ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン2972】 みんみんラーメン 本店 (東京・八王子楢原) かけ中華 並 〜もはやB級が突き抜けA級ローカルグルメ!

<「八王子ラーメン」と言えばここだね!>


 そう言うこと・・・「八王子ラーメン」言えば「みんみん」であります。すっかりと夏の盛りが駆け抜けてしまい、風を感じながら車を西へと走らせますが、長閑さとキレのある醤油系の一杯を食いたくなってしまいました。本当は、川越から小金井へ引っ越して来た新店舗を訪ねるつもりが、目的を変えたため、随分と遠出になってしまいました。ランチタイムピーク越えなタイミングで現地に到着。えらい混雑でした。ほぼ家族連れで埋め尽くされた、座敷席とカウンター席。店前は、ワンボックスカーとセダンが半々で、お子様がまだ小さい若い家族と、子育て終えた壮年夫婦ばっかりですー。だいたい車種を見た通りの客層で、ラヲタっぽい同輩は見受けられません(笑)。ラーメンの写真撮ってるのワシだけ(爆)。今回は、八王子系を純粋に堪能したかったので、「かけ中華」とさせていただきました。別に連食を前提にしていたわけでなく、サクッと心象に八王子ラーメンを残したかったため。もう少し欲しいかなってところが、・・・・一番「美しい食後感」かと最近考え出しています。













 それにしても、これだけ知る人ぞ知るといった店で、女性2名のオペレーションは、本当に大変そうです。お母さんが調理担当で、娘さんか身内なのだろうか・・・そんな女性が生き生き&ハキハキと波寄せて来る客を、次々と処理していきます。こう言うの見ると、客側も協力体制だよね。どんなに狭いとか変形した席の陣取りでも、受け入れて次々と座ってゆきますわ。小さいお子様も静かに食っとりますよー。

















<醤油の透明感ある酸味と塩気!ゆったりとした鶏ガラエキスが漂い、決め手はタマネギ!そして・・・>


(ポイント① コスパ

 かけ中華/400円。以前訪問した時は、380円だったか?値上がりしたとは言えすごいコスパです。そう・・・八王子ラーメンとは「安さ」も重要な要素。これは「B級グルメの誇り」って感じがして、うまくて行列ができてもそこを曲げないところが実にいいのです。まず、私的八王子系ポイントは低価格ってことかな。







(ポイント② タマネギ)

 次に、八王子系として注目してしまうのは、誰もがこれ!と思わせる「タマネギ」。これはありそうでないですよね・・・。生まれが京都な私は、青ネギとラーメンは外せない環境で成長して来ましたが、初めて八王子系のタマネギ入りを知って食った時は衝撃的でした。なぜなら「ネギエキスがスープに溶け込む度合いが、青ネギとは比べるもなく半端ない」と思ったから。苦味も甘みも容赦なく醤油スープに溶け込み、シャリシャリと言う歯ごたえも奏でるスープに昇華するわけですから。








(ポイント③ スッキリ醤油鶏ガラ)

 そしてメインは「鶏ガラ醤油」です。これがとても透明感あるスッキリさと濃密さが共存しているところが素晴らしい。魚介封じかと思えるほど、鶏の明るさある旨味はすごい!雑味もなく甘みすら覚えるコクの深さですが、鶏油のような色気や艶かしさがない。だからスッキリと食える。醤油ダレの濃密さもポイントです。これだけ深いブラウンを醸し出しても、塩気はあまりトゲトゲしておらず、むしろ薄ーーーく甘さすら感じさせるエッジング。魚介でも溶け込んでるのかとも感じますが、明確にはわかりません。







(ポイント④ ラード)

 実は最後に見逃せないのが「ラード」。表面を覆うラード系の香味油。これがないとやはり八王子系は成立しないのです。タマネギは、醤油スープにだけ溶け込むのではなく、ラードにも溶け出してゆき、その風味とニュアンスが隠し味かと感じます。なので本当は、「タマネギ多め!」とコールしたかったのですが、4年ぶりなのもあって忘れていた・・・。













<かん水のニュアンスが堂々としたパッツリ系イエロー麺!汁を吸い込んでも麺は主張する>


(ポイント① ストレート細麺&丸刃)

 どこにでもあるタイプですね、本音としては(笑)。ただ・・・大元の店で食ったから私の思い込みもありましょうが、程よいパツパツさが実に明確です。特にカタメと注文をつけるわけもなく、また配膳のあとも写真メモなどして時間経過したにも関わらず、パッツリさがが心地よい。普通に麺の密度が高いと潰込みが強いとかではなく、芯は感じずとも全体でスカスカと前半は感じます。そこに徐々にスープが滲み出す。しかし汁を吸い込んでも汁の味に支配されることなく、麺の風味と混じった感じ。細麺でも結構主張しますよ。さらに、口当たりがとても良い。パツパツした麺は角ばった切り口がイメージなんですが、これはとてもソフトタッチ。丸切刃のようなセンスを感じますが・・・・そこまではさすがに判断はつきません。











(ポイント② かん水影響のパッツリさ、色合い、風味)

 醤油スープに染まったのか!?と思うほどの、きっぱりした深い黄色。まさしく「中華麺」であります。それも昭和を彷彿とさせる王道の中華麺に、少しばかり和の淡白さが滲んだか?と言うような麺。前歯で千切るとパッツリとし、その瞬間から麺のグルテンを感じるような風合いも淡くだけど広がるしね。

















 総じまして、「もはやB級が突き抜けA級ローカルグルメ!」と言う感覚でして、この旨さは素直に受け止めたい。次回訪問くらいには、そろそろトッピングも楽しんでみたいと思います。意外に・・・タマネギ微塵を多めでクダクダにして、メンマ追加が面白いかと、すでに妄想し始めていますがいかに?。年内にもう一度来たいと思っています。そんな感じですが、そろそろ夜もいい時間になってしまいましたので・・・そろそろ寝ます。いつもの通り、最後の締めに詠ってから。




   ぞろぞろと
   老若男女が
   集い来る



   乙女受け継ぐ
   地元名物



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!


     




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