蔓延防止でも休日だから飲みたい!その1
コロナ第6波ということで、蔓延防止措置の最初の週末。結構どこもお酒の提供を中止しておりますな・・・。なのでここは必ず飲める店ということで、中野大勝軒に突撃してみました。過去第5波までずっとお酒の提供をし続けてきたという不可思議で貴重なお店。きっと今回も!と思ってやってくればやっぱりそうですわー。安堵安堵!。さて・・・こちらの券売機は幾度も見ているつもりでしたが「つけそば中びんセット」ってボタンがあるのね。つけそばと瓶ビールを個別に頼むより100円安いとは知らなんだ!(忘れてた??)。今回はそれを召喚です。
<酒> アサヒスーパードライ!いつもの国民的定番ビール!蔓防の中どこか背徳的な気分で妙に旨いじゃないか!辛口キレ味格別!
マスク着用し飲むタイミングだけズラすということでご容赦を。自宅で慣れ親しんで何の特別感もないスーパードライですが、妙に背徳感があるようで味わい格別!。
サービスさお通しも当たり前だけど素直に嬉しい。ここはビールだけでなく日本酒もラインナップされているのに一度も飲んでないので、次回はそれも追加するつもり。今回は週末休日なのに午後からちょっと野暮用あるので残念無念!。ま、気軽で居心地良い雰囲気でしみじみと味わいましたー。
<全体> 以前より軽い濁りでエキス感アップ?やっぱりつけダレ変化?大胆不敵な大衆素朴な感覚!
見慣れたメニューのはずがやっぱり以前と変わってますね。特につけダレ。霞みがかるような濁り方が印象的です。確かに醤油系には違いないが、麺皿を含めて全体的には大胆不敵な大衆感覚。しかし変化は見逃せない。やっぱり時代とともに少しづつ変化でしょうかね。前向きに受け止めます。
<つけダレ> 豚骨で白濁さが染み入るシンプルな醤油系!カエシ低めでコクは増す?これもアリだね!
以前は、円やかであっさりした醤油感覚。そこに豚骨清油がじんわり滲むっていう展開だったっけか。それが少し白濁しているので、汁系のような感覚です。しかし実際に味わってみると、さっぱりした甘辛感は影を潜めるものの、動物感が少しアップしたようなコク深さを感じる!。これはこれで悪くないじゃないかと思うんだが、中野大勝軒というブランド力がないと、令和の今だと微妙かもしれませんね(ちょっと今回は辛口コメント?)。今回も七味唐辛子に変えてみます。やっぱりこの風合いなら似合う味変化だね!。
<麺> 典型的な中太ストレート多加水麺!奥歯で噛むとクチリと潰れる親しみ覚える歯応え!タレに濡れて滑らかなスベリ!
しっかり長めに茹で上げられた感覚。モチモチと柔らかい物腰を生みつつも、明るい引き締まり感が相変わらず!。プツプツスパスパと歯切れるのが心地よく、奥歯で潰すクチリとした感覚の後に染みるのです。そして、つけダレと混じる旨さは、やっぱり何だかんだ言っても伝統すら覚えるかと。
目新しい旨さじゃない。しかし、妙にほっこりと感じる味わいです。具材もとてもシンプルなので、タレと麺だけで更にシンプルな味わい。だから飽きさせないのだろうか?。
<チャーシュー> 肩ロースのほぼ材木状なカット!麺に絡めて噛み締めて旨し!赤身に染みる出汁の旨さ!
煮豚でスープ生成にも生かされたのでしょうかね。カッとした赤身の仕上がり。赤身の肉本来の旨さがとても淡白な仕上がりなれど、程よいスープの肉エキス感を逆に吸い込んで行きます。今回は麺と強引に絡ませて食うが、中々相性がいいじゃないか。この肉でまたビールを進ませるというのもナイスかと!。つべこべ言わず、奥歯で噛み締めてじっくりと堪能致しましょう!。
<スープ割> しっかり効いた出汁感が効いた魚介と豚骨!結局全部投入して味わい楽しみ尽くす!
コールすると専用徳利でサーブ。このスープ割りでベースストックが再確認できます。やっぱり、魚介と豚骨のエキスがどっちもしっかり効いた出汁で、そのままに少し塩味を足すだけでもイケそう。コク深さもあるので、全部つけダレに投入しても味がそれほど薄まりません。この辺りはさっぱりとした定番大勝軒の味わいとして楽しませてくれた感覚!。
総じまして「時代と共に味わいも移ろう?令和に伝わる元祖つけそば!」と言う感動!
・・・代が変わってスタフも国際化が進んでますが、これからの日本ってきっとどこでもそうなるのでしょう。そして悪くはないし受け継ぐ味わいを失ったわけでも決してない。頑なに守る味わいに滲む時代と進む変化と両立ですな。ここは大勝軒系としては歴史に残る看板なので、今後も見守らせていただきます。気楽に食える伝統の味わい!中野に来たらやっぱり伝統の大勝軒!激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!