ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン1948】 煮干中華そば 鈴蘭 中野店 (東京・中野) 煮干そば


 早朝から仕事でぶっ飛ばすと、午後7時を回るころにはクタクタになりますな。先日なんかヘタリすぎて自宅で風呂上りにソファーに座ったとたんに眠り込んでしまいました。座ったり寝転んだりして30秒もあれば、眠りに落ちます。こんな感じだから、最近ドリンク剤併用で会議に出たりしてて、オシッコの色が心配になってきます(お下品ですみません)。

 されど、あれ食いたい!というモチベーションがあると頑張れるもんですね。まるで中学生のような純粋さで、中野の煮干を食うことをこの日の目標にすえて、なんとか一日乗り切った次第。













【店:ようやく落ち着いてきた客入り具合、今ちょうど良いかも】


 この辺りは3〜4件ラーメン店がひしめき合っているという中で、最近までは一極集中的に客入りが多かったこの店。なんだか避けてて、数件横にある懐古系の店に流れていた私ですが、そろそろ濃厚煮干を欲してきたし、たまたま火曜日であったこの日は、西荻窪のお気に入りの店が休業日ということもあって、久しぶりに「鈴蘭@中野」さんに訪問を決意です。

 しかし、段々と落ち着いてきましたな・・・・。ようやく遅い晩飯タイムでも空席に余裕で滑り込むことができるようになりました。もともと新宿店でもお気に入りだった煮干が、ここでも頂けるのですからこうなれば少し訪問頻度を上げたくなる。同じ煮干のようで・・・・少しブースト効かせた汁を今回は啜りたかった次第。 


  











【スープ:いつもの味わいのようで、チョットづつの進化感覚!?】


 数えてみたら今回が3回目だったのね・・・・。意外に記憶がぶっ飛んでいて、新鮮な気持ちで食えたのがむしろラッキーだったかも。そのスープ感も、当初「鈴蘭系の中では一番濃ゆい煮干」という情報から、少し重めの印象を抱いていたのですが、むしろ実食してみて、丁度良い塩梅という感覚。








<苦味抑えめながらも濃厚な煮干出汁加減>

 何が「丁度良い塩梅」かというと、煮干感と塩気。まず煮干感は、かなりぶち込んだと言うわりにはすごく食べやすい。決して薄いわけではなく、丁寧な作り込み故のきめ細やかさが、食べやすく、マイルドにさせているのかと勝手に抽象解釈。かと言って煮干も香ばしく、苦味だけが抑えめという感覚です。そこへ、テーブルセットにあるブラックペッパーなど、ほんの微かなひと振りで、煮干感が研ぎ澄まされるというフィーリングも素晴らしい。いわゆるニボったエグ味は一切ございません。デフォルトに少々ペッパーが入っているので入れすぎには注意です。

 次に塩気は、醤油ダレのカエシ効果もあるのでしょう。塩気がダイレクトに煮干に結びついているようなダイレクトな塩気のエッジングが良い気分。表面のみならず、丼の淵にも張り付く煮干のエキス感が濃ゆさを物語っている一方で、刹那な感じます。そして一方で、キリリと切り込む塩気がたまらない。ネギ、玉ねぎの薬味フレーバーとも調査しますし、「こんなに旨かったっけ?」と正直感じ入ってしまった次第。


<負けじと豚骨も濃厚!しかもスッキリバランス>

 煮干だけのスープでは当然ない。しっかりとした豚のコラーゲン感もあり、ラードのまろやかさと、豚骨の丁寧な煮込みによる芳醇さが相まって、煮干のバックアップだけではもったいなくも思うほど、崇高感があります。ここに、フレッシュ玉ねぎの微塵の野菜汁がにじむとこれまた、さっぱり度が増すのだよな〜。本当に、煮干も豚エキスも濃厚さを感じさせるのに、普通にゴクゴクと飲み干せるさっぱりバランス感がいいのです。













【麺:この平打ち縮れが、この店の煮干コンセプト】


 前回は、たしか「細麺チョイス」だったのです。細麺はそれはそれで大変にショックを覚えるほどに旨かった。でも今回は、なぜかデフォルトの麺にこだわったわけです。理由は特にありません。







<熱々の平打ち縮れのヌチヌチっとした弾力がいい!>

 見るからに多加水です。表面のきめ細かいというか、コーティングを施したというか、艶やかさがとてもナイスです。しかし、これがまた蓄熱にも長けてる麺でして、非常に麺が熱々!なのに熱ダレを起こさないという逸品です。当然もちもちとした高反発を覚える一方で、奥歯でプレスすると、ヌチヌチっとしたグルテンの反動。ここに麺の風合いがふわーーーっと鼻腔を駆け抜けるのです。その一方で熱により、油断をしていると口の中の皮がベロンと剥がれる・・・。


<舌で確かめるような凹凸の啜り上げ感覚>

 艶っぽい多加水麺だからね・・・。本当は、ズボボボボーっと勢いよくすすって、縮れの凹凸感を感覚でも味わってみたいと思うのですが、熱がそうさせない。結局ハグハグって形で一部食うことになるけど、それでも凹凸感は十分に舌触りで感じることができます。また、食べ応え感もこの方が感じることができて満足かも。あつもり感というより、熱もり感? 

 細麺もいいけど、やはりここでは郷に従ってデフォルトの太麺縮れで真っ向勝負したほうがよいのかもしれません。













【具:美味いだけに、更に欲しくなるチャーシュー】


 私がいつも遭遇するたびに、頭の中で雄たけびをあげるあのタイプ。酒に合うというか、上品なタイプです。濃厚煮干っぽいワイルド感あるところにあえてミスマッチに思えるきめ細かやかな肉片が、たまりません!


<レアチャーシューは無限に食えそう!>

 ま、そんな感じでこれだけは無限大に食えそうです。チャーシュー麺にすると200円アップですので、これは試す価値ありかと!ちなみに、せっかくのレアが熱変化してしまうので、いつも麺顔の撮影を終えたらサッサと、ほかの具材の上へと熱対比させるのです。それか冒頭で一気に区域ってしまうか。少しスープにシャブっと浸してから食うのもうまいし、そのままダイレクトの味わいも言わずもがな。なので個人的には最低限2枚は欲しいといつも思っているのだが・・・。できればもう一枚くれ〜・・・・・。








<穂先メンマ、玉ねぎ微塵、ネギ等抜け目なし>

 穂先メンマは、2本ございました。煮干のエキスが貼りついて妙に香ばしくて旨かったのが印象的。たまねぎ粗微塵もかなりのボリュームと食感でこれまた煮干をいい意味で中和してくれて歯ごたえも与えてくれる。煮干にたまねぎのコンビネーションのテッパンぶりは、私個人としては関東に着てから認識した大きなポイントです。またネギは、あえてざく切りにしてるのが面白く、歯ごたえ感あり。賛否ありましょうが、どれも画一的な麺顔が多い中、個性あってよろしいのではないでしょうか。












 総じまして、「今がちょうど良い安定感出てきた煮干そば」と言う感覚で、これまたローテーションに組み直さねばと、嬉しい悩みを持ちかけてくれる一杯です。この品質感がお手頃で、駅から近く、混まずに食えるとしたなら、まさに求めていたもの。あとお酒でゆっくりと出来れば完璧ですね。その前に、チャーシュー増しをして肉悦楽に浸るのが先か・・・。ともあれ、またひとついい一杯を思い出すことができて、気分が良いです。またとても疲れた1日だったけど、いい1日だったわ。なので詠います!




   疲労して
   空腹重ねて
   中野下車




   ため息吐いて
   煮干を吸い込む





 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!







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