また来てしまいました。常連というより「フェチ」化してしまったかのように今回も通いました。わざわざ途中下車してまで食いに行くか普通・・・・。と自虐的になりながらもやはり楽しい。いつもながら、開店直後に続々と集まる客。そのうちの一人が私ですが、フェチも増殖しているのかもしれません。ここの醤油は、ハマると定期的に食わないと欠乏症が発作のごとく起こります。
【スープ:キレとコクのバランスがいつもいつも素晴らしい】
何がハマるのかといえば、醤油の醸造感ありつつ塩気がスパッとしたキレ!多少酸味を感じるときと、そうでないときがあるのは私の体調によるのか、季節によって調整しているのかは不明。それと滋味と感じる隠し味がジリジリと淡く響いてたまらんのだわ・・・。これも体調によっては濃ゆく感じたりもするのだが、春木屋理論ではないけれど、多少のぶれがあってこその「変わらぬ味」というやつかもしれません。見栄えや色合いも艶っぽい。昨年後半は、ほとんど塩らーめんしか食わなかった私が、突然今年になって醤油系しか食わなくなったのは、この「麺やでこ」の醤油そばのせいかもしれません。
【麺:おお!?また元に戻りましたかね?】
今回、久しぶりに書く気になったのは、また麺が変わったような気がするから。というか、元に戻ったようです。前回は少し正方形に近い切り口だったのですが、従来通りの「少し横に伸びた四角形」になっております。平打ちとまで言い切るほどでもない細さでありまして、その分繊細さも保ちます。箸でリフトすると駒がそろうようにきれいにそろう。口当たりよくするするとして滑らかなすべり。そして前歯で千切ろうと差し込むと、締まりのあるクチリとした歯ごたえ。奥歯でプレスする際は横ずれして、端から順につぶれるのだわ・・・。やっぱり旨い!
【具:醤油スープが繊維の隙間に染み込んで・・・唸る昼休み】
ま、相変わらず!の二種チャーシュー。豚のロース部位がスカスカっとしていて、繊維の隙間にスープが染み入ると肉味と醤油感が交じり合ってなかなかの味わいです。一方の鶏のほうは元からややジューシーであり、香味油が先に染み込んでいるところにスープたれのカエシが染み込んで旨し。穂先メンマも非の打ち所がない・・・・。
総じまして、「もはや私の昼別荘」のような気分。三鷹や中野といった中央線沿線には多いのだけど、東横線では唯一ですので大変重宝しております。邪魔にならない程度にまたきます。今回は手軽にこんなところで。すっかり忙しくなってきたので、体力も減り・・・レビューの頻度や量も質も手抜きになりますが、こちらの一杯だけは手抜きがありませぬ。お近くに来た際はぜひ!なので詠います!
雨粒が
でこに当たりて
足早め
しつこく通う
でこの醤そば
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

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