ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン2524】 すごい煮干ラーメン凪 五反田西口店 (東京・五反田) 煮干ラーメン大盛り


<オールタイム150円ビールはルール違反だぞー!羨ましいー!>


 説明がかみ合わない客先訪問を終えて、14時を少しまわったころ。遅い目の昼飯で五反田界隈を闊歩しておりまして、そろそろ宿題店の「凪」さんへと行こうかと歩を進めます。しかし、そこでラーメンよりも衝撃的な宣伝コピーを発見してしまった・・・・それは、「生ビール150円」とのメッセージ。こちら五反田の「凪」さんは24時間営業なので、24時間この価格なのか!ちなみに510円の間違いではなく、ちゃんと券売機も150円を示しています。チクショー!!!羨ましすぎるぞーーーーー五反田住人!!。このままバッくれて、少し早めのフレックス退社と称して飲んでしまおうかと悪魔がささやきます。そんな昼酒が常習的になればアル中まっしくらだなと考え直し、「煮干ラーメン」のみをチョイスしてとりあえず入店。ちなみに知らぬ間に朝ラーメン500円を開始しているこのお店。西五反田店だけのサービスらしく、本音としては、朝ラーメンが食べたかった次第です。 






 店内は、凪らしく遊び心に飛んだ雰囲気。水道蛇口がむき出しで、給水器の変わりとなっているほか、路線バスの降車ボタンで店員を呼び出すシステムとなっております。しかし、私が座った席の奥では・・・姉ちゃんがカウンターに頭をつけて休憩しているような、しんどそうな雰囲気。さてさて、昼間っから150円ビールを飲みすぎたのか!? そんな五反田は、とても自由解放区でして、人生を投げ出したい要素が満載エリアなのかもしれません。












【銀ダレ苦手な私も徐々に慣れだした・・・じっとりにがにが煮干しスープ!】


 オーダーは、「麺固め・味薄め・あと普通」そして「大盛り」。820円とちょい高めなので、大盛りにしないと損な気がして・・・・なんとも狭い了見です。この数年、すっかりと凪グループへの訪問頻度が減ったのは、「銀ダレ」の存在。あれが乗っかるようになってから、苦手意識が働いて今に至っております。今回は銀ダレを外しても良かったのですが、好きになって見直すかも??とチラっと考え、デフォルトでトライ。やっぱり苦手でした・・・。なので途中で外すようにスープで薄めてしまった。






 「すごい」という冠がない「煮干ラーメン」ですが、それでもニボニボぶりは見事です。煮干のエキスがスープ一面を覆っており、隙間からの醤油スープが覗くというシチュエーション。ずずっとレンゲで味わうと、「味薄め」で非常にコントロールされており、醤油の塩気と煮干しにニボった苦みがライト感覚で交錯します。この感覚だけはさすがに煮干しの使い手!と思わせるバランス感覚ですねー。しかし、ライトな分、銀ダレの影響を受けて一味系の辛さがジワジワと後から響く。まあ、確かに味の変化があって良いかもね・・・と思いましたが、ほんの少しだけでいいかな・・・なんて考えたりしました。







 動物系排除とも思えないけど、やはり煮干しのイメージ100%な食べごたえ。最近、淡麗系ばかり食い続けていて、少しばかり新鮮に思えた魚介の濃ゆさ。やはり味濃いめが、この店ではおすすめなんだなーーって、後半になって思い直して食い続けました。段々くせになる味は、相変わらずの演出です。












【縮れの「剛麺」、しなやかな「いったん麺」、剛柔そろった一体感がナイス!】


 十分に「つけ麺」として機能しそうな縮れ太麺。麺のつぶしこみ感覚もあって、前歯での切れ込みから、奥歯でのプレスにいたるまで、ヌチヌチとした歯ごたえ。そこにツルッとした表面に濃厚煮干しが濡れて貼りつくようなシチュエーションなのをズボボボボボーーと食い啜ります。濃厚な煮干の風合いを超えて、麺の味わいがしっかりと感じられるのがいいね。多少汁を吸いこんでも、ビクともしないクッシリした歯ごたえがナイスです。








 また、「いったん麺」がいいね。この系列のトレードマークとも言えまして、素直にうまい。多少伸び気味なところまで茹で上がったのがいい感じで、スープの苦みを含んでとても旨いし、食感が楽しすぎるかも!。質感ある太麺に対して、流麗な一反木綿の柔らかさのコントラストが旨さを加速します。






 





【煮干しが染みこんでも味わいしっとりな大判半レアチャーシュー!】


 チャーシューはレアっぽいのを大判で一枚投入!。この肉は私のタイプの肉でして、薄味で上品。煮干しのパンチとは逆に繊細です。ただここに銀ダレがかかり赤っぽく染まらせるから、血肉を予感させるところが見栄えの評価でわかれるかな・・・。味は文句なし。大きいけど意外と薄くてあっといまに食い尽くす。






 あとは薬味ネギの大きさがコロコロとしていて、この一杯にはよく合っている。シャリシャリザクリ!と青い部分や白い部分が入り混じって、煮干しとネギの苦みが交じり合うのが旨い。







 総じまして、「煮干しサディスティックは健在!」って感じがやっぱりしますな。もう煮干しニボニボは卒業かなーーなんて思っていたけど、またこうやって食うと中毒症状を引き起こしそうになるし、また生ビール150円というルール違反も実に痛快でして、夜なら飲まなきゃそん、腹がいっぱいでも飲まなきゃ損、酔いつぶれようが飲まなきゃ損・・・・と思わせますもん。いつか土曜日の朝を狙って、朝ラーメンとビールでお安く飲み潰れたいと思います(笑)。と言うことで・・・なので詠います!



   昼下がり
   恋に破れた
   酔客と



   受注破れた
   煮干マゾ客



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!


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