ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン2366】 中華そば こてつ (東京・下北沢) つけ麺+菊正宗グラス冷酒+α

<下北沢のラーメンに夢中>


 東京西エリアは、ある程度探検してきたつもりだんですが、下北沢は意外に盲点でして、2〜3店舗のみという経験値の低さです。しかも最近、「中華そば こてつ」さんを訪問してガツンと頭に衝撃を受けた記憶も新しく・・・また下北沢に来てしまいました。実は先日も来て非営業タイミングにて機会損失した次第。仕方なく、憂さ晴らしに、三鷹の「みたか」で油そば食ってしんみりしたばかり・・・・。今回は、早めに仕事を切り上げて訪問です。まだ空が明るい。仕事から逃げてるわけではないので悪しからず。








 前回は、塩の汁系。今回は、「醤油系のつけ麺」をいただきました。当然、「冷酒」もサイドオーダーです。私、気合を入れるときは、自分の手の匂いが気になる性格でして、食券渡すと早速手を洗いに席外し。帰ってくると先日訪問時の通り・・・席に冷酒があるものだと思っていた。そしたら、今回は、再着席と同時に冷酒が配膳です。そしたら同時に、「ありがとうございます・・・・」とご店主から丁重なお言葉を賜りまして・・・。ブロガーの面割れの瞬間というやつですわ。はは!照れ臭い。







 こちらから要求したわけでなないのですが、メンマをアテにいただきました! 御礼とつけ麺を待つ間の、幸福の隙間埋めですね。ああ冥利に尽きるとはこのこと。菊正宗の冷酒のキレに、メンマの淡麗かつ滋味な味わいがうってつけ。つけダレが濃すぎることもなく、竹本来の安易な風味が実に心地よい・・・。冷酒にメンマ・・・・格好の組み合わせです。ご店主!ありがたく受け止め、語ってしまったけど、今回はSPECIAL THANX! っす!次回はメンマの金ちゃんと払うからね。


   











【クリアー&ディープ!スッキリ醤油のカエシ! ゆったり厚めな節の味と香りがナイス!】


 冒頭の嬉しさも冷めやらぬころ、熱々のつけダレとキリリと締められた麺がお盆にのって登場です。醤油清湯系の細つけ麺。今の傾向ですよね。あたくしがラーメン好きからラヲタに進化した6年少し前は、つけ麺といえば、濃厚豚魚タレの極太低加水麺のコンビネーションが主流だったのに・・・・今はこのスタイルがこよなく好き!流行に導かれているのか、それとも時代に試されているのか。醤油の漆黒の色合いのように、真実は実に深いのかもしれません。








 さてこのつけダレ。見てよ!この煌びやかさと、それに反する落ちついた深み。つけダレにワックスがかかったかのようなメタル感覚が素晴らしすぎます。昔の日産セドリックにこれに近いボディーカラーがあったかも。カメリアラードを思わせるような、ツヤと透明度ある香味油が表面を占めて、奥底には、グァム島近くのマリアナ海溝に匹敵する深み・・・、うまいに決まってます。







 味わうと、はしゃぎ過ぎない醤油ダレの味わい。カエシのエッジングも尖らず・・・かと言って円やかすぎるアピールもない。奥ゆかしきカエシのアピールは、単にあっさりと言って良いのかもためらいます。醤油由来の酸味は、実にほのかに・・・・・淡い。塩気アピール少ないけど、旨味の全体レベルは高い醤油ダレが素敵です。







 ここで酢を少し入れると美味かろう。しかし・・・・節系の旨味を大切にしたくて、今回は却下。それほどに、節系の旨味はすごかった。何の節かは不明。だけどいつも馴染みの深いカツオよりは、とても華やかさがあって、重厚さも併せ持つといった魚介の風味。ベースの鶏と豚骨の出汁加減も素晴らしいけど、それを上回る味わいの輪郭が、この節系の味わいにはあるという印象です。酢もいらない、一味もいらない。最初だからかもしれませんが、デフォルトでそのまま平らげたい。そんなファーストインプレッションを深く当たるつけダレでした。












【細麺の主張!ズボボと軽やかなスベリとクッチリした歯応え!風合い爽やかで食欲誘う!】


 はっきり言ってこの麺好き!先日の汁系のパツパツ麺も好印象だったけど、これもまた良いね!というか・・・麺を変えていると思うのだが、冒頭の冷酒に酔っているのか確信が持ててない(笑)。いや変えてるって思う。加水がやや上がってはいて、中心部の芯で風味を感じさせることなく、全体的なグルテン感覚で風味を味わうと言うタイプ。そして表面のツルツル感もしっかりしていて、もちもち感覚とは少し一線を画する感じ。








 口当たりは軽く、すすると・・・それはタレを持ち上げる感覚は少なくて、薄くコーティングされた汁と、レンゲの汁を、同時に合わせてすすり食うのが一番美味しいという細つけ麺の食べ方。その直後に極楽やってくるわー。







 前歯の切れ込みがまた低反発感覚を伴ってスパスパっと小気味好く切れ込むのがいいね。奥歯へ舌で運びこんで、プレスをすると端からプチプチと潰れ込むイメージが明確で、うまさとともにエンタテインメントの高さを感じます。海苔に巻き込んだり、またメンマとネギを絡めたりで、そこそこ複雑な歯ごたえと風味も味わえるし、全体的に満足。麺量も多すぎず、少なからず。ベストな茹で上げ250g前後といったところか。












【熟成感とレアな肉本来の味わい!冷酒が進む!】


 汁系の時よりはずいぶん印象が良かった。寸前に包丁で手切りにしたのか、鮮度の高い切れ味のレアチャーシューの断面のピンク色。そして軽く波だったような包丁切り込み跡。そのまままずは一口食うと・・・ああうまい。淡麗な肉味と肉の野趣なる味わいが嬉しいね。二口目は少し醤油つけダレを絡めたりして・・・・。そしてそのあとに、冷酒で舌を湿らせる。この上ない幸せ。













【スープ割:ブーメラン方式/割っても淡麗な旨味はキープ!汁系への期待を高める】


 コールすると器を持って行ってから返して食える方式。とても熱々でして湯気が立ち上る感じです。実はそのままでも飲み干せるようなつけダレだったので割るのが躊躇われた次第。でも・・・やはり、スープ割りまで行ってこそストーリーというやつです。割って良かった良かった。全体的に淡くなっただけでなく、魚介の配合は全体的にグッと比重が高くなったために、一気に汁系のスープ感覚に近づいた感じ。なんとなく・・・・これをいただくと、汁系のうまさの予告編を見たような気分になるわー。ああ、また来なくてはいけなくなるではないか。












 総じまして、「下北沢随一の極上淡麗系つけ麺」としか今は言えないかな。かなり好みのですよこれ! 別にメンマで買収されたり、情報工作員に仕立て上げられたわけではないけど、単純にこれ好きという感じ。たまには、代田橋で二郎を食うかもしれないけど、これは間違いなく、私の中では定点観測店舗です。また来るか?・・・・当たり前やがな!次回は、ワンタン麺で決まりっす!そしてもちろん菊正宗冷酒もね!と言うことで、また興奮冷めやらぬですが、今回もとっとと詠います!



   外回り
   ヤサグレ気分
   下北へ



   細つけ麺の
   旨さに救われ



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!





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