ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン2655】 幸楽苑 新座店 (埼玉・新座市馬場) 味噌ねぎらーめん

<渋滞逃れで駆け込む黄色い看板>


 所詮私はそういう男。間が悪い。今回はちょっと法事関連で帰り道に関越道を利用。サービスエリアが混んでたので、ウダウダっと下道に降りて、大泉かひばりヶ丘あたりで一杯食えたらいいなーって思ってた。そしたら、また渋滞に巻き込まれる・・・。なんだか凄く腹が減ってきた。そして間も無く、お腹が痛くなってきた・・・。腹が減ってもある程度我慢できるが、腹痛はいきなりできつい。なので、近くのコンビニの駐車場がデカイのでそこにクルマ止めて、「音入れ」をお借りいたしました。我ながらナイスな対処でしたー。








 そしたら急に気が抜けたように腹が減ってきた・・・人間ってアホでわがままだよな。しかし昼飯抜いた午後3時だったか、そりゃ腹減るわ。目の前に「幸楽苑」があったわけだが、せっかく我慢してきたのだから適当に済ませたくないと思いつつ、誘惑に負けてへなへなと入店した次第です。個人的に、こちらのブランドの味噌があまり好みではないのです。しかし、2月は味噌を食い続ける状況に自分を追い込んでしまったので、あえなく「味噌ねぎらーめん」をいただくことにいたしました。ネギ大好きネギ星人の意地もあったかな。全く妙な巡り合わせです、今回は。


   











汁:「甘いイメージを辛いねぎ盛りで調整!イメージ通りのライトピリ辛


 喜多方系なんだよね、幸楽苑って。本場は行ったことないんです。味噌味ってあるんだっけ・・・などと多少いじわるチックに考えるんだけど、こちらのベースの味噌スープは、少し甘めでライトな印象。なので「寒いから味噌であったまりたいなー」って気分にはあまりさせてくれない。その一方、まだ肌寒い春には似合うのかもしれない。ともあれ個人的にはパンチのなさと、量産的な味噌味だと認識してしまっている。







 でも辛ネギが投入されると、味の風景は一変する。甘味に隠れていた一味系のエッジングが、トッピングの辣油に反応して起き上がってくるではないか。また辣油がじわじわとネギのエキスも引き連れて、スープにじわじわと溶け込んでくるではありませんか。また麺をすすっている感じで、うまく全体的に撹拌状態になり、ピリ辛感を拡散してくれる。








 ネギのフレッシュさと、辣油のパンチで、甘ったるさを抑えてくれてる。ライトすぎる味噌フレーバーを補強してくれてる。とにかく味噌ネギ麺として成立している。最初の麺顔の見栄えはすごく単調で肩透かしなのだが、ネギ盛りをレンゲで上から押しつぶし、どんぶり一面に広げてから食うと、スープの感覚が冒頭から断然力を増して変わってくるから、お試しあれ。












麺:「ご存知モチモチビロビロ麺に白髪ねぎがよく絡む〜〜^_^」


 大量生産的手作り感覚。ある意味「工場制手工業」の真逆のような気もするが、ともあれこのブランド「幸楽苑」は、この麺を求めて来るお客さんが多いのではないでしょうか。スープよりも、麺が主役って気がいつもしてる。ある程度型にはまったピロピロっとした形状なのですが、不自然で予測できない縮れっぷりのように見えて、そこには定理定石があるような調和を感じます。







 ねり水の反応を強く感じつつ、透明感のある潰し込み。密度感は均一だけど、エッジが立ったフォルムが、縮れの度合いと比例して、すする時の刺激度が増す。そこに「辛味白髪ねぎ」が絡みまくり、変化を当たるところが実に楽しくてうまい!








 噛むとモチっとしていてプリッと千切れながらも、合間にザクザクっとした感触。すすり通り過ぎた直後に辛味の残像を引きずる。麺を食っている時に、実は味噌味の感覚をあまり感じておりません(汗)。







具:「千切りチャーシュー致し方なしー」


 味噌らーめん390円(税含まず)。味噌ねぎらーめん490円(税含まず)。この差は「ねぎ」なんだけど、ベースの「味噌らーめん」にあった「チャーシュー・ナルト・海苔」は味噌ねぎらーめんには、投入されておりません。ここがいつも私をイラつかせるところでして、価格はアドオンで、中身が引き算されてる気がしてね・・・・ひがみかな。







 チャーシューは、このメニューでは千切りにされてるわけですが、どうも質感に納得がいかなくて・・・。チェーン展開なら仕方ないのかもしれませんが。何かにつけてひがみやすい性格。所詮私はそういう男。












 総じまして、「予定調和の安定感で和む辛ねぎ味噌麺」と言うそのまま何のひねりもない感想でごめんちゃい。やはり、自分のイメージとは違う味噌系なんだけど、ネギと辣油の合わせ技で味噌が生き生きと感じた部分もあり、そこそこ満足感を与えてくれた。それにワンコインそこそこの価格で、どこでも通し営業というありがたさが、今回の私を救ってくれたわけだ。感謝しなきゃかもね・・・。今回訪問してみて、「ごま味噌」と「味噌野菜」があることも突き止めてしまったので、ちょこっとまた味噌制覇してみたい気にもなってきました。一応アイデアは温めておくこととして、とりあえず今回は詠って終わります。



   やるせなく
   黄色い看板
   ピットイン



   遅い昼飯
   空腹埋めて



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!





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