ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン2514】 幸楽苑 杉並高井戸店 (東京・富士見ケ丘) 味噌野菜らーめん

<杉並高井戸店のみの限定味噌野菜!野菜60%増量中!>


 久しぶりに「幸楽苑」でオヤツ代わりに「あっさり中華そば」を食うかーっとやってきた「杉並高井戸店」。先日、五日市街道から環八へ抜けようと人見街道をクルマで流してたら、たまたま発見した店です。なんとも地味な街道沿いに出店ですわ。駅からも地味に歩く距離かも。まあおやつでラーメン食うやつも珍しいと思うけど、客入りが少なくてびっくり。でも、中にはこんな時間に昼飯だぜ・・・というようなサラリーマンの姿も見え、そう言えば駐車場には某食品会社の商用バンが止まってた。おたくもキツそうやねー・・・と思いつつ、お疲れ様と心の中でエールを送ります。








 さて。一番安いメニューを注文するときこそ、男は見栄を張りたい。いかにも「安いから食いに来ましたー!」って悟られたくない。セレブだってラーメンくらいは食うだろうさ!。そんな猫の額よりも狭くて小さい了見を持ち出すオレですから、一応メニュー表を広げてみるふりをするわけです。するとそこにズドン!とくるメッセージが飛び込んで来たから、心が揺れてしまった。そのメッセージとは・・・・、

 「当店限定」「デュラム粉ブレンド麺」「野菜たっぷり300g」

 ・・・この3つ。本当にオレは、人としての器も小さいけど、脳味噌も小さいのよねー・・・まるでハトの脳味噌サイズ。右向いて考えてたことは、左向くと忘れてしまう。そんな感じで、「あっさり中華そば」を食うつもりが、一瞬にして「味噌野菜らーめん」に早変わりして、気がついたら店員呼び出しボタンを押しておりました。そう言えば、子供の頃のオレは、猫背で鳩胸だったっけ・・・。


   











【基準不明だが野菜大盛りサービスはウェルカム!】


 オレの心を躍らせたメニュー写真からは随分と地味な麺顔の一杯がやって来ました。最近野菜が高いためか、人参とキャベツが影に隠れて、モヤシが存在感を増す、だから地味な色合いになるのでしょう。その分、キクラゲはしっかりと入っておりますから、手を抜いている訳ではなさそうです。「野菜たっぷり300g」入っておるようで、これで「60%増量」とのことことですから、「300」を「1.6」で割れば、デフォルトの野菜量が算出できるのか???・・・地方の私立文系だからようわからんが、ここでは190g弱がデフォルトとしておこう。そして300gというのが、調理前を言っているのだと思うが、モヤシの配分が多くなるほど凄くカサがますはずで、本当にこれで300gはキープされているのかに不安を覚えるけど、ここでは良しとしよう。









 とにかく炒められた野菜がしんなりしている一方で、ほのかに香ばしい。そこに味噌スープの甘みがじわっと染み入るから、これがなかなか旨い。熱さもしっかりとあるし、しかもこの丼は幸楽苑では一切見たことないぞ。なんだかんだでモヤシが旨い。ライスを思わず欲してしまいそうになる。ニラもいいアクセント。挽肉も入り混じって楽しさを与えているし、キクラゲのコリコリ感は、クタクタっとしたモヤシに入り混じると、なかなか複雑な歯ごたえで相当楽しめる。なんだ、見栄えは地味でもやるじゃん!。一気に気分が上昇しますー。















【麺は味噌に合わせたイエロー縮れ麺!】


 看板の「モチモチ縮れ麺」を封印してまでも・・・、そんな意気込みを感じないでもなし。しかし、味噌ラーメンなら・・・やはり少し細くても縮れて黄色くて、しっかりした潰し込みがある麺がいいですよねー。なので、この幸楽苑らしからぬ麺が、この一杯では非常に意味合いを増しています。もっと簡潔に言うなら、レギュラー麺にない粉の風合いと、スープの吸い込みを感じる麺です。







 デュラムセモナは、強力粉の中でもハードな粉ですから、潰し込みが肝要。そう言うところが、麺の密度感にも現れて歯ごたえにくっきりと現れます。幸楽苑のレギュラー麺とは真逆な印象。なのでハードは麺だからこそ、野菜トッピングのザクザク感とも馴染むし、また味噌系と言うやや濃厚系なスープにも対峙できると言う感覚。前歯のプツプツっと切れ込む感覚と、奥歯でヌチヌチっと潰しにかかる味わいが風味があってうまし!。また、ズボボボーーっって啜るより、これは野菜など具材を巻き込んでハグっと噛みつき、ワシワシっと咀嚼する方が旨いですね。












【野菜エキスが滲み背脂補強で甘めな味噌味!後半はコチジャン投入で!】


 甘みを感じる味噌スープです。風合いは悪くないし、安っぽさを感じませんでした。ポイントは「背脂」かな。これがかなりコクの分厚さを出しているし、甘みを印象付ける感じになってます。もともと野菜炒めの汁が混じるし、甘めに変化するタイプのスープだと思うけど、ニンニクがある訳でなし、水っぽくなりがちなところを、背脂がよく防いでます。いや水っぽくはないな・・・野菜汁の甘さもある。








 このままでも良いけど、オススメは「コチジャン」の投入。なぜかテーブルセットには、コチジャンがある。なので使わない手はありません。こいつでぐぐっと味が引き締まります。







 総じまして、「鎖系でもなかなか食わせる!コスパはさすが幸楽苑!」という安心感はすごいなーと素直に思います。幸楽苑では、「塩ねぎらーめん」ばかり食っているオレですが、このように各店舗限定麺があるのなら話は別で、発掘して楽しみたいかも。幸楽苑なら、家族を巻き込めそうですし、たまには一家でラーメン食いたいしー。ちょっとネットで探して見て、あったらこの週末でも決行して見ますわー(笑)。と言うことで、意外に満足した次第。なのでとっとと詠います!。



   ピューピューと
   寒風荒ぶ
   環状線



   寒さじわじわ
   味噌温かし



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!





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