ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン2687】 拉麺 麺くま (東京・久我山) らーめん


久我山駅前立ち寄りラーメン!セルフの気軽さ!>


 所詮私はそういう男。・・・・待つのが苦手。じっとしてるのが苦手。週末に吉祥寺へ買い物に付き合わされ、まー入学準備の品だから少しは見ておこうと付いて行ったんだけど、すぐに飽きてしまう。昼飯一緒に食ってしまって、もうやることなくてスマホいじってたり、家電品コーナーで暇潰したり、カメラコーナーで弄り倒して過ごす。待ち合わせ時間を決めて、プチ自由行動時間をいただいて、やっぱりラーメンの爪痕残そうかなと、色々考え出します。吉祥寺は、個人的にピンとくる店がなく、それでなくともどこ行っても混んでて、とても30分少々ではことを成せない。そこで発想を変えて、日頃あまり縁のない井の頭線で一駅だけずれて見ようかと考えて、ブックマーク中の「拉麺 麺くま」を思い出しました。久我山は急行で一駅で数分で到着しますからね。ダメなら「甲斐」へ逃れても良いし。








 色々考えながら、久我山に到着し店前まで来ると、あれ?ここは「久江」だった場所じゃないの・・・。久江の居抜きなんですね。ちょっと複雑な思いを抱えながら、目当ての「らーめん」をチョイスです。これは、「中国料理 熊」の派生系のメニューのはずで、味わいは信用しきっております。店内はカウンターのみのやや窮屈な印象ですが、セルフ方式でして、駅そばのように食券渡して番号で呼ばれ取りに行くシステム。なのでこの狭さもまた居心地が良かったりします。ご店主と女性の接客も心地よく、これはこの土地に根付きそうなシックリ感を感じます。先客はほとんど「熊らーめん」なんだけど、デフォルトで600円というのも嬉しいね!。












汁:「見た目スッキリ!味シッカリ!ベースの旨味にカエシも主張、塩気の味わいがナイス!」


 とにかく配膳までが早い。5分はかかってないのでは?すげー。座って持病の薬の準備やら、コートを畳んでしまうやら、文庫本はどこへ行ったとカバンの中をゴソゴソとやり終えたところで、番号が呼ばれて取りに行く。少し鋭角的で背が高い今風の丼はこじんまりしておりますが、受け取るとそれからは質感を十分に感じます。海苔・チャーシュー・メンマ少々・・と行ったいかにもシンプルな中華そば。しかしスープのキラキラ感と淡い琥珀の透明感に魅了されます。








 見た目は非常にあっさりとした今風中華そば。しかし実際に味わうと「しっかりした味わい」が響く。「濃い」というのでもなく、「辛い」というのは全くなく、旨味がしっかりとしているという印象。それは塩気のバランスの高さなんでしょうか。薄い醤油ダレの存在感もあり、後味には遠くに酸味を感じます。そして淡白なカエシがしっかりと輪郭を残すと行ったところか。そこに旨味成分が結びつき、塩気なのか旨味なのか区別がつかない味わいが、「しっかり」していると私を感じせているようです。ゴクゴク飲み干すと少し水を欲しますが、その程度が実に良い。







 ベースのスープもしっかりしていると思われ、鶏ガラ豚肉の煮出しがキレイだし、野菜をはじめ昆布・煮干しのエキスもじわじわと広がる様子。後半には麺のグルテンから滲む風合いも絡んできて、甘みすら思えるほど。ネギの薬味は全体的に存在感薄いけど、それで丁度良いか。












麺:「加水多めでしなやかなストレート細麺!汁吸い込んだ滑らかさナイス!」


 麺の印象も素晴らしい。一言で表すと「しなやか」そのもの。そのシルキーな滑りは軽やかでなめらか。角麺が丸く感じるほどのライトなツルツル感で、ズボボボボボボボーーーっと啜り上げることの楽しさ喜びを感じさせてくれます。スープの吸い込み、持ち上げそれぞれも高レベルで、加水のやや高いもっちり感覚も相まって非常に、すべりが高性能です。








 前歯の契りも軽くスパスパとリズミカルに切れ込み、奥歯へ運んでプレスするとクチリと短いタップで潰れこむ。横ずれなど一切なしで一発で潰れる。そこにグルテンがスープエキスと反応したような麺の旨味をストレートに感じます。その一方で熟成ある風合いも感じさせますし、これはうまい。諸兄の調査だと、本店で打った麺を運んでおられるとのことですが、いい仕事ぶりですねー。親子で本店支店っていう関係なんでしょうか?。












具:「海苔旨し!最近の中では一番気に入った!」


 チャーシューは脂身がさした肩ロース?なのか、余計な脂が抜けている一方、適度に残った旨味が憎い。残った旨味にスープの旨味と脂の甘さが混じり合い、自重で崩れる柔らかさと共に、一体感ある味わいとして口の中に広がります。ただ少しサイズが小さいんだよね・・・・。メンマも自家製かしらねど、もう少しあれば良いと思うが、何せ600円という前提では納得してしまう。







 だた海苔がうまかった。スープの中でも崩れず、青々とした海苔のブリリアントグリーンがそそります。味わうと風味が新鮮で磯の香りが芳醇!。これ最近食った海苔の中でもトップクラスですよ!次回は海苔マシ+100円で行くしかないと考えています。とは言え、最近入学関係で散財が過ぎているので、トッピング追加を避けている私。セコセコ生活者・・・所詮私はそういう男。






 総じまして、「お気軽&崇高なる駅前醤油麺」と言うそのままの何の捻りない感想でごめんちゃい。されど、サクッと小腹を満たすくらいには丁度良いボリュームと、侮れないレベル感と、この価格は、駅前にあると超通うかと!。久我山住人が羨ましい限りです。近くには名店「甲斐」もあることだし、井の頭線のラーメンライフも飽きないでしょうねー。そんな感じでプチ自由行動30分以内で十分楽しませていただきました。スタバで過ごすよりも和むー・・・。そんな感じでふわふわ気分で詠います!。



   隙間ぬい
   一人ぷらぷら
   春散歩

   カメラ片手に
   らーめん探訪



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!






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京王線・井の頭線 (街と駅の1世紀)

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