ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン2340】 中華そば 輝羅 (埼玉・内宿) 淡麗中華そば

<男も日傘!埼玉の暑さを舐めてはいけない>


 仕事疲れなのか・・・。今回の遠出のラー旅は、スタートダッシュが遅れたんだよなー。埼玉もかなり内陸部だと、都内ほどではないよねーと思って舐めてたら、開店時に突撃すると駐車場が満杯! そして店外まで客が溢れおります。仕方ないのでクルマの空きを待って20名あまりの行列に接続です。しかも日陰が一切ないから・・・・汗が吹き出るとはこのことで死にそうになります。店のスタッフが「よろしければ、日傘をご用意いたします」と言うので、おっさんな私も堪らずお借しいただきました。日傘をさす夏ジジイwww。絵になんねー。


   



   





 ここは、食券を買ってから並ぶシステム。待つ間に干上がってしまう心境に変化してゆきまして、こんなことなら「冷やし煮干し」にしとくんだったか? 今回は、「淡麗中華そば」とさせていただきました。今回の教訓・・・夏のラーメン活動には、日傘が必須!早速 amazon を検索!即購入!







【丸鶏?のような芳醇なコクと、塩気がちょっぴり洋風なカエシ感覚!】


 それにしても小綺麗でスッキリしたプレバブちっくな新しい店舗は、戸外の暑さとは裏腹にとても居心地良いです。単なる冷房の効き目なんかではなく、整理された空間と、家族経営的な朗らかさが、業務用エアコンの冷風に乗って立ち込めるのです。奥さんのテキパキした接客と、お母さんの優しいご対応も和む。外で待っている間、干上がった私は、氷水を座った途端に一杯飲み干し、次に胃薬を飲むためにまた一杯。体調悪かったらラーメン活動するなよと、今回ばかりは反省です。そんなヘタレた体調でも、なんとグイグイと食える!完食!!しかもまた先客より早く食べきるという爆食を誘う出来栄えです。







 配膳の瞬間、「あれ?汁少なくない??」と正直思えて・・・実はマイナススタートだった。ところが、一旦スープをすすると「塩のカエシが豊かで、むしろ甘みじゃないか!」という私の好きなタイプだった!。戸外で待つ間、絞り出された塩分が一気に補給できるのか!? ポカリスェットのようにはいきませんが、円やかな塩分が私を生き返らせてくれます。カエシが、何かの海塩とか岩塩とか見えなかったけど、実はじっとり感がある塩気でそれが丸いといった感じ。なのでスープのエキス旨味が溶けてカエシと区別つかなくなったのか・・・。そこには、魚介の雰囲気はあまりせず、ちょと洋風に振れたコンソメちっくな味わいが実に上品。








 塩分が補給できたところで、ちょっとづつ元気になって感じるのが、動物系の旨味。軽く霞んだスープ感ですが、豚というより、私は鶏の旨味を感じます。しかもガラでさっぱり出汁を取るというより、分厚い出汁の上澄みを濾し取ったようなスマート感。なかなかイケます。微妙に浮かぶ乾燥パセリのような青い破片が微妙に香るのだが・・・実のところよくわかりません。わかるのは美味いというだけ。







 今になって冷静に思うと、少なめのスープ加減、熱すぎない温度感覚も、なかなか良かった気がします。これは本来は、サイドメニューとか、軽く飲んだ後にサクッと食うのには最高な一杯かと。誰かに運転させて、ハートランドビールとやりながら食うと最高なんだろうなー。







【適度に汁を吸い込みボソッと淡白な切れ味!滑りも良いストレート細麺!】


 密度感が割と少なめで、白い地肌できめ細かい。角麺で細麺の中でもやや細めなタイプのストレート麺。もちもち感覚はなく、スパスパっと切れ込む感じが小気味良いタイプで、どちらかと言うと、淡白な噛み心地。それと、スープを吸わせた後の味わいを楽しむのに優れた麺です。こういうのはスープに相当自信がないと負けてしまいそうだけど、成り立ってます。








 こういう麺って正直言って、加水のレベルに自信がないんですよね・・・。汁をばくばくと吸い込むので解りにくい。そんな時は中加水と言い切っている私ですのであまり信用しないように。特に、今回は体調がヘタレたので申し訳なく。しかし、後半になって汁吸い込んだ時、奥歯で嚙みしめる瞬間のクチッとした部分に、麺のデンプン質を感じたように思えて、それがうまかった。繊細な麺なので、その後を追ってばかりしてたら、一気に食いきってた(笑)。隣の客が食う早さ驚いてた(絶対に健康に悪いから改善しようと思う)。












【鶏チャーシューのほんわかスパイシー&塩気バランス!極柔らかで酒のアテに最高!】


 最近都内でも鶏の胸肉をトッピングする店が多いけど、ここも似たようなものかと侮ってはいけませんよ。単なる化粧パフのような・・・パフパフの柔らかさと微かな塩気で食わせるタイプもいい。だけれど、少しスパイシーさと塩気があった方が絶対に美味い。そんなことを確信するような鶏肉です。しかも肉厚。これは・・・別皿にして並べると立派な酒のアテになる。陸の孤島でクルマ前提のロケーションでこれは罪作りですよ(笑)。まー食ってみなはれ。体調悪くてもバクバク食えるから!







 あと、穂先メンマは二本入ってて楽しめました。塩ダレとは別の味わいがあって、麺と絡めて食うと異様にうまかった(ゴマの香りあった??)。また白ネギも長すぎす、白髪ネギとも言い難い長さ。これがネギそばみたいに、麺と絡んでザクザクと食える。さらに青いのが微かに風味を添えるから、ネギの香りがまた面白い。意外と言っては失礼なんだが、緻密が計算なんだね。













 総じまして、「淡麗と芳醇の間の感じで切れ味抜群な塩ラー」と言ったところかと。しかし今回はもっと万全な体調で対峙したかったというのが本音。お店の方は素晴らしく、夏の暑さを考えて日傘を備え付けたり、外に冷えたお水を備えたりで、しっかりと考えられて他のに・・・私のヘタレさが悔しいっす。そんなヘバッた体でもあっという間に完食でしたから、ポテンシャルは確かかと! またどこかの店の攻略ついでに寄らせてもらうかと思います。広い埼玉大陸を想いつつ・・・詠います!



   ラー旅で
   意地で並んだ
   炎天下



   日傘嬉しや
   なり振り構わず



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!






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