<リーズナブル&オーディナリーな街中華屋のランチ>
とっても寒い移動中、時間がないので乗り換え駅の武蔵小杉駅前の「大三元」という古ぼけた中華屋で、日替わりラーメン定食セットでも啜ろう!。と思ったら満席。仕方ないので、あれこれと探しながら新丸子駅近くまで移動してしまいました。しかも、ここでも「まくり家」他、ほぼ満席・・・。そんなこんなで、「太楼」さんの目の前で立ち尽くしていたら、ちょうど一席空いてますよと案内された流れです。ああ・・・空腹と寒さのダブルパンチから解放されてホッとする次第です。
味噌ラーメンが700円というふれこみを見て、そいつに決めました。ランチタイムサービスの半ライスさることながら、清算の時にもれなくもらえるクーポンを利用すれば、餃子3個サービスという立派なサービス。だからか・・・妙にこちらはガッツリ系の方たちを良くお見かけするのは。そういうの総合的に考えると中々ナイスなお店です。
汁:「街中華屋系のようなしっとりした味噌味!定番の味わいが落ち着く!」
混んでるからねー、調理場も2名体制で頑張ってますが少々待って10分少々で配膳が完了です。外見的インパクトはあまりないけど、コーンの黄色と黄土色したサラサラスープ感覚が、いかにも街中華屋の味噌ラーメンという雰囲気を醸し出しています。じっとりとした感覚よりも、豚骨と鶏ガラの動物系のさっぱりした油気も少し漂います。
味わうと、さっぱり系味噌という感じ。白みそ系と田舎風合わせ味噌のほどよい熟成感があって、味噌っぽいボディー感を保ちながら、するすると食える感覚。またモヤシに代表される野菜の汁気で甘く仕上がっている雰囲気もナイスです。少し濃ゆいめの味噌汁感覚でグビグビっと飲み干せる。また白ごまも漂わせながらも、微かな一味も滲んで辛さのほのかなエッジングを感じます。
いわゆる定番の味噌ラーという汁ですね。この定番さが何となく嬉しい一杯。突き抜けなくとも、冬場なら週一くらいで食べたくなる味。
麺:「味噌なら太麺といいたいが、質の良い大衆的中華細麺!」
いわゆる中華屋の麺です。ほかの調理麺と同様のパーツで、味噌専門店のような太くてごわごわとしていないけど、これはこれで良い。スパスパと前歯で小気味よく切れ込むし、また奥歯に挟まったコーンと一緒に、束になった麺をすり潰すと、淡白な弾力に炭水化物の旨みが感じられます。
ツルツル系で細い麺ですから、口当たりも良く、ズボボボボボボボボボボボボボボボボボーーーーっと高速に啜れます。意外に蓄熱感覚もなく、ラードの熱蓋効果もないので、口の火傷なく一気にすすれる感じ。
具:「野菜やコーンがあれどどこか寂しいのは肉感覚の不足か!?」
キクラゲは意外に大きかったのだけどね・・・・どうしても肉感覚と、野菜の盛りの少なさが気になってしまう。だけど冷静に考えれば、これ700円。しかもサービスが二種つくのだから、十分にもうけものなんだよね。本当は。ただ、ばら肉炒めの欠片ではなく、チャーシューが1枚デデンとあれば、かなり全体印象が変わったかもと思っただけ。
総じまして、「街の食堂的中華屋さん!突き抜けなくともまた来たくなる、ほんわか味噌麺」という感覚でしょうか。腹が張ると同時に、額に軽く汗をかいて、外に出ると冷風が当たって快感でした。そしてまた餃子サービスのクーポン券をもらってしまったわい・・・。また来ねばなりません。私の財布の中身は、札束よりも、ラーメン店のクーポンとかサービス券でパンパンに膨らんでいます。特に日高屋は多いかな(笑)。ともあれ、サラリーマンの財布の味方的ナイスな街中華は、今後も頑張ってほしいものです。あー、満足。ということで幸せ気分で詠います!
陽射しあれ
風が強くて
耳冷える
寒さこらえて
味噌で一息
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
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