ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3484】 をかしやそば (東京・西荻窪) 手打ちラーメン+燻製チャーシュー 〜西荻窪の謎めくディープなグルメ感満載の隠れ家ラーメン

こりゃ〜ディープなビル地下に質実な白河ラーメンがあったもんだ!
 西荻窪はとてもディープな街ながらも、実に居心地の良さを感じさせます。杉並区の人気の高さが伺える雰囲気ありありで、小さくも小洒落た飲食店や、古着屋が多くて、老若男女がいつも集う街。この近くに自家製クラフトビールを提供する店があって、ラーメン活動抜きにしてよく利用するエリアです。
 

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 ここに「をかしや」という菓子屋のような飲み屋があり、日曜日昼だけ白河ラーメン提供という情報あり。しかし、以前に近くに移転したらしく、「西荻燈」と店名を変えて営業している・・・と理解していました。そう信じていざ日曜日の昼に訪問してみると・・・・いかにもビル地下飲み屋フロアのゴーストタウン状態で、いかにも怪しい〜。本当にここで営業やっているのか?。人の動きが全然感じられない。
 
 
 開店時間近くになると、一人客がやってきて・・・なんとなくホッとしてしまいました。「をかしやそば」さんは、移転をして「西荻燈」になったnじゃなくて、「西荻燈の日曜日オンリーのセカンドブランド」として、継承されたという理解が正しいようです。ラーメンに関してはメニューは変わらないようですが。このややこしさがまた、怪しさに拍車をかけます。
 
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怪しさとスタイリッシュな店箱に反して・・・実に素朴極まるハートフルな出汁感!
 
 店のロケーションがすこぶる怪しいのですが、一歩店に入るとなかなか居心地が良いです。清潔感あるし、湖の底にいるような落ち着きを感じる証明感と雰囲気。接客もすこぶる良しで、さすが西荻窪の飲食店。個性がなくては何事も面白くないと言わんばかりです。この雰囲気なら普通に飲みにふらっと寄っても良い。今年は特に仕事で色々ありすぎてヤサグレ気分なオレですから、魂を癒すスポットを見つけてしまった感じです。そんなしみじみとムードに浸っていたところで、急に配膳が進む!ラーメンヲタクに引き戻された感じで対麺を果たしたのは、こんな麺顔でした。
 

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 おおお!白河ラーメンと分かってはいたものの、素朴さが溢れるプレゼンスが見事としか言いようがない!。とら食堂」はまだ行ったことないんだけど、分店やオーマジュの一杯などはそこそこ食ってきたつもり。それと遜色ないどころか、優しさ、穏やかさについては、すごくキテますよ!。燻製チャーシューが思ったほどより自然なピンク色で、そこも自分の趣向にハマったのかもしれない。
 

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 まずは優しい味に決まっているスープから味わい出しますが、想像以上の優しさに心が躍ります。実にあっさり度が高く、人によってはコショウを振りたくなるかもですが、薄味に潜む旨味を感じて欲しいかも。鶏ガラの芳醇さというイメージは低く、色気よりは素朴さ。優しい動物感なので、鶏の色気というより豚の優しさの方が効いているのかもしれません。醤油感覚は低く、従ってカエシも低め。なので昆布などの乾物の旨味が、いつもよりふんだんに感じられます。
 

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 小松菜とネギの風味がいつも以上に清涼感を与えて、淡い出汁とよくバランス取れてる。燻製チャーシューの旨味や縮れ麺のグルテンの甘みなど、後半溶け出したところが美味い感じ。また温度感もチリチリさせない熱さだから、穏やかにゴクゴクと飲みほせるようなスープ感です。
 

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まさしくハンドメイド感覚の塊!手打ち縮れのピロピロ麺!チュルピチフカフカな食感!
 
 カウンターの奥に、手回しの製麺機がありましたので、そう多く打てない少量生産ですね。綿棒も立てかけられて、好きが高じて商売始めた感が受け止められます。手打ちでぎちぎちに打ち固めたようで、加水は高めなのでフカフカとした歯ごたえ。汁をバクバクと吸い込みがちで、グルテンの粘りは低めです。これは汁を吸い込んでからの汁との一体感が楽しいタイプで、咀嚼で潰そうとするといきなり旨味が溢れる。糖化しやすいという感覚なのだろうか・・・。
 

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 何と言ってもピロピロ縮れの表情。麺の長さがやや短めなのもあって、一旦啜り始めると一気にズボボボボボ!っと高速に啜り切れます。その感駆け抜けてゆくピロピロ縮れの抵抗感・タッチ感がソフトに刺激を与えてくれ、快感を感じるポイントとなりましょう。もはや汁を吸って飴色にも見える縮れ麺。量があっても問題なく食い切れるので、大盛りがオススメ。
 

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圧迫感を感じさせないナチュラルな肉増し感!熟成感じる豚ロース肉がさすが!
 
 実はあまりお安い価格設定ではありません。中途半端に後悔したくないので、チャーシュー増しにしてしまいました。燻製とあるのでハードな歯ごたえをイメージしがちですが、むしろ柔らかい。柔らかさを残す燻製感で、ほのかに薫る風合いは、薄味スープにマスキングされることなく、素直に味わえます。タレの浸透より燻の香りが先行。しかしスープに浸るとゆくりと出汁感に浸透を受けます。ロース肉と思われますが、繊維質が繊細で、もも肉か?と迷ったところ。脂の燻製された部分がなんともあっさりとこく深いので、何か酒があれば本当はよかったのになと思いました。上品な風合いなのでいくらでも食える。圧迫感与えない肉の旨味。それでも熟成された旨味はさすがです。
 

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総じまして「西荻窪の謎めくディープなグルメ感満載の隠れ家ラーメン」
 
 ・・・としか言いようが浮かびません。これは平日夜の部の営業に大きに期待が持てる。酒を飲んだあと〆として食うにはベストマッチ。最近特に歳を感じるせいか・・・このくらいのあっさり味の方がしっくり来るね。若くなくなっても、色々と分かることが増えることはいいことだな。そんなしみじみ気分ですが、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
 
 
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