ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン1830】 ガンプ (東京・阿佐ヶ谷) つけめん

 西荻窪の、最近お気に入り店に向かおうとするも、Twitterではスープ切れのアナウンス。(;´Д`A どんだけ人気やねん。仕方がないので慌てて別の店を考え出します。そう言えば、阿佐ヶ谷って最近降りてないや! この駅では、一時期ものすごく通い詰めた店がありましてね〜。久しぶりにそこ行くか!という気分で改札口を過ぎようとします。でも「ガンプ」も捨てがたい!と急にふつふつと目的が揺らぎまして、急遽突撃してみました。ここは、美味かったはずで、つけめんを食っていないのだから・・・。


  





 
 訪問時、先客1名。どうやら常連さんみたいで、ご店主とも話が弾んでいる。邪魔したような思いもしながらも、いらっしゃいませ〜と快い対応で、嗚呼やっぱりこっちに来て良かったと胸をなでおろします。こちら、大盛り無料サービスというところもイイね!でも大盛り430gという表示でひるんでしまい、並盛り280gでよろしくお願いしました。












【つけダレ:レモンをあしらい、斬新的な酸味を繰りなす大勝軒風合い】


<フルーティーな酸味と豚骨魚介の甘みが滑らか>


 見た目普通のつけダレですが、やや明るさを保つ大勝軒風とう感じでしょうか。ライトでマットなライト豚魚の「またおま系」イメージ。ところどころ一味が浮いているのが伺えます。前回のラーメンで大まかには味の傾向は掴んでいるのですが、やはり・・・単なる「またおま」ではないです。「フルーティまたおま」と言うべきか・・・。酸味がとても効いている!酢には違いないのですが、とても円やかでフルーツ酢といった感覚があるのです。これはレモンによる視覚先入観もあるかもしれませんが、尖った部分が一切なく、丸み有りながらにして分厚さを感じます。まったくヒリヒリしなくて、酸味が強め。でも円やか。


 それは「甘味」が上手くカバーしているという感覚です。甘酸っぱいというニュアンスがイメージに近いかも。煮干しも苦みなく、とてもサラサラとしていて苦みが一切なし。また豚系の脂コクもその甘さに便乗しているようで、まったりとした動物感覚も併せて醸し出すといった構図。とてもきめが細かい。粒子が細かく感じるものでして、舌にペトリとまとわりつくような、軽い粘度を保ちます。これならグビグビとこのまま飲み干せそう。









<淡い魚介出汁で割ると、レモンの苦味も旨く感じる>


 ポットを供され、自分でで好きなだけ注ぐ形式。割りスープを単独で頂いてみると、とても淡い感じの煮干し出汁。薄めの感じがするけど旨味は丁寧かも。とても熱々だった温度感が印象的。注ぐと単に淡過ぎるかもと、少しづつ投入したけどかなり入れても味が崩れなかったです。当然ながら、ラーメンのスープにとても近い味わいになるのですが、レモンを投じたことから、熱と反応して皮の苦みが仄かに加わるのが新たな変化点。この苦みが加わることも悪くないですね・・・。












【麺:定番の美味い多加水!いくらでも食えそうな中細麺】


<プツプツ千切り、モチモチ反発をプレス・・・シッカリした多加水>


 麺はラーメンと共通のもので、正方形に近い形状のやや膨れっ面な各面。大勝軒系らしい多加水のプツリプツリと弾力を感じながら前歯で千切れる感覚です。奥歯で束になったのをプレスするとやや淡泊なモチモチ感が表れる。密度感もほどよい割としっかりとした印象です。茹で上げで280gが並とのこと。大盛りは430gという大台越えなので躊躇して並にしたけど、とても負担が少ない感覚なので、大盛りがやっぱりお勧め!同一料金とのこと。800円下回って400g越えはちょっと魅力的に思えてしまいます。









<ストレート細麺が、緩いつけダレをよく吸い付けるスベリ心地>


 水切りがこれまた完璧!ザルなど敷かなくても余計な水気は皆無です。また地肌からしてもっちりとどこか貼り付きを覚える感覚で、喉に突っ返そうに思えるけど、実はそうでない。ストレートでつけ麺としては細いタイプだし、この貼り付き感がつけダレを余計に絡ませるような感覚で、実際のところはツルツルと滑るように駆け抜ける感覚です。












【具:焦げ目がクッキリとジラフのように美しく!そして旨し!】


<この肉だけでも来た甲斐あったと思わせるアピール感>


 デフォルトでこのデカさ!麺皿の半分以上は埋め尽くすであろうと思う一枚ロース肉が実によいです。大勝軒らしいスポンジを思わせるロース肉が、片面だけ炙られていて焦げ目がつくほどに香ばしい! ムラがないように一面に広がっていて、焦げ目を楽しんでつけているようなイメージ。くっきりとした焦げ目が旨そうに思えます。また片面だけだから、歯ごたえはサクサクと感じさせながらも、肉の柔らかい歯ごたえ感も残す。塩気も良く、つけダレを絡ませても旨しです。









<普通が一番、和む定番メンマ>


 大勝軒風のつけダレに「フルーティーな甘酸味」、肉の「焦げ目」等、いろいろ変化球目白押しの中で、やっぱり定番的な落ち着きがあるパーツがあると、どこかホッとしますね。メンマは短冊状で、水分多めのクニャリとした歯ごたえと淡い味わい。つけダレをくぐらせて味わうがよろしい・・・。







 総じまして、「もっと流行っていい店!訪問強化店に指定!」という感覚ですね〜。何気に実力店が多いこの界隈ですが、いまひとつ中央線沿線では地味なスポット、阿佐ヶ谷。そこがまたイイところなのだけど、行列まではいかなくとも、コアな常連を引きつけるには、十分な実力はあると思います。コスパもそこそこあるし。レモンが香る豚魚!オススメです。メニュー展開もシンプルだし、制覇もすぐにしてしまうかも。なので詠います!



   疲れても
   気持ち緩んで 
   寄る一杯



   少し温もる
   春近し雨



お粗末!ということで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!


  




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