺!汁の吸い込み感もありつつ熱ダレしない質実さ!
塩そばでも印象良かったけど、やはり麺が旨い。とてもきっぱりとしたストレート。角麺が少し膨れたような切り口になっており、割と束になって麺同士がまとまりやすいイメージです。しかし持ち上げというより、汁の吸い込みの方が魅力的。香味油をくぐってコーティングしたかのように煌くが出汁との一体感が素晴らしい!。
加水は中程度?少し多へ傾く??しかし芯は全くないけど密度ある感覚で、プツプツと千切れて割とのびないですね。とっても熱々なスープなんだけど、熱ダレしないと言うか・・・奥歯に運び潰してもクチリとは潰れず、ヌツヌツとした多少分厚い感覚で潰れるようです。
こんな風合いが良い麺は、どうしても海苔などと共に食いたい。海苔の風味と麺の風味、そして吸い込んだ出汁の旨味をガッツリと噛みちぎって合わせて味わうのが旨い!。次回以降は海苔増しにしてみようかと、ちょっと思い始めています。
<チャーシュー> フカフカした柔らかさでスポンジのように汁を吸いまくる!旨さは肉汁と出汁のハーモニー
肉繊維自体がとっても柔らかくて、曲げると隙間ができてしまいそう。その隙間のできやすい部分にしっかりと出汁が染み込んでおり、もう見るからにスポンジ状態。そんな豚肩ロース肉。脂の部分もトロトロしており、大きくても一口で食い切りたいような衝動を覚えます。
これは早々に奥歯まで押し込み早めに咀嚼してしまう。噛むと溢れ出るのは肉味と出汁味の一体化した旨さ!チャーシュー自体のつけダレとか下味もあろうかですが、汁との一体感がハンパない!。やはり多yーシュー増し必須だろうか。結局次回は特製にしてしまいそうなオレです。
<薬味> 黒七味:入れるべし!絶対に入れるべし!七味の投入で煮干が八番目のスパイスに変化!?
黒七味と一味がテーブルセットにあります。個人的には黒七味の方がこの場合は合うと思います。もはや和食感覚な中華そばの出汁感??。2ふりくらいで十分。これで一気に味が変わります。七味の香味で鶏ガラ感がむしろ肉厚に感じられ、また甘味も膨らんで感じられる!。そして七味の風合いがしっかり溶けて和風スパイス感ありありな味風景に変化です。
面白いのは、煮干の風合いはマスキングされてしまうようで・・・実はそれが八番目のスパイスに変わったように妄想できること。ニボっとした軽い香味がちょっと変化してニボ感は消えるが別の旨さに変わったようなイメージ・・・。うまく説明できないけど、これは激しくオススメする味変!。
<味玉にハズレなし!> 隅々までねっとりした卵黄!出汁と熱の浸透深く、甘味と塩気のバランスがナイス過ぎる!
これもまたトップレベルの味玉だったからまいるな・・・。まず温度。しっかりと中まで温まっているだけでなく、熱さも多少あってこれだけで随分と印象が違う!。それに白身はきれいに均一に染まっており、フルフルと震えるくらいの柔らかさに出汁味をしっかりと感じ取れます。そして卵黄は、隅から隅までねっとりとした感覚が一定で、まるでペーストかと思うほど。ここにしっかりと出汁が浸透して熟したような甘さがあると思えば、塩気がしっかりと効いていて卵本来の旨味も濃厚に伝えるという優れものです。都心で100円で出す味玉としてはかなり素晴らしき哉。これも激しくオススメ!嗚呼、やっぱり今回も当たり前だが、味玉にハズレなし!。
総じまして「旨さ・質感・完成度・価格・・・まさにスキなし東京中華そば!食って損なし絶対食っとけこの感動!」
・・・と言うしかありません。このご時世、特製ラーメンはもう千円の壁が崩壊したも同然な状況ですが、未だに壁を守ってくれてる心意気も素敵!。味に妥協せずで、また店内のサービスも素晴らしいから、ちょっと比類するとこ探すの難しいかも。だからこそ、広く皆さんにも激しくオススメ!。もうすでに行って食ったことある人ならわかるはず。旨し!今後も応援し続けますから頑張っていただきたい次第!。そう言えば虎ノ門にも支店ができるそうですね。そちらにも顔を出します!応援一色になりましたが・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!