ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン2654】 札幌らーめん 北の大地 三田店 (東京・田町) とんかつ味噌らーめん

<人生2度目のとんかつらーめん!今回は味噌バージョンで頂く>


 所詮私はそういう男。仕事の段取りがヘタ。なんだかこの日は、遅くまで客先で夜まで会議にハマってしまい、朝飯抜き、昼飯富士そばドトール2杯とタバコ5〜6本状態でこの時点でヘロヘロ・・・。本来なら、三田エリアでこの状態なら、二郎総本山へ夜のお参り気分ですが・・・・どうしても味噌気分なのよねー、今は。そこでたまたま通りすがりで見つけた店とメニューが、「とんかつ味噌らーめん」。ラーメンととんかつ。サントリー黒烏龍茶のCM冒頭に出てきそうな脂っこいメニューですが、なんとこの二品が一つの丼という宇宙の中で融合。恐るべしコンビです。とは言うものの、実は武蔵小杉のとある店で、とんかつラーメンは一度体験済みでして、今回は味噌だったからこそ挑戦したかもです。








 入店すると、隣の京都ラーメンの店とは明暗ハッキリという先客ゼロ状態。不安だよねー・・・・って思ってたら、女性スタフが厨房から元気よくお水と食券の回収。どうも暗い雰囲気でもなさそうなのに、たまたまなのか?。一人で店占領状態なので、スマホでお気楽に会社メールなど確認しつつ、なんだか会議中に溜まったメールの山の処理に乗ってきたりして、いい感じにビジネスマン気取ってたとことで、お待ち遠様といきなり配膳が完了です。私の中の仕事モードは、いきなり切断されていざ実食です。


   











具:「予想以上なシッカリとんかつ!いつまでもサクサク感覚がナイス!」


 二度目の出会いだからか・・・。とんかつにラーメンと聞くと違和感あるのだけど、実際の麺顔を見てみると妙に自然と受け止めてしまうのはなぜ。普通に成立して旨そうなのです。さすがにこの一杯は、スープよりも麺よりも先に手をつけるのは、「とんかつ」です。ちなみにフライもの、揚げ物には全てにおいて「醤油」をかけてしまう私ですが、さすがにここに醤油はかけないわな。







 これが実にサクサクで、アッツアツで、塩気が効いてて、普通に美味い。明日のお弁当用に少しとっておきたいと思えるかも。醤油やソースかけなくても、とんかつ自体に塩気がうまい具合に効いていて、思わず白飯を欲してしまいそうになります。面白いのは、サクサク感覚と、味噌スープの染み込みのせめぎ合い。『上半分の乾いたサクサクと、下半分の湿ったシトシトを表裏一体として食う』ところが、この一品のポイントではないかと思います。肉よりも衣の名脇役ぶりが光るか。前半はそんな感じ。








 やがて食い進めて後半になるに従って、味噌スープがとんかつにも浸透してきます。こうなったら潔く、とんかつ自体をスープに沈めてみるのもいいね。カツ丼の湿った衣もうまいように、このとんかつも美味いわけ。パン粉が剥がされスープに浮かぶのも、もののあはれ、という感じで見つめて食する。ちなみにトッピングも九条ネギを乗せてとんかつを食うと美味いので、お試しあれ。












汁:「意外とオイリーと感じる白味噌感覚!味噌も塩気も油の味わいがシッカリ!」


 味噌らーめんを食べに来た気分と、とんかつラーメンを食いにきた気分とで、意識が混乱するけどスープも結構特徴があって面白い。意外にオイリーなのです。ラードを層になるまで流し込んで蓋するような感じではない。ベーススープの豚骨煮出し自体がしっかりしているという感覚で、コラーゲン感覚ともまた違うサラサラオイリーなのがイメージ。







 そこに札幌白味噌というような、すり潰したような味噌エキスがびっちりと溶け込んでいる。味噌味においても濃さは納得。そして塩気もしっかりと入っているようで、そこにとんかつのフライ油分が微かに滲むといった加減か?。味噌に由来するような酸味は一切なく、ふわっと一味とか唐辛子系のエッジングも時々感じる程度です。








 結局、とんかつトッピングを考慮すれば、このサラサラオイリーな味噌がバランス的には非常によろしいかと。







麺:「少し白いめでオーバル形状の緩やかウェーブ!羽田製麺


 結構、とんかつと味噌スープの相性の部分で、なかなか麺のイメージが頭に入ってこない(笑)。ただ、北海道のラーメンたるあの黄色が強い麺ではなく、関東つけ麺にでも流用可能と思えるほど、少し白めで加水は低め。潰しこみも控えめなれど歯ごたえは、とてもクッシリと明確に感じさせる。そこそこ汁の吸い込みも程よく、また九条ねぎとよく絡む。







 オーバルな切り口に、ナチュラルなボコボコっとしたフォルムと、緩やかなウェーブがまたスープに絡む。熱々ぶりがピークを超えたところで、ズボッ!ズボボボボボボッボーーーーっと勢いよくすすってみると、太い麺なりの豪快さが、口当たり、咀嚼、喉越しなどに明確に現れ、部分部分で痛快にも思えます。麺箱を確認すると羽田製麺とのことでした。












具2:「あっさりと控えめな味付けのサブスタフたち」


 本来、具材の主役たるチャーシューは、脇役としてはもったいない。ちゃんとレビすると、塩気とタレ浸透が控えめで脂肪系コラーゲンの甘みをストレートに味わえる、良い肉でした。味噌スープの塩気を巻き込んで食うと丁度よしの塩梅です。そこに青菜が入り込み、肉と青菜のミスマッチなるコラボがいい感触。メンマは個人的には一般的と判断しますが、薬味の青ネギが、実は量が多めで、あちこちに紛れ込んで、ちょっかい出しては、いい影響を広げています。香り、歯ごたえ、フレッシュ苦味、実はほのかに甘みなど・・・・。いい仕事してますぜ。段取りヘタは私とは大違い。所詮私はそういう男。













 総じまして、「まさに脂肪を一気に大吸収して黒烏龍茶を欲する一杯」と言う感じでしょうか。結構腹パンパンですが、是非ともこれはお昼の部に来ていただき、ライスサービスとの組み合わせで食していただきたい次第です。是非是非。などと感想を考えていたところで、後客がようやく来店。「まだ営業してますかー?」って妙な質問を投げかけながらの入店ですが、よくよく聞くと、ずーと「準備中」札状態のままだったので、もう営業してないと思ったら、たまたま私の後ろ姿が入り口越しに見える。そのため入りずらかったらしい・・・・。だから、夜ピークタイムでも先客ゼロだったのか?。事実は不明ですが、話のネタにでもどうですか?このいっぱい。また腹回りを気にしなければならなくなりましたが、不安をよそに詠います!。



   気合い入れ
   喝を入れんと
   らーめんに



   カツを投入
   気になる塩分



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!



   






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