ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン1904】 RA-MEN 3SO (東京・古淵) 3SOラーメン(味噌M)


 板橋で気持ちよい一杯を食ったあと、自宅に向かって車を流すのですが、天気も良く、また環八が気持ち良く流れるものだから・・・・調子にのってかなり流してしまった(笑)。東京の広い道をダラ〜と渋滞少なく流せるだけでとても気持ちよい。そこでまた調子にのってしまったのだな・・・・。この日は完全フリーだったために、少しだけ高速で飛ばしたくなって短い距離だけ走らせることに。どうせならもう一杯宿題を片付けてから帰ろう、駄目だったらそのまま引き返せばいいかと軽い気分で訪問したのが、「3SO」。某サイトのスーパーコンピューターが、長いあいだここ行けと示しているのを無視し続けてたんですよね・・・。結果的には、午前の部最後の客にホントぎりぎり滑り込むことができてしまい、念願成就と相成りました。ここは、基本メニューからいっときましょうということで「3SOラーメン(味噌M)」。あまり腹減ってなかったのですが、帰りは胃袋きつかった。スープまで飲み干させる魔力がそうさせた。


  










【店:コンテンポラリーな店箱にフレンドリーな雰囲気、女子ウケしそう?】


 店の中は、若い客層が多く、比較的女子の比率が高い・・・というかカップル系が多かったっけ。でもそれもなんとなく納得させるコンテンポラリーを感じさせる小綺麗さがございます。カウンターにはレゴが置いてあったり、小物もどこかfranfranちっくな感じを連想させます。でもそういうのなんだか落ち着く感じ。うまいもの出しても気難しい店なら気疲れするもんですが、ここにはそういうものが一つもない。別にチャラチャラしてなくて、厨房では本格的に中華鍋で野菜を炒める轟音が響き渡る。そして店の雰囲気に馴染むBGMがあったような気がして、なんだか全体がマッチしているのかミスマッチしているのかわからくなるね〜。この雰囲気で味噌専門店なんですから。


  











【スープ:クリームスープのようでもあり、粕汁?のようでもある「極上滑らか」な味噌感覚!】


 配膳されたその瞬間は、なんだか女性的なラーメンだなと感じてしまったのは、「店名ロゴのかわいさ」「お化粧ファンデーションのような色合い」この2点からなのでしょうか。トッピングの 生麩もそれを後押ししていそう。しかし、まんざらハズレていた訳でもなかった感じ(完全に当たってた訳でもなないけど・・・)。とにかく、味噌系はそれほど経験値がないとは言え、一般の方よりは多少は数食ってる私としては、本当に珍しい味噌系なる味わい。そのキーワードは、「クリームスープのような滑らかさ」と「野菜炒めからのり移った香ばしさ」というところでしょうか・・・。








<サラサラしたクリームのような滑らかな味噌味!淡い粕汁のような麹感覚が円やか!>
 とにかく度肝を抜いたのは、スープのなめらかさ。決して相応のトロミがあるわけでもないのに、芳醇な味わいからクリームのように思えてしまうといった感じです。味噌汁とまでは軽やか過ぎないが、粕汁程度のサラサラ感と麹の風合いを十分に感じ取れます。味わいは確かに味噌だ!しかも白味噌を思わせるやさしい麹感がこれまたいい。麹の感覚があるようでないような・・・・錯覚を起こさせますが、これは2〜3回は来ないと語れなさそ・・・。


<やさしさ、なめらか、それだけでも斬新な味噌ラが、炒めの香ばしさで味噌ラ・オリジンを呼び覚ます感覚!>
 滑らかさだけなら、味噌でなくても・・・・なのですが、そこはやはり野菜炒めの香ばしさががいい!やはり味噌系には中華鍋での炒め作業は不可欠で、それから滲む焦げた香ばしさがないとね・・・。それがここではキッパリとしてますし、少しばかりは男性的なエッセンスとも受け取れて深みが増す感じ。












【麺:丸めで口当たりよく、クシクシとした歯応えが濃厚スープに合う】


 意外なフィーリングを感じたスープと一転して、麺の方は「本格的な味噌ラ」ならオーディナリーと思えるクシクシとした質感の麺です。やはり味噌ラには、「中太で引き締まりがある」のと、「表面滑って捩れあり」ってのがいいかも!








<スープとバランスが良いように加水はやや低めで密度感あり!>
 まったりとした濃厚さに対抗するにはそれなりの個性が必要で、そうなるとある程度麺は太めで粉の風味を感じ取れるタイプではないとね〜。そして密度感がある程度あった方がいい。そういい個人的なリクエストには非常に叶っていた良麺です。味噌がマイルドだから、粉の風合いもある程度感じ取れるかも。前歯がプツリプツリといちいち差し込んでから千切れる。奥歯でのプレスはまさにクシリとしたしっかり歯ごたえで腹持ちも良さそう。


<表面がまことにツルツルしていて捩れがゴツゴツ当たるのが気持ちいい>
 加えて表面がコーティングかけたかのようなツルツルタイプでしかも汁をまとうからとても滑らか。そしてゴツゴツ、ボコボコとした麺のフォルムが内頬を駆け抜ける感覚は実に楽しくて、中太麺であるがゆえにシルエット感が少し明確に感じるかも。











【具:香ばしく食欲そそる野菜炒め!そして凝った肉たち】


 具は地味見えて多彩。先ほどから少しばかり先行して述べている「野菜炒め」を始め、チャーシューは大人しげですがそれぞれ凝ってます。なかなか飽きないメンツです。








<少し焦げある方がいい!野菜炒めの香ばしさを高める秘訣>
 少し焦げている部分が見えますが、沈んでいるところもだいたい同じ感じ。焦げない方が見栄えが良いのですが、やっぱりある程度ないと香ばしさの力強さが生まれてこないかも。全体的に女性的な心象を男性的なエッセンスを投じてくれたようで、実は焦げは重要な役割ですね。


<見えない部分の大きさを感じさせるブロック肉、面白い焦がし方したひき肉>
 右端の大きなサイコロを思わせるブロッック肉。これがまたジューシーなスポンジかと思うほど柔らかい。そして形状が面白く、なんとなく大きな肉の塊の中心部の部位だけをカットしたかのような切り身。そして所々ふりかけ的にかかっているのが焦げ香ばしいひき肉。鍋で平たく引き伸ばしてある程度焦げ目を付けたあとに、粉々に荒く潰したような作りを想像。ひき肉の焦げも実にうまい。出汁は香りにも貢献している思える。


<生麩のお化粧がメッセージ性感じさせます>
 一見無くても成立すると思うところに、ミスマッチなほどに桜色した生麩をシンボルのように配置。当然、うまいのはうまい。味噌スープとも合う。やはり、男性的なエッセンスが多い味噌ラの世界に、女性的なしなやかさややさしさを入れ込めたかったのでしょうか?そんな足跡を連想させそうな、桜形した生麩。







 総じまして、「独創性溢れる新しさ!未体験の味噌!」と言う個人的な感想でごめんちゃい。店の今風なスッキリさがとても若者ウケや女性ウケするだろうなと感じ、またどこか創作的な味噌マジックを感じますが、基本的な味噌のうまさも十分に滲んでいますし、とても斬新と感じました。格好だけでなく、中身がどこか斬新であったかと。味噌経験値低い私が言っても説得力ないですが(笑)。ここは少し不便なんだけど、それでもまた食いたいと思わせる引力はありますよ!また、暇ができてドライブがてらに寄らせていただこうかな・・・。なので詠います!



   好天の
   ドライブ遠征
   聴きなれた



   曲を流して
   気分解放




お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!













関連ランキング:ラーメン | 古淵駅

CD2枚付 初心者にやさしい中国語会話練習帳 (池田書店のCD BOOKシリーズ)

CD2枚付 初心者にやさしい中国語会話練習帳 (池田書店のCD BOOKシリーズ)