ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン1978】 タイガー餃子会館 大久保店 (東京・大久保) 汁無し担々麺+生ビール


 この世に自分とそっくりな人間は、3人いるんだっけ?忘れてしまいましたが、今夜は自分だけの範囲でびっくりしてしまいました。昨夜、目黒の権之助坂で食ってとても印象のよかった汁無し担々麺が、たまたま調べて近くにあったので寄った店で、全くクリソツな一杯に出会えるんだもの。ラーメンドッペルゲンガーな感覚でございます。なんのことはない・・・・たまたま、「KIWA Corporation」系列のお店に二連続で訪問しただけの話。数千杯食おうとしている私の中でも、なかなかない体験でありました。それだけにレビューしづらいのだけど、いっちょやってみます。













【店:洗練されたミスマッチ感は私好みであります・・・ジャズと大衆中華と清潔感 】

 
 ここなら、嫁さんでも連れてこられると思える、大久保らしからぬシュッとした清潔感もあります。嫁さんと付き合っているころ、紅虎餃子房の棒餃子にはまっていた「KIWA Corporaiton」。そこよりはずいぶんと明るくて、プチ宴会にはもってこいかもしれませんね。比較的空いていて、ジャズが静かに流れながら、大衆中華食堂のガツンとくる旨さの雰囲気が感じられます。今では珍しくなくなりましたが、こういう中華料理店は、15年前くらいは少し衝撃的だったんですよね〜。濃密な杏仁豆腐には度肝を抜かれたっけ。


  


  











【タレ:あれーーー!ここも、非芝麻醤系の王道的な漆黒の圧倒感!】


 もう配膳の瞬間に、ラーメンドッペルゲンガー状態!まさに昨晩食ったと同じ挽肉感なんだもの!この質感とレベルの一定な均一さは、ある意味すげーな〜と思えてなりません。








<醤コク控えめだが辣油も淡く混じる!そしてコク甘くでうまし!>

 前日、「椿華亭 目黒権之助坂店」のコメントしたから表現しづらい・・・・。非芝麻醤系は変わりなく、挽肉につまったコクと甘いフィーリングが良い感じなのは同じ。軽い辣油のエッジングも同じ。でも何か違う。強いて言えば、「出汁感の少なさ」かな? 肉汁から滲み出たようなエキス感と、醤のコクは同じなんだけど、ベースタレが少なく、その分辣油がやや主張するか?と言った感覚。どちらかち言えば、こっちの方が汁無しっぽい。なのでザクザクっとトッピングの歯応えが生きているようで、お酒のアテとしては優れているかなっと感じ入った次第。でも・・・・そんなに昨夜と差があるわけではない。







<挽肉自体の旨味汁は少なめなんだな・・・>

 そう、挽肉のゴロゴロ感がより感じられます。しかし味が薄いとか淡いわけでもなし。これは、好みの問題だね・・・・。思い切って固形物をレンゲで端によせて、汁を視認しようとしたけれど、ほぼ麺と挽肉に吸い込まれたよう。辣油の斑点がペイズリー文様のようにうごめくだけです。












【麺:半生麺のごとくなのだが優しい風貌、共通項は大陸的なニュアンス!】


 麺の表情もほぼ同じ。いやそっくり!。しかし・・・・・微妙に計上と歯応えが違うのが、ブランド個性の表れというやつか?








<中太半透明!少しやわらか系の歯応えで、やはり大陸的!?>

 昨夜は、平打ちできっちりした歯応えを感じさせたんですが、今夜は一転して、やや柔らかいニュアンスを保ちムチムチモチモチとした表情を浮かべます。それに平打ちの幅が少し狭まったようで、より一般的なサイズ感。前歯での千切れもスパスパと小気味良いし、奥歯でのプレスはもやしの潰れ感覚と同じくらいに淡いです。風貌は大陸的なんですが、食感は日本的ですかな・・・・。







<もっつりツルリン!としたすべりと縮れでトッピング巻き込む!>

 ま、そんな感じでよりゆるやか、たおやかな物腰でして、啜り上げがとても楽しかったりする。汁のハネも気にしないでいいので、思い切りずぼぼぼぼっぼぼぼぼぼぼーーーーーーと勢いよく啜れます。多少、もやしが暴れますが、気にしない気にしない。












【具:挽肉の存在で、今日も生ビールが進む!】


 たとえ双子でも、個性がばらけるように、微妙な一卵性双生児的な汁なし担々麺!


<またお会いしましたね?挽肉が色黒でドヤ顔してるみたいな存在感>

 挽肉感は完璧に双子です。違いがわかりません。ドヤ顔も同じですし、粒の大きさやフィーリング。上に微妙にかかった追加のタレも同じ。赤唐辛子の散らばりも写し絵。ただ・・・ホクロが違うといったように、白胡麻のふりかけぶりが、違いを意識させてくれます。それ以外、味は全く一緒! 椿華亭さんとは! そんな感じで、青ネギともやしのザクザク感に、「またお会いしましたね・・・こんばんわ」と、心のなかで一人挨拶です。












 総じまして、「KIWA Corporation ・・・・私の趣向に合ってるかも!」と思えてならない偶然の出会いです。結局、この味、好きだわ・・・・。ただそれだけ。こうなれば、同じ系列で同じ麺を食い尽くして制覇したろかなどと野心ももたげますが、これ以上アホなことは、やめときます。ちゅーことで・・・・誠に適当ですが、なので詠います!



   心地よい
   ジャズと中華の
   ミスマッチ



   思わずびっくり
   デジャブな旨さ



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!



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