ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3277】 麺屋ひょっとこ (東京・有楽町) 和風柳麺 ~まさに敵を作らないやさしさ!やはり有楽町ランドマーク的定番柳麺!

<都心駅近で通し営業はホント助かる〜!^_^ >

 この日は一日中拉致状態。午前11時過ぎに会議が始まり、もめにもめて昼飯タイム過ぎて、ボスが先約があると言って先に退席。残る私は、解決見通しが付くまで返してくれないという・・・フルボッコ状態。感情的に成りすぎるのは困るけど、、、、相手に筋は通っている。こういうネゴが未だに苦手でございます。結局出先だったんですが、解放されたのはほぼ午後3時。そこからオフィスに戻って、別の打ち合わせに午後5時から参加せねばなりません。
 

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 そんな状況で、朝飯を抜いたのもあって、腹が減りすぎて本当にへたり死にそうになってしまった京浜東北線。暑いのだが体が震えて寒気すら覚える空腹状態です。もうこうなったら二郎系でも食って攻めるところなんですが・・・・まだ会議が控えている・・・。そこで咄嗟に思いついたのは、ひょっとこ@有楽町。ここなら必ず営業してるし、駅から近い!。そんなわけで途中下車です。とても2号店に行く余裕はなく、素直に交通会館地下1階へと滑り込みます。
 

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 さすがに午後4時という中途半端な時間帯なら、すぐに座れますね!しかしそれでも私が座った直後にはまた小さいカウンター席は、すぐに埋まってしまったけど。客層を見ればほぼ私と同じようなサラリーマンばかりかと思えば、若い方もおられて世代ギャップなど、旨いものには関係ないのだという感じですねー。今回は、精神的にも参っていたので、一番あっさりと優し気な味わいの「和風柳麺」とさせていただきまそう。
 

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<まさに和出汁の落ち着きと優しく染み入る塩気!仄かな甘味すら覚える〜!>

 カウンターに腰かけて食券を渡したら、安心したのか気が抜けて力が抜ける・・・。お冷(お茶)のポットをセルフで注ごうとしたら、手が滑って少しこぼしてしまいました(汗)。慌てて対処しましたが、改めて今まで緊張が抜けなかったんだなーと再認識してしまう。誠に、つるし上げ、フルボッコは恐ろしいものであります。そんなヘタレな気持ちを見透かしたかのように、優し気な一杯が運ばれてきますよ。それはこんな麺顔でした。
 

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 うわわわわぁぁぁ・・・透き通るスープに蛍光灯が反射し眩しいけど、とても素直さが伺えるやん(涙)。見るからに優しいスープ感は全体に広がり、無骨と映る豚バラチャーシューでさえ、優し気な表情に感じてしまいます。また味玉もハーフとは言え、670円の一杯にデフォルトとしてトッピングされており、店側の心意気すら感じますし、サラリーマンを長年元気づけてきた一杯かと思うと、尊敬すら値します。ただ困難にぶち当たろうと、風の又三郎のように気持ちよく微笑み笑いかけてる、力強さってな感じでしょうか。本当にこのタイミングで私が出会うべきラーメンであったと、つくづく感じいります。
 

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 木べらのレンゲも素朴感を高めますね。透き通るとは言ってもエキスかが染み入っており、軽く霞んだ感じがいいですね。ゆっくり味わうと・・・久しぶりですが相変わらずの和出汁感が染み入りるようなやさしさです。塩気というより、旨みエキスのエッジングのそれに似ており、いろんな魚介系の中でも節系の豊な味わいをほんのりと感じます。甘さは程よいイメージで決して塩ラーメン感覚を損なうことはありません。鶏ガラ系の動物感は前には出てこず、逆に三つ葉の風味が鮮烈に広がるので、ますます和風なイメージを高めます。
 

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 食い進めていくと、チャーシューの香りが浸透していきますねー。また麺の風合いというか、吐き出されたグルテンの味わいが、スープエキスに結びついて更に柔らかい味わいに感じさせます。柚子の風合いは今回は入れませんでしたが、ちょっぴり欲しかったかな・・・と少し悔んだりもしますが、いえいえレベルは高いですよ。ハイクラシカル!ハイセンス!ってな感じでしょうか。
 

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<昔ながらの様相でハイセンスさも感じるストレート細麺が和む〜!>

 やや黄色い感じがするストレート細麺。柳麺と表現するが如く、細さをアピールするイメージの玉子麺です。いつもこの店で不思議に思えるのは、麺の茹で釜のお湯が、お茶か出汁じゃないか?と思えるほど褐色。いつか朝一番に訪問して、確認したいと思うのだが・・・そんな暇人ではないのですー。
 

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 形状としては丸みがあるフォルムで、しなやかな物腰の麺。麺同志が引き合うようでスープの持ち上げがとても良い感じです。加水は中程度で、モチモチというよりスパスパクスクスとした前歯の当たり方。次第に汁を吸い込んではクチリと短いタップで潰れるというイメージ。とても軽やかな麺なので、すすり上げると口当たりから喉奥に抜けるまで、ズボボボボボボっと気持ち良い音を立てながら食えます。
 

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 そんなに風味が強い麺ではないのでしょうが、スープがとてもサッパリと素直なので、わりと風味が響きやすいのだろうかと想像しています。真偽は不明。奥歯で細麺を噛み締めるところもまた気持ち良いですねー。細麺が端から順に潰れきれるところなんて・・・・揃った感覚が素敵です。




<味玉にハズレなし>

 デフォルトの半分味玉。嬉しい心意気ですね。この価格、このロケーションですし嬉しいです。とても素直でシンプルな塩だれが染みこんだフィーリングでして、卵黄の円やかさがとてもナチュラル。白身のふわふわ感も白身本来の淡泊な塩気がうれしいです。卵黄は全体が芋羊羹状態になっているので、スープの中に沈みこんでも濁らせることがない。単純にスープを染みこませるだけですから、素直に沈めてから味わうことをおススメします。
 

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<贅沢な厚切り!トラディショナル&ゴージャスなバラ肉チャーシュー!>

 こんな全体的に淡麗なで和やかな一杯の中で、唯一無骨さを表す豚バラ肉チャーシュー。大きさは言うに及ばずですが、その厚みが見事です。ここもコスパを深く感じさせるポイントですね。醤油ダレ系の味わいが深く滲んでいる上に、味わいが脂身の甘味と深く結びついていて非常に食べごたえあって旨し!。これは白飯と非常によく合いますね!次回、もっと元気で時間的余裕があるとき、肉追加は必須です!。
 

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 総じまして、「まさに敵を作らないやさしさ!やはり有楽町ランドマーク的定番柳麺!」と言う感覚でして、今回は本当に飯食う時間なく震えていたとこを救ってくれて、感謝極まる一杯です。人間は追い込まれると、弱気になるか、火事場のバカ力を発揮するか、踏ん張るかですが・・・・・今回は己のヘタレさが身に沁みました。そんなマイナス気分な時には、ちょいとメローで優しいスープが合うのでしょう。今度から、凹んだりマイナス気分の時には、この店の柳麺に救ってもらうこととしたいと思います。なので、今後ともよろしく。という感謝を忘れないうちに、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。



   飯食えず
   仕事追われる
   切迫に


   緊張ほぐす
   救いの



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
YouTubeでまとめてみました!
 

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