<外回りで疲れたときには有難いチェーン店>
カラッとした湿度から一転して、身にまとわりつくような重い空気感ですなー。いくら外回りが好きとは言え気が重く、濡れた革靴がまた気持ち悪いやら重いやら・・・・。三田線からJRに乗り換えるところで、昼飯タイム後半に突入しましたが、もう歩きたいような気分だったので、「舎鈴」さんへと逃げ込みました。丁度、行列がはけたところだったらしく、5分程度まったらすぐに座れそうだったし。
今回は、油そば気分だったんだけど、販売中止みたいなので、軽く食えそうな汁そば系とさせていただきました。
<あれ?少しフィーリングが変わったか??だから「新中華そば」なのか>
割と好印象だったんですよね、こちらの中華そば。チェーン展開の割にはしっかりとしてて質感もある。サンプル品とまったく瓜二つのような麺顔が運ばれてきて、もう分かったてる味だとは言えうれしい興奮を覚えます。それではいただきますとまずレンゲでスープから味わう。すると気のせいか、ちょっと味が変わった感覚を覚えます。
うがった言い方をすれば、どこにでもある味の系統に近寄ったか?。味が少し濃くなったイメージで、しかも魚介の風味がもっと前面に出てきたような感じ。魚介が濃くなってどこが悪いと言われそうだけど、これは好みの問題なのであしからず。以前は、もっと鶏豚の動物系のコクがすっきりと前に出ていたようなイメージで、嬉しくゴクゴク飲み干したような記憶でした。それが魚介で少し甘くなったような印象が少しある。でも甘いスープかと言えば醤油ダレからくる風合いと塩気がバランスよくこれに拮抗しております。
「生姜の風味はどこへ行った?」・・・・唐突に思い出しました。以前はその風合いが少しあり、また揺らめくような動物系の香味油が薫ったような記憶だったのだが、そのどちらも無くなっているのね。気のせいだったらごめんなさい。しかし、よくよく見ると、メニュー名が「新中華そば」となっておりますので、少し内容を変えたのかもしれませんね。くどくど残念っぽいコメントをしておりますが、そのくせしっかりとスープを完飲しましたし、結局は悪くない。
<ワンコインで気持ち良く食わせてくれるしっかりとした麺>
割と好きですよこちらの細麺。加水が多めに感じるけど練水の個性のためか引き締まりを感じます。ややスープを吸い込んでもビクともしないカッツリとした歯ごたえで、前歯を使って切ること自体が楽しく思えます。奥歯でプレスするときは、キッチリと零列して端から順に横ずれして、千切れ潰れる・・・。そして汁と麺の風合いの一体感が糖質として旨さと覚えます。
光沢ある麺なので、見るからにスベリが良さそう!クチを丼のフチに近いところまで寄せて、ズボボボボボボーっと強くバキュームすると、汁の持ち上げが最大限に生かされ旨し。これなら大盛りでも良かったかも。
<具まで贅沢は言えないが値ごろ感だね>
具は、脂身がほとんどないロース肉。魚介が少し効いたような付けだれに浸ってたようで、やや塩気の中にやや甘味のある味わいでした。ワンコインならいいボリューム感だなと思います。そのほか、メンマと海苔はそれなりということでしょうか。
総じまして、「駅前でほっと一息、質実ワンコイン中華そば」というそのまま何の捻りもないまとめでごめんチャイ。昼飯食わんと仕事にならし晩飯もしかり。でも何だかこの日は下げ気分なので、きっと晩飯はさらっと食堂系に迷い込むか、小諸そばか、ワンコインラーメンでも探すかと考えつつ、午後の仕事場へと向かいました。なすがままなり・・・で自然体でいこう。そんな怠い一日を思いだしながら、サラッと詠ってもう寝ますー!。
下げ気分
梅雨の空気の
湿っぽさ
滅入る気持ちに
優しき柳麺
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
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