ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン2749】 東池袋大勝軒 ○高屋 (東京・北千住) 中華そば

<素敵な足立区!大勝軒攻め!>


 どうも私はそういう体躯、・・・・ちょっと頭がデカい。帽子の合うサイズがないという訳ではないけど、いつも調節部分は、MAX気味でかぶっている。そして、できないことが一つある。タオルで頭を巻くことができない。ラーメン屋さんの店主やスタフがよくタオル手拭いを頭に巻いてる姿がよく見かけるが、実はあれがかっこいいと少し思っている。ちょっと親戚や知り合いと一緒に土いじりなどするときなど、あんな感じで、ガテン系男みたいにキメたい。しかし、実際にやってみるととっても不格好になるし、それに結べないのだわ・・・。出来てる友人に教わったりしたのだが、結局「頭デカいっすね」って結論で終わってしまう。嗚呼、頭にタオル巻きたい。山岸御大のあの巻き方は、それだけでも神です。実はあんな形のタオル地の帽子だったりして・・・。


     






 などとくだらんことを考えているけど、私的課題となってる東京東エリアの大勝軒を今回も攻めて見ました。最近、柏方面に用事がちょこちょこと入るので、コツコツと宿題店を片付ける。場所は北千住界隈、お店は「東池袋大勝軒 ○高屋」さん。おとなしくそこで「中華そば」をいただいてまいりました。場所は、国道4号線に面したところでして、おやおや・・・人気店「こばやし」の近くじゃありませんか。それにもう少し足を伸ばせば、あの「菊や」がある!。後ろ髪引かれるなーって思いつつ、初志貫徹!。


     











汁:「全体的にまとまりありつつライトな豚骨魚介感!プラスコラーゲンのアクセル? 味変もナイス!」


 店はプチ角地になってて目立つには目立つのだが、ちょっと狭い目の店内。こじんまりしたL字型カウンターのみで、ご店主一人オペレーションです。先客はとっても若いサラリーマン風情ですが初々しさはないため、若手の戦士って感じ。まだ陽が落ちきっていない宵の口に、お疲れモードでご苦労様です。それでも若いっていいね!すごい山盛りのもりそば食ってる。「若」いという字は、「苦」しい字に似ているけど、「あした」と言う字は「明るい日」と書くのさ。頑張ってください。などと心中でエールを送っていると、私の中華そばが配膳されます。








 おお!看板に偽りなし!東池袋系の典型的な麺顔をしております。この一ヶ月以上の間、何度この顔を見てきたことか。そして食らいついてきたことか。それでも安寧を覚える落ち着きを感じる完成美すら覚えます(褒めすぎ)。東池袋系典型に、パーツや見栄えは合ってて合格ですよ。見栄え満足で、次はまずはスープをすすり始めてみますが、これがまた基本とアレンジが生きてます。







 基本的なところは、豚骨と魚介のバランス。これによって店に特徴が出てきて、「醤油」とも「豚骨魚介」とも分類が割れるところです。こちらに至っては「豚骨魚介」にやや傾いたかなという感じで、醤油系の塩気・カエシの感覚は控えめ。これがスッキリしていると私は思えるのですが、他人によってはパンチ不足ということもあるかも。では魚介が強いのか?と言うとそうでもなく、荒削りなところは一切なくて、魚粉も超微細になって溶け込んでいると言う感覚です。それがまた舌触りなど好印象を与えてます。







 個人的に思うのは、ここの特徴はコラーゲンの使い方。ひょっとして鶏系のエキスでちょっぴり濃厚さプラスしているのでは?と考えている。それもさりげない程度で、飲んだ後で〆で食っても差し支えない程度のコラーゲンの濃ゆさ。それがいい。ただ他人によるので、パンチをもう少し効かせたい方は、自家製辣油と一味を適量ふりかけるとよろしかろう。それやってみましたが、かなりイケる味に上昇変化しますから、そういった方はぜひ試してください。













麺:「ラーメンにして太め、大勝軒にしては細め、非常にまとまりがある定番モチモチ麺!」


 なぜだろう・・・綺麗だなと思いました。食うたびに箸でリフトするのだけど、よく麺が揃うのです。まるで細麺のように。一般的には、汁系では十分に中太麺の部類ですが、東池袋系の中ではスリムなタイプ。茹で上げも王道のモチモチ感覚なのが安定感あり。スープの絡みが良くて、それは微妙なコラーゲンエキスがまとわりついてる様子が伺えます。前歯でプツリプツリと小気味好く切断できるし、奥歯でのプレスも横ずれしてヌチヌチと潰れこむのが快感です。







 しかしやっぱり一番の印象は、滑りの良さ。麺同士がもつれても外れやすいのか、非常にツルツルとズボボボボボボボーーと啜り上げられる太麺なのですわー。













具:「おお!王道感覚あるカスッとした歯応えロース肉チャーシュー!」


 王道のこの系統によく見られるチャーシューです。肉繊維がきめ細かくてみっしりと詰まってる。それでいて、適度な歯ごたえと解れの良さがある。余分な脂が抜けてても、タレの浸透がナイスでうまし。サイズと厚さには満足。スカッとしていそうで、意外にスープの吸い込みか、元からの脂なのか、とても美味しくいただけた。これは、いつもは白飯で!と言うところだが、ビールと合わせたいチャーシューの出来栄えであります。












 総じまして、「ライト系東池袋の再発見的うまさ! 見直しの一杯」と言う個人的応援も含めてまとめましょう。なぜなら、もうちょっと評価があっても良いような気がします。RDBや食べログで少し低めなポイントだったのですが、いい感じですよ・・・。ともあれ、ご店主には頑張ってもらいたいなと思いました。ここはそんなに来れない場所なので、また次の大勝軒シリーズをやらかす時にでも来ます。次回は、是非「カレーもりそば」を食いたい次第!。とまあそんな感じで陽が暮れました。応援気分で詠います!。



   胃に沁みる
   仄かな豚魚の
   しなやかさ



   春風優しく
   出た腹なでる



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!







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