ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン1503】 麺恋処 き楽 (東京・御成門) 味噌らーめん・中盛り


 なんだか腹が立つ・・・というほどでもないが、多忙に多少のイラつきを覚えます。なので、昼飯は好きなもの、品質がよいもの、そして和むものを自然と食いたくなります。となると、思いつく店は自然と絞られて来るわけで、なんとなくこちらがその中で大きな候補となります。ランチタイムという時間の制約ともぴったりくるしね〜。そんなこんなで、今回は、「麺恋処 き楽」さんへと突撃です。






 でも混雑しているだろうな〜・・・・なんて感じていたら、訪問時の12時台前半で、店外に行列なし!これはラッキーと思って入店したら、中で8人ほどイスに腰掛けて待っていた(泣)。ここまで来て引き返せないのもあるが、気になっているメニューもありましたので、そのまま連結です。気になったメニューとは「味噌らーめん」。「いそじ」でも「き楽」でもこれ食ってない。一回食っとけと遥か昔に先輩レビュアーから言われた記憶が、今回の店選びの段階で思い起こされた・・・。そんな、空腹と義務感を感じながら、この一杯と対峙する次第です。





 ここって、中盛りまで無料サービスな上に、麺の量もそこそこボリューム感あって、実はコスパが高いのよね〜。隣客のつけ麺なんて、量が多くて羨ましいかったりする。などと横目でチラ見しつづけている怪しいオッサン状態で、配膳が完了いたします。おお!特製でなくとも中々の存在感ある麺顔!一通り写真メモを撮り終え、いざ実食へと進むのですが、やっぱり唸るね・・・・。



 うう・・・、しなやかにスーッと入って来る味噌のフレーバー!そしておなじみの豚魚の旨味とのハーモナイズがええ感じ!旨し!!










【スープ:味噌の追加投入で、よりベースのライト豚魚の性能が発揮されるという感覚】


<味噌フレーバーなライト系豚魚というニュアンス!味噌で出汁感高まる豚魚ベース>


 これは意外な仕上がり感であり、予測しえたフレーバーであります。「味噌らーめん」という文言から何となく通常の味噌仕立て全面押し出し!という感覚でこの一杯を待ち受けたが、実際に配膳され、食してみると、「お得意豚魚の味噌フレーバー風」という立ち位置。当たり前と言えば当たり前である。しかし、この当たり前の味噌フレーバーがとてもナイス!。啜っては、おなじみの和みあるライト系豚魚なれど、その味わいは丁寧であり、そしてエッジングに少し塩気をハッキリと感じる。さらに、鼻腔に広がる味噌の風合いがマッタリとしていてコクの深みを増す。


 味噌により、ベースの豚魚の良いところが引き上げられたような感覚。ベースのしっかりとた作り込みがあってこそ、クローズアップされても旨しなのだな。そして、味噌のペースト感もゆるやかで、ライトに溶け込む感覚。味噌!ミソ!!みそ!!!MISO!!!!〜って全面に出ずに、バックアップしている黒子のようで、スーパーサブといった感覚の味噌感覚がナイスな感じだな〜。







<後半はモヤシの汁気もありより円やかな甘味がプラス>


 後半はより柔らかい味噌豚魚と感じる。それは、時間経過でトッピングのモヤシの汁が何とも柔らかなエキスを垂れ流すと共に、麺の風合いもどことなく汁にも滲んでいる気がする。味噌に舌が後半には慣れてくるのもあるだろうが、味噌フレーバーは少し淡くなる反面、より円やかな甘さが加わったよう。よりサラッと食える仕上がり感覚がまた泣ける。


 いずれにせよ、ベースのスープが実に生きているし、重くないというのが最大の勝利要因。このベースの緩やかさに味噌がのびのびとしているという印象はとても良いな〜。これは、代々木の店でも同じものを食べ比べてみたい気もするし、別メニュー坦々麺にも大いに興味がそそられるという次第です。










【麺:丁寧な作り込み感を感じるおなじみの自家製麺ナチュラルなモチモチ感ある多加水系】


<上品なモチモチ感と感じる多加水中太ストレート!自家製麺!>


 まあ定番で王道なる多加水の中太麺でして、自家製麺だと言われると、ハンドメイド感もあるような目移りをしてます。しかし、いつもながら、品質管ある一品です。基本的にはストレート麺で多加水麺の風貌。麺をリフトすると若干の弾力を感じつつ、引き上げて啜り上げつつ前歯で千切る。この感覚が、モチっとしている中に、クチリという淡いテンピュールのような固い低反発部分を中心に感じる。そこが質感を高めているようにも感じる。


 そして奥歯でのすり潰し感においては、程よい弾力感が豊富で、いわゆる言葉通りのモチモチ感が漂う。潰し込みや芯の存在などないナチュラルな噛み心地が、いつもながら余裕さすら感じる。普通のようで高品質だな〜といつも思える。






<スープをやや吸いがちで、より物腰柔らかでスベスベとした滑り心地>


 やや汁を吸ってこそ、後半の滑らかさが活きる。表面がツルツルなのだけど艶っぽいというよりこれもナチュラル。スープが味噌系とはいえ基本的にはライト系なので、軽くまとってスベリを良くする感覚。そして、麺の太さも丁度良く食べやすいスベリ感もあって、割と好みです。普段、加水低めのが好きと言っておきながら説得力ないけど。







【具:トッピングが、すべての仕事の丁寧さを代表しているかのような出来具合】


<非常に香ばしい焼きが入ったロース肉が旨し>


 少々小ぶりな感じもしないでもないが、中々タレが染みこんでいて、いい感じ。白飯に合いそうな風合いで、ほぐれるほどの柔らかさのようで、実は身が詰まったような質感です。そして何を隠そう少し一面だけ炙ったような風合いが実に香ばしく食わせる。これは、旨し・・・。一度、チャーシュー麺食う食うといいつつ、懐具合がいつも優先してしまうのだが・・・。





<これほど整列したモヤシとメンマは嬉しく映る・・・質感も高まるトッピング>


 それにしても、細かいところをつつくようだが、このモヤシとメンマの整列ぶりは見事!撮影用かと思うほどに、中々こうもキレイなのはすごいと思う。見栄えにこうも気を使っているということは、味わいもしかりであり、もやしの熱々シャキシャキぶりは見事。そして、メンマの柔らかさとコリコリさのハーモニーもさすがです。











 総じまして、「まだまだ高まるライト豚魚の信頼感」といった感じの味噌風な一杯。そして、派手さはなくとも質実なる実力度を感じるお店であります。これは、この界隈リーマンが実にうらやましい・・・・。


 それにしても、またこの日の夜は遅くなりまして・・・・終電でございました。始発で出勤して、終電で帰る。そして、週末はどうなるのかもわかりません。なぜって?これも大型連休があるからのしわ寄せ。いいのか悪いのか。微妙ですな・・・・。なので詠います!


   時早く
   青い葉桜
   ツツジ


   ベージュ豚魚に
   コク深く味噌


 お粗末!ということで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!






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