ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン4395】 morris (東京・大山)中華そば 得のせ 麺大盛 + サッポロラガービール 赤星 中瓶 〜旨さ OLD & NEW!令和になっても定番さと斬新さを醸し出す極上豚骨魚介!一回食っとけ!

少し陰りがあっても・・・年末の商店街はいいもんだ

 

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 喧騒としてても、年の瀬の商店街にジングルベルが鳴り響くと、嗚呼一年が無事に終わるなと毎年ほっこりするもんだが、やはり今年は違うね。ジングルベルの合間に、コロナに対する注意事項が流れたり、また心なしか人出も少ないような気がします。それでもやはり、年末の商店街ってのはいいものです。これまでで一番、印象に残る年末年始になりそうですね。
 
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 さて大山商店街を突き進むと、そこには「morris」があるはずだが、一度通り過ぎてまた引き返してようやく到着です。先日、この界隈の店を探訪してたら、とある御仁からmorrisを勧められたものですから、一度行こうと思ってたんですよね。ようやく叶いましたがこんなにお洒落な店だとは思ってもみなかったもので・・・。なんだか店のアイコンのように、バナナが飾られているのね。バナナジュースもプリンも人気なようで、若い先客が美味しそうに召し上がっておられました。
 

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 そんな洒落っ気だけの店でもない。店の奥には製麺室があって綺麗に整えられてました。店の雰囲気とは裏腹に無骨に自家製麺を貫いている様子。それだけでもラーメンヲタクな私はワクワクが止まりませんが、こちらはベースが豚骨魚介とのことで、またおま豚魚ブーム以来ずっと守りつづけている様子。実力店とお見受けしてさらに期待のハードルが高まる次第です。
 

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<酒> サッポロラガービール 赤星!熱処理らしくズシリと感じる苦味と旨味!オヤジ心を揺さぶる週末の楽しみ!

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 ビールのラインナップが泣かせます。中瓶はサッポロ赤星。小瓶はヱビスで黒とレギュラーを選べる。ヱビスの黒小瓶に激しく心を揺さぶられましたが、ガッツリと中瓶を飲み干したい気分だったので、いつもの通りに赤星をチョイスです。朝の最低気温を更新した日だったのだが、いくら寒くても休日なら昼からビールを飲むのが私の流儀!あしからず!。
 
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 ちょっと手が震えたのは、期待が高まって興奮したのか、すでにアル中になってしまったのか・・・泡だらけになってしまいましたわ(笑)。それでも赤星なら泡も旨い!。鼻と上唇の間に泡ひげを立てながらグビグビと喉越しを楽しみます。ご存知「熱処理滅菌タイプ」。今ではキリンクラシックラガーしか他にはない理解ですが(国産)、個人的にはクラシックラガーの方が苦味は強め。サッポロ赤星の方はズシリと重厚感あるのだが、旨味というか甘みと言うか・・・要するに飲みやすい。熱処理らしくズシリと感じる苦味と旨味!オヤジ心を揺さぶる週末昼の楽しみ!
 
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<全体> とってもお洒落で絵になる豚骨魚介!今風な風合いに昔ながら感覚も融合するハイセンス!

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 それにしても2008年からの営業とは思えないほど、店内がスッキリ綺麗ですねー。厨房や器具が光ってますやん。単なるコロナご時世の清潔さだけでなく、料理人の姿勢ってなのも感じますな。さすが・・・なんて心の中で拍手を送っていたところで、奥様から配膳が完了!。それはこんな麺顔!。
 

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 おおお!初めて見るのに馴染み深いような落ち着いた豚骨魚介の汁!トッピングのチャーシュー豚バラ肉が並んでおり、見ているだけで甘みが伝わってくる感覚!。味玉は艶かしいオレンジ色でとろりとしており、細長メンマも量が多そうで満足感を高める!。黒々とした海苔も分厚そうで凛々しい!。一点一点確認するととてもオーディナリーな一杯のようにお見受けいたします。しかし店の雰囲気にも飲まれたか、今でも通じる斬新感もどこか滲んでいるように思えてなりません。とってもお洒落で絵になる豚骨魚介!今風な風合いに昔ながら感覚も融合するハイセンス!ってな感じ。
 

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<スープ> ごくごく飲み干せる豚魚の円やかさ!微かなトロミがコク深く乾物の滑らかな溶け込みが落ち着く旨さ!

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 さてスープ。一口啜ると優しく沁みるって感覚。失礼な言い方になったらごめんなさいだが、こんなに旨いとは思わなかった(汗)。いわゆるライト豚魚と言う分類だが、淡麗とかあっさりとか薄いと言うのではなく、ライトだけど旨さがしっかりしていると言う感覚。豚骨の煮出しも丁寧でしっとりしたもの。少し鶏も入っているのかコク深いし、微妙で微かなトロミもあるではないか!。口の周りはペトペトしないので、鶏より豚のコラーゲンってな感覚でしょうか。
 

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 そして甘みがジャストフィット!。優しく円やかな甘みでしつこくない。魚介の溶け込み、特に煮干しの甘みなのでしょうが、ざらつき感は全くなくシルキーとすら覚えるサラサラ感もありなむ。こりゃ他にも節系とか昆布もしっかり溶けているような感覚。なのでライトだけどしっかり味わい深く仕上がっているような感覚です。
 

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 タレの醤油はカエシの感覚が尖らずこれも円やか。もしももう少し魚介感が少なかったら「醤油」に分類してもいいくらいで、それでもしっかり旨味を感じる醤油ダレ。チャーシューのタレにも通じるような甘みも溶けているような、とっても馴染みやすい旨さでございます。
 
 

 

 
 
<麺> 自家製麺!明るい弾力に凛々しい引き締まりも覚える多加水ストレート中細麺!出汁と絡み旨味持ち上げまくり!

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 麺も旨い!。豚骨魚介には多加水系が定番。そしてその系統の中ではややスリムなストレート中細麺と感じました。特有のモチモチとした明るい弾力がやっぱり魅力的ですが、心なしか引き締まりもあり、腰つきがしなやか且つ力強さもあるようなイメージ。前歯でプツプツと千切るのも楽しく感じます。
 

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 麺のスリムさはスープの持ち上げにも功を奏してるようで、出汁が絡む旨さがいいね。思ったより出汁の浸透はゆっくりめなので、中盤までは麺の風合いもしっかり楽しめるのも好印象。大盛りにして大正解です。束になった麺を奥歯に力を入れるとクチクチと淡く弾けて潰れてゆく。噛み締めると出汁の旨さと麺の甘みで唾液が放出され、糖化したイメージの旨味でまた高まると言った感覚です。
 

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 最後まで熱ダレなく一本一本凛々しいイメージ。なので喉越しもなかなか優れもの。終盤にはツルツルと滑らかに啜った後にシコシコと奥歯で潰し、あとは喉奥へ追いやって麺のシルエットを楽しむばかりです。
 

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<チャーシュー> 定番の豚バラ肉!タレの旨味と脂身の甘さが分厚く融合!豚魚出汁を吸い込む赤身の柔らか旨さ!

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 豚バラが旨い!。なんと言っても脂身の旨さ。皮に近い部分はタレの浸透の味わいに、脂の甘みが一体化してとてもご飯が進みそうな旨さ。脂が一番柔らかい部位なので、噛み締めることなく舌の上で蕩けて無くなってしまいます。また赤身に深く差している脂も、解れるような柔らかさに素直な甘さがあって堪能しきり。
 

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 赤身がまたいいね!。これも自重で崩れそうなほど柔らか極まる感覚。そしてスポンジのように豚骨魚介のスープを吸い込みまくり。噛み締めると肉本来の味わいと、タレの甘辛い旨味、そして豚骨魚介の出汁感が一体化し、旨さの洪水が始まる。白飯もいいが、この味風景を麦酒で洗い流すのもいいもんですね。低温調理の肉も進歩的で旨いが、定番の豚バラ!煮豚タイプの肉も実に旨いっす!。
 

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<メンマ> 細長スリムな柔らかメンマ!クニュコリッとした歯応えに出汁を吸い込んだ旨さ!

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 メンマも美しく揃い並べられて素敵!。スリムで長めのタイプで、味わいは濃くもなく薄くもなく。コリコリとした歯応えも少し残しますが、クニュっとした歯応えなので、麺と絡むとよくなじみます。繊維質はとても細かくて歯切れも良い。質感いいのにボリュームも多め。「得のせ」はやっぱりここではオススメのようです。
 

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<味玉にハズレなし!> 醤油出汁のマイルドな浸透!白身も味わい深く卵黄はトロトロしまくりでスープとベストマッチ!

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 見た目以上にしっかりと味わいを残します。白身には薄い醤油系の出汁が浸透しているのがよくわかります。ペールオレンジとベージュの中間みたいな色合いが深く均一に染まった感じ。白身だけ味わっても風味を感じるほどで、これなら冷酒が進みそう。
 

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 そして卵黄がまたマチュアな旨味が濃ゆくていいね!。とても深いオレンジ色で出汁がしっかり浸透して熟したような仕上がり。周囲はジュレっぽいですが中身はトロトロでソースのような仕上がり感覚。味わいがとても濃ゆい!。そのままでも十分旨いが、マイルドな豚骨魚介スープの味ともマッチするので、沈めて味を足しても満足いく旨さです。嗚呼、味玉って本当に楽しい旨さ!。味玉追加を激しくオススメ!
 

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総じまして「旨さ OLD & NEW!令和になっても定番さと斬新さを醸し出す極上豚骨魚介!一回食っとけ!」

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 ・・・と言う感動の嵐!。どうして今まで来なかったのか・・・機会を作らなかったことを激しく後悔。往年の豚骨魚介ブーム以来、生き残っている店って本当に旨いのです!。玄人にも激しく刺さる旨さ!若い方も優しく感じる崇高な旨さ!家族でもデートでも使い勝手もよし!。板橋付近に立ち寄ることあれば、途中下車してでも激しくオススメ!。旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

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