ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン2723】 麺家 大勝軒 (東京・有楽町) 正油らーめん

<独自系列の大勝軒、勝手に「オマージュ系」と呼ぼうかしらん>


 所詮私はそういう男。・・・・夜更かし人間。何だか平日にこのまま一日が仕事とラーメンだけで終わるのかと思うと・・・もったいなくて、好きな本を読んだり、それに飽きたらネットサーフィン。特にYoutubeなんて見入ってたら、あっという間に、午前0時を回ってしまう。そしてついつい寝坊してしまう。でも翌日は訪問先に直出だったので、少し油断してしまい、気が付いたら午前2時前であった!。いかんいかん・・・。そんなわけで、少し遅めの中央線に乗り込んで、新宿で多くの客が降り、そこから座ったとたんに東京駅終点まで、爆睡してしまった次第。八重洲で軽く用件を終え、あまった時間何をしようかと考えてたら・・・・「麺家 大勝軒」があるのを思い出して、少し早めのランチラーメンとさせていただきました。ところが結構に混んでたりする。








 さてこのお店は、以前から諸兄の情報を知ってたのだけど、いわゆる永福町とか東池袋人形町とか何も関係ない資本のお店だとか。もともと「大勝軒」って日露戦争に勝ったのをきっかけにあちこちで、そういう名前の店が開店したのが始まりだったような・・・・のをどこかで聞いたことある。このお店、その流れでも何でもないのでしょうけど、暖簾はいかにも今の大勝軒を意識しているよね。こういう資本とか修行とか、関係ないお店の数々は、「(大勝軒)オマージュ系」とまとめてしまおうかと、個人的には考え中。でもまだしっくり来ないな・・・。今回はそんなオマージュ系の一杯(正油らーめん)です。












汁:「ライトな鶏ガラ醤油味に煮干しのふんわりさ滲む!和の落ち着きと熱さのざわめき!」


 メニューが写真付きだから、配膳時の驚きが全くない。見事にその予定通りのものが運ばれ、それを淡々と受け入れます。さてこの一杯、実にシンプルに見える。スープとメンマと麺の色合いが少し近寄っているため、のっぺりした風貌という第一印象。しかしよく見てみればスープには煌めきと霞が滲んだような質感です。








 醤油と書かず「正油」という拘りを期待しましたが、あまり醤油ならではの醸造感とか酸味などを感じさせないタイプ。下味としての醤油という感覚で、フレーバーそのものがライトな味わい。塩気が立つというイメージよりも、出汁の甘さが引き立つ仕上がりです。ベースの鶏がらもサッパリと嫌みのない煮出し方で、鶏油のような色気やら、髄エキスとコラーゲンなどは皆無です。しかしその一方で、魚介の出汁がいい感じでしなやかです。決して魚介感覚が前にでているわけでもないが、鶏ガラに支配されているわけでもない。しかし後味には魚介の味わいが残るイメージ。節ではなく、煮干しの使い方がしっとりと感じられます。また思い出したが、スープが熱くて快感だった!。熱くても香が飛ばないところも印象よいかな。







 煮干しらーめんと書けば誤解をうけそう。醤油らーめんと書けばなんだか凡庸に感じる。「正油」と表現したくなる気持ちも何となく分かるような気がする。












麺:「太さ・形状・色合い・加水等・・・誠に標準的なイメージが実に悪くない」


 いわゆるよく見かけるストレート細麺。加水は多めで、わりとモチモチ感覚があるが、東池袋系にみられる太さとモチモチさとは別もの。また細さやストレートさは、人形町とは全く別。別資本系だとわかっていても、どうしても比較してしまう。でもこれが悪くないのだ。







 淡い反発を覚える前歯の切れ味。スパスパっと千切る際にムニムニっとした感覚あり。奥歯でプレスするときは、クチリと一発で潰れるような淡泊さ。それでスープの熱さに負けない耐性はあるように感じます。口当たりもライトでスベリも極上。ズボボボボぼぼーーっと啜りたかったが、ちょっとスープと麺が熱くて、試し試しにじゅるじゅる啜ったけ、旨しだったかな。













具:「見栄えに反してあっと言う間に蕩けてなくなるバラ肉チャーシュー」


 
 チャーシューバラの切り口が、地層のようにきれいで、サイズ感もそこそこ。麺顔では存在感ありますが、蕩けるほどの柔らかさと、やや薄いため、口の中に入れるとあっという間に溶けてなくなった・・・・。誘っておいて置いてけぼりをくらったような気分にさせる肉です。タレの味もしっかりしていて、見た目以上に味わい残す。







 意外と海苔が良かった。期待していなかったのだが、風味がいい海苔。厚みもそれなり。この海苔で増し対応が100円ならリーズナブルかも。







 総じまして、「程よい軽やかさと豊富なバリエーションがナイスの銀座大勝軒!」という何の捻りもなくシンプルな感想でまとめてごめんちゃい。それにしても、この価格750円というのは、いい線いっているかもしれません。実は有楽町は、リーズナブルな店もそこそこ多い。銀座の近くだから高いところはいくらでもあるんだけど、ガード下にも店がある。何せ交通会館なんかがシンボリックで、おしゃれなお姉さんたちから、オッサンまるだしサラリーマンまで、キャラが豊富な街。だんだん日差しの強さが気になりだしましたが、新緑の季節に向かってまたまっしぐらなわけだ。今年は実績を残さねばな・・・・と自分にプレッシャーかける。そんな気合をこつつさらりと詠います!。




   薄着増え
   歩く女性の
   有楽町



   柳並木に
   腹出たオヤジ



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!






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