<北風が吹く中・・・風は南から〜>
花粉が微妙に飛んでいますねー・・・鼻がムズムズして止まりません。何だか頭がぼーっとしている状態で、朝から重たい会議に出席してみましたが、集中力の低下を確実に感じます。しかも二日酔いの重なってのことで、気持ちが悪いったらありゃしない。などと思っていたんですが、会議が終わると少しづつ体調が元に戻ってゆきました。結局、会議のプレッシャーが気持ち悪くさせてただけのようです。いくつになっても、未だにヘタレなオレです・・・。
社屋を出ると北風が冷たいけど気持ち良い!そんな解放気分も手伝って、なんだかしっかりと食いたくなってきた!。蒲田乗り換えを利用して、Jインスパイアでもと目論んでみましたが、ニンニクくさいとね・・・。なので、もう一つ気になる店「風は南から」さんへと方針転換してみました。なんと丁度一席空いていたというラッキー!しかも大盛無料と書かれたボードが嬉しいじゃありませんか。そんな感じで、「特醤油ラーメン・大盛」を頂いてまいりました。
座席に座って食券を渡して座る。ありゃりゃ・・・お隣さん(女性)、ハンドバックはカウンターに置いちゃだめだよ。と心の中で呟いたら、テレパシーが伝わったのか膝の上にどけてくれました。その時のオレの顔が怖かったみたいですー。
<濃ゆさからワイルドそう?実は優しい円やか醤油!>
妙に他客は背脂醤油が多かったようでした。そっちのほうが人気なのか、旨いんか・・・ちょっと後悔が始まって、まだ今のうちなら変更でお願いできるぞ、さあどうするどうすると迷いますが、結局いつも言わないんだよなーオレって。つい先ほどの会議でも、そんな感じで負け越した感あったしね。なんでも関連づけて勝手に凹む。そんなタイミングで、まるで勇気づけるように、その一杯は運ばれたのでした。それがこの麺顔です。
おお!THE特製!という感じ。麺顔一面に埋め尽くす具材たちが綺麗に配置されつつ、全体的には男っぽいオーラ感も漂わせる、かなり質感の高い面顔ですよ。特にチャーシューが圧巻ですね。すぐにでも肉にしゃぶり付きたい気持ちを抑えて、まずはスープからしみじみといただきます。
なかなか濃ゆい醤油ブラウン。ブラック2歩手前ぐらいの深い色合いで何となく塩気を予感させます。それでいて透明感はありそうで、あまりない。端麗な醤油かと思いきやレンゲですくってみると、半濁系の風合いですがトロみなどはなくサラサラとしたもの。まずはひとくち味わってみますと、これが塩気どころか程よく甘味すら感じる、とても円やかな醤油の味わい。ワイルドそうな風貌なのが、実は優し味わいです。背脂排除でもここまで円やかなのか・・・すばらしい。喉の渇きも感じなく、動物系の煮出しもしっかりしてます。豚骨をさらっと感じる旨み感。そこに乾物等で甘味を施したのか・・・しつこくない後味がいいね。後半になると麺の風合いもスープに移りますので、円やかさがさらにアップします。
今回は試さなかったが、ニンニクを入れて塩気を尖らせるのも楽しいかも。また背脂だともっと円やかな豚の甘味が広がると思えば、デフォルト醤油としては非常にバランスよいでしょう。端麗でもなし、濃厚でもない、このバランス感覚が私は好きです。
<やや密度感高めな捩れ麺!喉ごしのライトで歯応えクッシリ〜>
カウンターの端に積まれていたのは、三河屋製麺の麺箱。醤油と塩は中太、背脂は極太らしいです。その中太麺は、すこしうねってボコボコとしたフォルムでやや黄色い感じ。縮れ麺とまでは呼べないほどのゆるやかなウェーブで、表面のつるつる感が印象的でした。スープを吸い込んでいるのか、引き上げると微かに飴色にも感じ、口当たりがとてもライト。微妙に外固なゆで上げだったようです。ずぼぼぼぼーっと大きく音を立ててすするには楽しいー。お隣客の興味を引いてしまいました。
前歯で千切ると、弾けるというよりクスクスっと刺さるような、沈むような歯当たり。リズムよくかみ砕くと重めにスパスパと切れていきます。奥歯へ運んでプレスすると、束になると結構クッシリとした歯ごたえがいい感じ。麺の風味と醤油スープの結合が旨みであふれる瞬間は、やはり日本人は醤油と炭水化物が好きなんだと・・・感じてしまいます。別に芯を明確に感じさせませんが、中太とあってクッシリ感のあとに麺の風味がほのかに残るかも前半。汁を吸いこんで旨みが高まる後半。どちらも楽しい。
<味玉のコク深さ!チャーシューのデカさ!特製ゴージャス感たっぷり>
見た瞬間から、味玉が目を引きます。白身が特に深くタレの浸透を感じます。タレの浸透ではずばぬけているかも。その白身は、食った瞬間から甘味を感じてしまいます。白身がほのかに甘いとは変ですが・・・。そして黄味がコクが加わって確かに甘いという感覚。この濃厚さ・・・以前、関西転勤時代に、大阪・天神橋筋六丁目にある「群青」で食った「味噌漬け玉子」に匹敵するかも。まことにデカシタ味玉です。
そしてチャーシューの見事さ!このほかに、醤油チャーシューメンというのがあるんだけど、それだとどんな麺顔になるのか・・・・ほぼ肉麺でしょうね。こちらはサイズ・厚さともベリーグッド!。肩ロースとバラと思われるのが2枚づつ。周囲を見ると醤油が染みてるように見えて、実はこれも薄味で肉自体の甘味でどんどん食わせていきます。食っても食っても減らない肉は、実に気持ち良い。単体で食い、肉で麺を巻いて食い、薬味を載せて変化させて食い、それでもまだ半分あのこってる幸せ・・・・ありがたい。とにかくゴージャスな体験ができる!
総じまして、「特製が絵になる麺顔!ワイルド&ゴージャスな醤油麺!」と言う感覚でして、本当に何の捻りもない感想でごめんちゃい。蒲田はいきたい店だらけで、本当にうれしい悲鳴の街なんだけど、くどくど悩み時間が経過するくらいだったら、さくっと駅からここへ直行してもいいかもね。しかも、朝ラーメンがあるのをしっかりと確認させてもらったし!。ここはまた必ず食いに来ることとなりましょう。そんな感じでモヤモアしていた午前中が嘘だったように、気持ちも腹もいい気分にさせてくれました。そんな感謝の気持ちを忘れないうちに、とっとと最後に詠っていつものように締めたいと思います!。
疲れ果て
頭を冷やす
北風と
空腹満たす
風は南から (字あまり)
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!