<自分の頭の悪さは脳みそ不足なのか?情報の整理が悪いのか?>
時々、周りの話の展開の速さについていけなくなる~(汗)。そんな会議や打ち合わせが増えてきて、嗚呼・・・オレも能力の限界かと頭を抱えておるのです。専門用語とかそんなお後から調べりゃよいし、その場で聞いてもよい。問題なのは、イニシアチブをもって会議を進めているメンバーの一人が、超頭の回転が良くて、ついていけない場合は困るのだわ。そんな高回転な人が一人だけだったら、まだスローテンポに合わせてくれようが、もう一人居た場合には、どんどん先に進んでいく。発言するタイミングや内容を頭の中で整理しだしたら、もうその時点でだめだな・・・。ちょっと帰り道で、久しぶりに本屋へ行って、頭の中の整理術みたいなのを探してみるつもり。
・・・そんな感じでもう頭の中がクタクタだったー。会議から解放された途端に、最寄りの駅前にある公共の喫煙コーナーにまっすぐに向かう。タバコに火をつけて、煙を溜息のように空に向かって吐き出すのだー。その後だいたい行動パターンとしては、スマホいじるよね。ワンパターンで、だいたいFacebookやtwitterなど定番なSNSをボーとただ眺めます。その中に「麺や でこ」で限定の「カニ味噌」なるのをやってる情報をゲット!。最近そこで味噌食ったばかりですやん!!。ご店主のアカウントに残念コメント残したら、まだやってるとのメッセージをわざわざいただきまして、これは応えるしかありません。なんとか都合をつくように計算して、ランチタイムに間に合わせて訪問しました。(こういうことに関しては、頭の回転は速い)
まあ、いつものことだから、混雑してます。訪問が夜だったら売り切れが心配です。「限定C」のボタンがそれをさすと聞いて、ポチリとその券売機ボタンを押します。静かに野口英世が一人が吸い込まれ、白い食券を吐き出す。スタフさんに渡して席を指定され素直にしたがう。こんなことをもう何千回もやってきているが、いずれ電子マネーか、生体認証なんかで代用が普及するのだろうかねー。
因みにオレは、まだ若いころはカニ嫌いだった。とにかく食わず嫌いで、ずっと母を困らせていた男だったわ。それが結婚してからは、比較的なんでも食うようになった。それを見て「私の苦労は何だったの!」と母から言われ、皮肉のような嫉妬のような妙な空気が一瞬重かったのを覚えています。今ではわざわざ、カニを追い求めて武蔵小杉にまでやってくるオレ。待ち構えていた麺顔は、こんな感じでした。
ううう?味噌じゃないの!?・・・・そう、てっきり定番の味噌色、でこの味噌専用真っ赤な丼がでてくると思ったら、煮干そばのような風貌に、オレンジのタレがかかっている。まるでトマトラーメンのような色合いで、変わった味噌だなと思いレンゲを入れると、下地のスープは煮干色のような風貌。おまけに丼は白い。先日、食った味噌味には、煮干風味の溶け具合が印象良かったもんだから、てっきり同じようにカニエキスが溶け込んでいるものと、思い込んでいたようです。
じゃ煮干じゃ!と思い直して、もう一回すすって味わってみると、ニボニボ感はないー。カニの風味がマスキングしたかなと思って、三口めをすすり食っているうちに、これはカニ全体の煮出しではないか?とだんだん思い直してきた。甲殻類のラーメンだってそれなりに食ってきた自負があったんだが・・・・どこかしらにザラザラ感が残るイメージが多い。そんなイメージの中、こちらのは一切そんなざらつきがなく、どちらかと言えば粒子が細かい。何のカニかは、何せ人生の半分をカニ嫌いで過ごしてきたから、何の種類かぜんぜん分からん。しかし、エビの煮出しよりも淡泊な味わいは十分に分かり、またそれよりも引き際がよい分、同じ甲殻類でも上品では?と思えるから不思議。カニ成分と岩ノリの相性は悪くないし、また玉ねぎ微塵の薬味とも、これほど相性がよいとは想像できませんでした。
上にかかっている香味エキスは、いかにも甲羅の外も内も成分を感じさせるものだし、非常に香ばしさがやわらかい。これもエビほど出しゃばったりしない。カニの出汁のラーメン・・・・昨年、京都で食って以来。その前は記憶にもなし。ちょっと今後も記憶に残る一杯になることは、間違いないみたい。
<限定スープに合わせたチューニング?ちょっと柔らかめに感じたストレート細麺>
味噌系でだす中太タイプでは当然なくて、煮干系で出す細麺タイプ。ただ以前食した煮干系の麺とは、風合いが少し違うように感じたのは、ゆで時間の微妙な調整によるものか?。ちょっと別もののように感じてしまいました。(こういう場合、気のせいなことがおおい)
ただ狙いでしてるとしたら、少しスープの持ち上げがアップして、それはそれで正解かと思います。オレンジ色の香味エキスが、麺の表面にてかてかと貼りつくし、またそれが麺と麺と貼りついてスープを上げていくようなイメージでズルズルと一気に食い進めてしまいます。前歯の千切りもスパスパと小気味よいものだし、奥歯で潰したときの、カニエキスとの一体感は、十分に旨みを感じさせてくれるし、それも楽に食える弾みようです。
<チャーシューにハズレなし>
もう何度も何度も、言いつくした感がありますが、こちらの二種チャーシューは、今回も完璧。豚の肩ロースの半レアは、塩気と肉旨みの区別がしにくいほどの、崇高なバランス感がいい感じ。当然やわらかく、筋にあたるなんて無粋なところは一切ない。鶏むね肉も、パフパフっとした食感がとてもシルキーは歯ごたえで、無限大に何枚で食い続けられるような思いがします。
総じまして、「見事な期待のみそ裏切り!海鮮煮込みのシルキー蟹エキス!」と言う自分勝手な感じ方で申し訳ない!。いやー、これまで限定をわりと外して食い続けてきてますが、「でこ」なら限定狙いで訪問しつづけても飽きない気がします。東横線は頻繁に利用しますので、これはラーメン活動の定番パターンができ上がってしまうかも。それもいいね。それにしても、うまいもん食ったら気が晴れて、なんだか先ほどまでの頭痛が嘘みたいに消えてゆきました。頭痛にラーメン。私には万能薬ということで。そんな感じですがすがしさを忘れないうちに、とっとと最後に詠っていつものように締めます!。
会議中
頭回らず
めまいして
脳みそ補強に
カニ味噌食らい
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
参考までに、簡単にYouTubeにまとめてみました↓