ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン2344】 RAMEN TOMIRAI (東京・代々木) 豚骨魚介らぁめん

<一見普通の豚魚が・・・ちょっと気になる代々木の麺>

 宵の口に新宿界隈でフリーになって、川崎のオフィスに戻るはずがなかろう。家にそのまま帰ろうと電話するが、急に言われても晩飯の準備ができるはずもなく、気分は撃沈。傷ついた心を癒そうと、そのまま一人晩酌&晩飯です。気晴らしにいいところへ行こう!と思って、泣きつくように代々木駅の坂道を下った名店に突撃するが・・・・ちょびっとだけ早仕舞い!これが二回目の撃沈。とりあえず「新規開拓」だけ済まして、さっさと帰ろうという気分で、なんとなく選んだお店が「TOMIRAI」さんでした。








 なんだか、今更ながら・・・人生二度目の豚魚マイブームなのかも。時代に合わせて来てると言うか、以前のイメージとは違った引き出しを持つ豚魚か。はたまた、頑固なまでの「またおま豚魚」なのかを確かめること自体が面白くなってきてるこの頃です。












【またおま豚魚の新たな可能性?背脂と野菜の甘味??あとは何だ!?】

 入ると兎に角狭いカウンターのみで、これでやっていけるの?と心配になりますが、どうやらお二階席があるようす。妙な老婆心でした。TOMIRAI・・・どこかで聞いたフレーズだなと思っていたら、上野の「戸みら伊本舗」の支店だったのね。それならそれで期待が高まるというところで、配膳が完了。客も少なかったから、とても早く感じてしまいました。








 さてその麺顔は、オーソドックスな豚魚の色合い。ややコンテンポラリーな形状の器に、盛り付けもそれに工夫がされているようですが、豚魚の落ち着いた丸い色合いのブラウンは、安心感と食欲をそそります。見た目は、魚介よりも動物系が強めと感じられる風貌。微妙に背脂の影が浮かぶようなので、これは重いめのスープかと覚悟してのぞみます。







 しかし、最近また胃袋の調子が復活したのか、それほど重くなく感じてしまい、むしろマイルドで落ち着きがある。というか動物系強めにしては、上品な味わいです。魚介の甘甘な煮干感もそれほどパンチなく、どれもがまろやか。とは言いつつも、決してライトな豚魚ではなく、どちらかと言えばヘビー。矛盾だらけですが、とにかく「するする飲める濃厚豚魚」という感覚はすごいかも。







 なぜ甘さがこんなにナチュラルなのかは不明。野菜エキスが十分に溶け込んでいるのか?そんなにベジポタっぽくないけど。また華やかさに味噌系の麹の雰囲気を連想してしまうけど、味噌って感じもあまりない。動物系は豚骨だけではなかろうで生姜、動物系のブレンドだけで、これだけ異質な円やかさが不明で・・・とても面白くミステリアスな豚魚に感じてしまいました。単に私の舌がバカだけなのですがね(笑)。







【まったりスープをしっかり受け止める低めの加水!平麺ウェーブのすすりが快感!】

 こりゃ麺も美味いわ!。となりの若い女性が、食券を渡すなり「麺固め」と告げていたので、ああしまった・・・この店のデフォルトは柔らか麺なのか・・・・と少しショックだった。しかし、実際に食してみると、デフォルトでも十分に風合いを感じる程度の、やや固めの茹で加減で、非常に好み!。丸山製麺の立て札が、飾ってありました。








 縮れ麺と言ってよいでしょう。やや平らかな形状が印象的で、マイクロ平打ちの縮れが、スカスカっと小気味よく前歯で切れる際の、麺の風合いがナイス。スープがそれを邪魔しないし、ダイレクトに麺の香りを感じ取れます。また奥歯でプレスする際は、低反発でクシリと潰れ込むのがのがいい。すすり上げも爽快。形状からしてスープを絡め取るような感じで、表面にスープ成分の欠片が貼りつく。ついつい、勢いよくすすりたくなる刺激でして、口辺りから内頬・・・喉奥まで駆け抜けるゴツゴツな滑りがとても印象的です。喉奥へ落ち込む時のシルエットも明確。












【タレの風味が面白いチャーシュー!逞しくて香ばしいメンマ!】

 なかなか深い色合いの大きめのメンマですが、これが実に醤油ダレの香ばしさと歯ごたえが素敵。確実に酒でやりたい部類のメンマ。ちなみに、日本酒を供えている店なので、いざというとき、晩飯&晩酌に悩んだときにはここへ駆け込んでも良い。







 また肉が少し変わった味わいで、何だろう・・・焦がしニンニクでも染み込ませているのか、かけているのか、ふわっとそんな感じがした。大きさ厚さともオーディナリーなサイズ感だけど、柔らかくて食べ易い一品。スープに埋もれてしまったかも。








 また飾りと薬味で楽しめる、白髪ネギと水菜は、やはりいい仕事してくれます。濃厚スープの中で歯ごたえのアクセントと、苦いで清涼感を与えてくれる。実に悪くない。












 総じまして、「代々木で使い勝手良し!新たな豚魚の引き出しめっけぇ〜!」と言うような感想かと。駅から近いし、通し営業、近隣の名店にフラれても、リカバリ可能な食後感??と言えましょう。正直言って、今回は多少舐めて入店したかもですが、白味噌コラボの味わいは、凄く気に入りました。次回は特製か、つけ麺をいただきます。と言うことで、救われた一杯に感謝。なので詠います!



   疲れては
   登る坂道
   侘しい身



   味噌の甘さが
   優しく包む



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!




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さんぽガール 神蔵愛さん 代々木上原編

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