ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3320】 麺や でこ (川崎・武蔵小杉) 特製和風冷やしらーめん + 〆のお茶漬け ~才能遺憾無く発揮の凄旨冷やし!そして珠玉の〆茶漬け!

twitter はかけがえのない昼飯メディア!>
 
 今年は例年より暑いのは承知しているものの、体の衰え、業務上の悩み、それによる寝不足など重なり、もう暑さでメロメロなのです。横浜方面から都内に向かう途中、昼飯は当然ラーメンなのだけど、もう「冷やしラーメン」しか頭にないのでした。そこで、キーワードで twitter 検索したところ、「麺や でこ@武蔵小杉」で和風冷やしラーメンを提供中との情報をゲット!。このブランドには信頼を置きまくっているので、もうこれは行くしかないでしょう!。
 

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 開店前に目指して行きましたが、暑さゆえ足取りが重く、既に先客が並んでいるところに連結いたしました。運良くすぐに入店を果たしまして取りえずやれやれ。そんな思いはみなそのようらしく、前客後客と、「和風冷やしラーメン」狙いの方ばかりでした。今回のこの限定メニューですが、どうも「〆のお茶漬け」と合わせることを全面に推しています。正直言って、普通の茶漬けより、冷えた煮干しの出汁で白飯を浸して食いたい私。最初は注文する気はなかったのですが、説明書きを見ると残ったスープで割れとのことだったので、初志を軽く撤回してそれをいただくことにします。
 

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 最近、ラーメンの出汁でつくる最後の茶漬けにハマっている私・・・。実は今回の出汁茶漬けが、猛烈に旨かったので、今思い出しても泣ける・・・・。
 
 
 
<エソ煮干!伊吹いりこの絶妙なるビター感と香ばしさ!そして甘み!薬味もナイス過ぎる!>
 
 「麺や でこ」さんには、結構足しげく通っているのだけど、限定は週末休日に発表されることが多く、実は多くの名作を食い逃しております。に「鮟鱇の肝」「雲丹」を使った限定には、大変悔しい思いを実はしていて、平日の限定展開を強く期待している。なので今回、ゲットできたこと自体だけで、実は少し興奮しているのです。そんな一杯はこんな麺顔でした。
 

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 おおお!見栄えはかつての塩ラーメンに似ているが、器が軽く冷えた汗をかいているのが伝わる。またトッピングの薬味に涼やかさな味わいを想像させます。大葉もさることながら、茗荷がいいね!。茗荷は大好物でして、冷奴、味噌汁には必須アイテムです。また大葉は刺身には必須ですし、自宅で和風ジュノベーゼなんかするときには重宝。白ワインに非常に合う味わい。そんな薬味の構成を引き立て役に回しているのが、「冷えた煮干し汁」。これがまた強烈に旨し。
 

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 twitter 情報によりますと、今回は「エソ煮干」「伊吹いりこ」だそう。「エソ煮干」が実にいい!。確か白身魚でしたっけ?居酒屋で食ったことがあるし、たしか練り物の材料とされる質感高い白身魚の部類。この煮干しですから、片口鰯のようなニボニボパンチとは別世界です。苦みは軽く、香ばしさのみを映し、そして品のある甘味が広がるイメージ。冷やしですから、味がひろがりにくいところを、秀逸にふわっと感じさせるのです。それだけでは上品すぎるところを、「伊吹いりこ」で肉厚に仕上げているのでしょう。深みとも感じますが、しっかりとした煮干ボディ感を伝えます。恥ずかしながら、「にぼし」と「いりこ」の違いが分からんのだが、「伊吹」とくれば「いりこ」なので、きっとブランドなのでしょう。
 

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 スープのまた冷えてる温度がすばらしい。汗が体の内側から引いていく感じがいいね。そしてその温度感によく合うのが薬味です。大葉はイメージしやすく、煮干しの素朴な味わいに華やかさを添える感じで、一気に崇高感を高めてくれるから好き。そして茗荷はフレッシュで古風なハーブ感で清涼で嫌味ない苦みを広げてくれる。大葉と茗荷のエキスが冷えたスープに溶けだしたりして、薬味と言わず、追い出汁のような役目すら感じる次第です。
 

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<クツクツ歯応え楽しいストレート細麺!明るい食感に風味も漂うのだ〜>
 
 麺がまたいい。実はすでに〆の茶漬けに気分が飛んでいたのだが、麺のクツクツ感がすばらしかったので、意識を麺に引き戻されてしまいました。茹でた麺を流水や冷水で締めた場合、多加水麺の場合、強い引き締まりと同時に縦にビヨーンと伸びるような感覚がよくあります。しかしこちらは、そんな感覚が少なく、むしろクツクツとした切断感覚のあとに、麺の風合いを感じるような・・・・香りを感じるように思えます。
 

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 この感覚が、持続しますのでグルテンの風味をずっと楽しめる。また汁浸透が少ないゆえに、出汁に濡れた表面が異様にズボボボボと軽く啜りあげられる。時々、大葉や茗荷を引っ掛けてくるから、一緒に噛み潰しましょう。麺の風味と薬味の刺激、そして出汁の旨みが一体化するのが、非常に美味くてならない!。
 

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<完璧の鶏胸肉と豚肩ロースの低温調理!冷製気分で豪勢にいただく!>
 
 もうチャーシューは完璧でしょう。これまでもう何回も語りつくしてきた逸品。パフパフとした鶏の胸肉は、甘噛みしたくなるほど柔らかく、汁に濡れているだけのようで、肉繊維の隙間に深く入り込んで旨しです。薬味を利用して一緒に味わうと、思わず冷酒が欲しくなるほどの出来栄え。そういえば、夜に「麺や でこ」にずいぶん訪問してないな・・・・・。また豚の肩ロース肉は絶品。肩ロース肉の赤身と脂身の配分もよろしく、低温調理によるつけ汁の浸透も程よく、ストレスを感じさせないナチュラルさがいいね。両方ともいつもは、暖かい汁の上で味わうため、今回の食べ方は冷製オードブル気分で、大人の味わい方でした。
 

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<味玉にハズレなし!>
 
 今回はどこを切っても秀逸な味わいでして・・・イメージに残りにくかったのですが、やはり旨いね。割と薄味の出汁に浸かった味玉だけど、玉子本来の味わいと甘さをキープしつつも、さらっと香る出汁の旨みがいい感じ。薄味が深く熟成したような、卵黄の深みがまた絶品。芋羊羹上にねっとりとした仕上がりが、舌全体にこびれつくのが至福の瞬間です。嗚呼、今回も味玉にハズレなし。
 

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<珠玉の〆茶漬け!単品で丼化して欲しい〜!>
 
 いつもなら、最後に余った汁に白飯をドボン!。ところが、今回は「この一杯のためだけのオーダーメイド」のような〆の茶漬け。最高でありました。茶漬けの王道「鮭フレーク」。薬味というか、ごはんのお供と言えば「海苔の佃煮」。薬味と色添えに「三つ葉」。そして茶漬け食感と言えば「あられ」。これだけでも旨いはずなんだが・・・「大葉・茗荷・煮干し汁」が混じる。加えて「練わさび」がそえられていて、茶漬け的味構成としては、非の打ちどころがありません。
 

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 至極の旨さ・・・至福のとき・・・もうこの食っている瞬間は、何も耳には音を感じません。五感のうちすべての意識は「味覚」に集中。
 

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 総じまして、「才能遺憾無く発揮の凄旨冷やし!そして珠玉の〆茶漬け!」と言う他ないでしょう!。「真夏の夜の夢」ならぬ・・・「真夏の昼の悦」。ハッキリ言って感動ものです。この一杯は、限定メニューなのが辛いところですが、気になるかたは、この店の twitter をこまめにチェックされることをお勧めします。
 
 今日の至福な体験に感謝しつつ、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 
 
   冷や煮干
   美味さと才能
   溢れけり
 
 
   〆の旨さに
   感動二倍!
 
 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
YouTubeにまとめてみました!
 

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