ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン1897】 銀座 篝 ラゾーナ川崎プラザ店 (川崎・JR川崎駅) 期間限定 鶏煮干塩SOBA・大盛り

 久しぶりに昼間の外回り!どこか新店開拓と意気込んではみたものの・・・・やっぱり時間がなく、乗り継ぎのJR川崎駅で途中下車して昼飯食うハメになりました。京浜東北線ゆらりゆられて移動するのも気持ち良い・・・・と思って陽の当たる席に座ったものの、もうすっかり暑くなってきた感じです。薄らと汗をかいてラゾーナプラザへ急ぎますが、思いっきりランチタイムでダッシュも遅れたタイミング。大混雑で食えるかな・・・と心配しつつも、何とか席をキープしつつ、比較的回転よくありつくことができました。比較的、「えびそば一幻」の方が混雑でして、サラリーマンはそちらへ流れている感覚。「篝」は、その半分くらいの行列ぶり。私のイメージは逆なんですがね・・・ひとそれぞれです。基本的にはショッピングモールなので客層がまちまち。こんな時間になんで学生がいるのかとか、おじいさんヨロヨロしながらお盆を持って移動中とか、ベビーカーも目立ちます。熱い汁ものを混雑の中で運ぶのがとても面倒なんですが、ベビーカーっはちょっと危なかった様子が少し見受けられましたので、みなさんも注意いたしましょう。













【スープ:熱々で鶏出汁が明るく芳醇!煮干しで落ち着く塩気のエッジング


 初訪問なのに期間限定の「鶏煮干塩SOBA」をいただきました。しかも大盛り。ま、本音は本店で食えない汁なし系を狙ってみたのですが、いざ注文レジの前にたつとデカデカと手書き紹介がありましたもんでつい。日頃限定を控えておりましたので今回だけは思い切った次第。吉凶わからんの嫌いなんだけど・・・・。しかし、ブルっとブザーが鳴って取りに行くとこれがなかなかの質感!持って座席に帰るのが楽しいじゃないかと思うほどに、黄色目で透き通った汁の感覚が大変旨そう。


 これはすごいぜ・・・・スープが黄金色に輝いておりまんがな!いかにも鶏の出汁が芳醇ににじみ出ているという風合い。これは堪らんと思いすぐに味わいだしますが、見た目の通りのうまさに唸ります!鶏だけでなく豚もありましょうが、動物感のコクがとっても豊かで味わい深いと同時に明るさも映える感覚。塩気もこのコクに結びついて旨味と塩気の境目がわからないほどに一体化しております。しかしはしゃぎすぎない落ち着き感も一方で感じる次第。







   芳醇な動物の旨味に加えて、塩ダレのどこかに煮干しの落ち着き感を感じる・・・、でもそれにしても熱いな!このスープ!


 煮干しに風合いは隠し味的で全面に押し出すものではありませんが、単なる鶏塩とは違って落ち着くうまさにどこか煮干し系の魚介の風合いを感じます。それゆえに奥深いかも。しかし・・・熱いのだ。熱さも味のうちで大切な要素なんですが、ちとボーダーを超えたかも?うまいもんだからセーブせずグビグビと飲み干すスピードが衰えないため、口の中が火傷してびろーーーんと内皮がはがれます(笑)。













【麺:熱だれしない・・・むしろ蓄熱感覚で熱〜〜くスルスル滑る】


 そんなスープの満足感に幸せを感じんがら麺を啜り上げますが、なかなかナチュラルな白めな細麺。角麺が多少ふくれっ面したような面持ちが印象的。細かい玉ねぎ微塵をまとってより綺麗に見えます。多加水のごとくチュルチュルとした啜りも楽しく、前歯でスパスパと切れる感覚もリズミカル。奥歯へ運び込んでその束をプレスすると淡く横ずれしながらクチクチっと潰れる感覚がまた楽しい。







   しっかし、麺も熱いな〜!すすりあげる高速な滑りの中にも熱さを感じる・・・蓄熱麺のよな印象?


 見方を変えれば熱ダレしないいい麺であります!のびそうでのびてない。しかし、すすっていて熱いもんだから、子供みたいにフーフーしながらすするおっさん状態でありました。クチの中火傷気味だったけど、やはり熱さがはっきりしているというのはうまいかも。でも熱に気をとられてしまったので、風合い的には印象に残っていないのが唯一残念なところ。












【具:和洋折衷の崇高チャーシュー!良いコンビネーション】


 見事な二種チャーシュー。ロースト上のピンクチャーシューは薄味で極上。ワインでも合うし岩塩だけでさらりと食いたい衝動にかられるかも。その代用でもないけど、塩スープを少し染み込ませて食うとこれまた幸せのうまさ。これだけでおつまみセットを提供してほしいくらいですが、モールの食堂ではそれは無理か・・・、ましてやランチタイムですからね。また片方の肉はよくあるバラ肉チャーシューで、深い醤油ダレが香ばしい一方で、肉の脂身がとても甘い。一口で食ってしまったが、幸せ感じるうまさと柔らかさ。脂が舌の熱で溶けるのか、はたまた熱いスープのせいで余計に溶けるように感じてしまうのかは不明。






 






 総じまして、「モール食とは思えぬ突き抜け感!Vividな鶏コク!」なる一杯と言うそのままの感想でごめんちゃい。銀座本店では大行列で食うのも大変な一杯ですが、モールならんとする〜っと食えるからそれだけでもありがたく思えてしまいます。大盛り950円は通常なら払わない価格ですが、総合的に鑑みると財布の紐が緩むといった具合。この「利便性」と「突き抜け感」の合わせ技の評価のしようでいろいろ割れるかもですが、私は「アリ」派。それに、篝では珍しい「塩」でもあり、これは定着メニューとしてほしいな・・・。考えてくれないもんでしょうか?なので詠います!




   外回り
   軽く汗かき
   春爛漫



   ちょっと煮干しで
   塩分補給




 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!






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