ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン2952】 豚骨麺 あの小宮 (東京・都立大学) らーめん+替玉 〜替え玉してしっくりと来るやり遂げ感ある一杯!

<帰って来た小宮氏〜〜表裏一体経営>


 先日食した「中華そば あの小宮」の、隣というか裏側にあるこちら「豚骨麺 あの小宮」さんへと訪問してみました。午前中の仕事が予想以上にスムースにことが運んだため、ちょっと時間に余裕ができ、途中下車してみたという流れです。場所柄アクセスしやすいし、また話題性もあるので混んでいるかと思いきや・・・それほどでもなく、すぐに座れてとてもラッキー。厨房は2名体制で忙しく、隣の店から入ってくるチャーハンオーダー対応でフル回転状態でした。券売機を見て「となりのメンマ」なるボタンを発見(おつまみの場合)。おつまみ程度で、しかもメンマくらい、この店でもストックできそうなのにと・・・・まあ、不思議に思ってみたりしましたー。要は表と裏でコラボ感の演出もアピール大切ということね。





 貰えるものは何でもいただく・・・というセコイ性格なオレ。「辛もやし」「しょうが」が取り放題になっておりまして、いやしくも小皿一杯に盛り上げて頂く。三分の一程度はこぼれたりして、隣客から怪訝な目線を感じつつ、私の一杯が提供されるまでそれを食って暇つぶし。これから濃厚な汁を頂くまえに、喉が渇くようなことをあえてしているアホなオレです。


     




<出汁感覚で食わせるというより、こってりエキスでずっしり食わせる「濃厚系豚骨感」がナイス>


 配膳された瞬間、想像以上に濃ゆい!って驚きます。博多系は本場での経験がないながらも、関西転勤中にはそこそこ食い散らかしたジャンルなんです。中でもすこしパンチがありつつも、シャバっとした出汁感覚ある豚骨が好き。しかしこの一杯は、同じ豚骨ジャンルの中でもそれとは対極的な感じがする濃厚系です。見るからにコラーゲンとか髄エキスのコテコテな溶け込みを感じるボディー感。泡立ちの多さと細かさがそれを如実に語っております。しかもマー油と思われる香ばしいエキスも半分溶け込んでいる様子が伺えて、見栄えはパンチがありありです。





 一口すするとほぼ見栄えの通りの分厚いエキス感覚。重厚な味わいですが、鶏濃厚系よりは随分と食べやすく、マー油らしきタレの香ばしさが食欲をまたそそります。慣れてくると濃ゆさが全くきにならないばかりか、クリーミィーとすら感じつ滑らかさが異様に旨く思えてきます。味わいとしても塩気がそれほど効いているとも感じず、あとで生姜やペッパーを加えたほど。擦り胡麻は好みでしょうが、まったりした重厚さにすりごまが呑みこまれるかもです。





 まだ仕事があったので、投入するつもりは無かったけどニンニクは排除。寧ろニンニクは欲しい場合にだけ個別に告げるシステムになっているので、少し注意が必要かもです。備え付けで生ニンニクがあったりすると、無意識に投入してしまったりするものねー。しかし、ここは来るなら夜かも。夜なら重厚な豚骨エキスに存分にニンニクを効かせて食えるからー。なんだか今回訪問して、またニンニクの宿題を抱えてしまったかもしれません・・・。





<博多系よりは皮一枚集めな感覚!低加水ジャンルの中では加水はやや多めでシルキーなスベリ>


 結局、豚骨系は「替玉必須」なオレ。むしろ替玉しないで帰ると、店に対して「それほどでもないよ」というメッセージになってしまうような気もしてね・・・・。いや、そもそも120g程度の1玉で満足できるはずもなく、2玉食うしかないだろうという展開です。こちらは、替玉の食券も一度に手渡して、予め硬さを伝える・・・というか、1玉目のカタサ指定がそのまま、替玉にも引用されるという流れです。




 1玉目は、写真メモなどするから結局「カタメでもふつうになってしまう」。しかしカタメの余韻は残っていて、しっかりした粉の風合いがいい感じです。この粉感と豚骨エキスが交じり合い、旨さが成立するので意外にバランス重視なラーメン。いい感じです。博多系の極細ってなタイプよりは、やや厚めなフォルムですが一般的には十分な極細麺。密度感があるのだけど、超パツパツってな感じまでもいかず、「低加水の中では加水は多め」という印象を受けてます。





 替玉をいただくー。テボでの茹で上げの後、平ざるへ移して一気に湯切りを行うという流れみたい。提供されてから味が薄くならないように、ラーメンたれを相当まわしかけて頂く。実はタレをかけたそのままでも旨いかも?とトライしてみたが、粉感が強すぎてそれほどでもなかった(笑)。素直に丼に全投入して楽しみました。やはり2玉目の方がダイレクトに麺を感じますね。カタサもキープ感保ってますし。8年前の私なら、替玉は2玉が標準だったのですが、今それをやると腹回りもキツイ上に、平気で英世越えをしてしまうため・・・東京に帰ってからはご法度です。











<二種チャーシューとキクラゲでバリバリといただく>


 本当は、青ネギをたくさん投入したかったのだが、懐具合と相談して却下。素直にデフォルトトッピングを楽しみました。チャーシューは豚骨系にしては二種あって贅沢な設定。肩ロースと、ロースかモモの部位らしき部位。味付けはほぼ同じという感じ。何せ重厚な豚骨出汁に浸ってしまえば、それに味が支配されるし、歯ごたえと脂身の甘み以外は同じイメージに思えてしまったー。あとは、キクラゲをストレス発散のように麺と絡めてバリバリバリバリ・・・・っと前歯などつかわず奥歯だけで潰していただく。とにかく顎を使った。










 総じまして、「替え玉してしっくりと来るやり遂げ感ある一杯!」と言う感覚でして、濃いものとしっかりと対峙したいときは、こういう濃厚豚骨系が一番だと再認識させていただきました。それにしても、辛いらーめんというのがとても気になる・・・・。隣の外国人客が、それをさらっと上手な日本語で「辛さ普通で」と伝えてましたが、日本人以上に旨そうに食っておったのが羨ましいーー。次回はそれを食うつもりにすでになっとります。嗚呼、それにしてもまたスープまで完全に飲み干してしまった・・・。だから豚骨系を続けると太るのだろうねー。とプチ反省しつつ言い訳交えて詠って、明日に備えてもう寝ますー。



   昼飯に
   ちょっと自分に
   ご褒美を



   濃ゆい豚骨
   替え玉三昧



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!


     


対談集 おしゃべりな時間

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