ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン1735】 饗 くろ㐂 (東京・浅草橋) 雲呑塩そば


 年末というのは、本当にいろいろあるもので、平穏に過ごせないものであります。予測だにできないことが起こり、無事に正月迎えられるのかと少し不安と焦りを覚えるけど、毎年こんなことを言っているかもしれない・・・。少しクサクサしてたから、どこかで飲もうかと思えど、こういう時節柄だから付き合ってくれる暇な人はいないので、一人飲みかラ活でも出かけようとしました。ならば新橋へ! と思って飛び乗った横須賀線


 いかん、久しぶりに寝過ごしてしもうたがな・・・・・。目が覚めたらそこは「錦糸町」。滅多に来ることはない東東京エリア。こんな機会はもったいない!「麺屋一燈」へと思ったけれども、時間と並びがとても心配。なので、いろいろ悩んだ挙句、塩のワンタン麺があるという一点の理由で、こちらへ。・・・・それは「饗 くろ喜」さん。実に久しぶりです!浅草橋へと少し引き返して下車。とぼとぼ歩くほどに冷えてくるけど、意地になってしまって強引に訪問。でも強引に来て良かったわ〜。私の直後の客は、8人様の団体客。ご店主もビックリしておられてました!(笑)


  










【スープ:『芳醇」そして『ナチュラル』・・・、甘さが広がる塩スープはすでに崇高!】


<丸鶏の芳醇さが溢れ、節系魚介も軽やかに香る崇高な味わい>


 いろんなことがあった一日の最後にこの一杯があるのか。と思って見つめる丼。少し大きめですから、写真のインパクトは伝わりにくいですが、配膳のそれは、なかなか料亭チックな崇高なオーラがたれ込める麺顔です。麺顔が男前というか美人というか・・・・ともかくどの部分、パーツを見てもキマってる!という隙のなさが心をつかみますね〜。その見栄え通り、最初のひと口目の味わいからして、旨さのエッジングをビシビシと伝わります。


 まず最初の味わいからして、「丸鶏の芳醇さ」に溢れる豊かな味わい!濃厚とは違うすっきりさと味の濃さが広がります。鶏のコクがクリアーである一方で濃ゆいような味の揺らめき。どこぞの地鶏かは不明ですが、素材もさぞかしこだわりでありましょう。ナチュラルな芳醇さとお伝えしたい! しかも、意外にも鶏油のまったりさが排除されているのが、個人的には注目してしますかも(多少なり入っていたりして抑えめといった感じか・・・)。妙に色気がありすぎないところが、「和風」と感じる所以か・・・。







 この和風?と感じさせるポイントは、魚介の風味。これもまた豊かに包み込むため、いつも食っている塩ワンタン麺とは一線を画すると感じたのかもしれません。とてもふんわりとした魚介の香ばしさ・・・・しかもそれは節系?しっかりとした節、華やかな節、それぞれ両方がしっかりと香ばしに感じ取れますよ!ふんわりと申しましたが、多少前に出てるかも。ともあれ、鶏の芳醇さと、節系・昆布系を始めとする魚介の香ばしさが、冒頭からとても鮮烈で、嬉しいほどに頭がクラクラいたします。








<塩気と言うより甘み、いや甘みと感じるナチュラルさが堪らん!>


 冒頭からやや圧倒されておりまして、すっかり「塩ラーメン」ということを忘れそうになりました。そこで、塩味を確かめにかかりますが、塩気を求めたその先は・・・・実は「甘味」だったりします。淡麗な塩気がエキスの旨味が一体化して、「旨味」か「塩気」か区別しにくいということは多々あります。しかし、甘い塩と感じるのはそうないかと。単に駄舌か妄想癖なのでしょうが、このナチュラルな甘みがなんとも言えず、とても好き!


 一言で感覚を表すなら「胃が落ち着く」のです。思いを文字にして整理すると、それは野菜の甘さだったのかなと、今更ながら思う次第ですが、正確なところは自信が持てません。ともあれ、円やかな塩気というのは確か。円やかという一言ではもったいないような旨味塩であることは確か。













【麺:汁の優しさとは一変したハードさ!凛とした雰囲気すら感じ入り、すぐに惚れ込んでしまう】


<クツクツハードさが気持ちよし!やや褐色のストレート細角麺ナイス!>


 こんな麺だったっけ!と驚いてしまう。それもそのはず、前回は平打ち麺を食っていたのでありました。まだ、ラー友が関東転勤中だったころに一緒に訪問して以来ですから、かなり前回訪問から時間が経過しています。この細麺は、パツパツで潰しこみがとても気持ちよいくらい密度感が高い!気持ちよいほどのストレートで、前歯の歯ごたえが、くっきりとクツクツしていて、歯ごたえがもはや快感です。奥歯でプレスして潰し込んでもクツクツと感じるほどで、しかし硬いということではない。


 そしてグルテン感がとても風味あり!全体的には褐色めいて、よくよく見て見ると全粒粉が配合されているのがわかります。それが潰しこみが強く、ローラー通しも少し多めなのか、いい具合で全体的にきめ細かい褐色に風貌変化している・・・そんな感じ。モチモチ平打ち麺もいいけど、今の私なら、こっちの方が好みかも!







<ややザラつき加減の地肌に汁が染み入り、旨さと風合いとスベリがレベルアップ>


 気のせいか、少しばかり表面がざらついているのがまたいい感じです。圧が高いので汁をバクバクと吸い込むことはないけれど、その表面に染み入るスープの加減と風合いがマッチ。とても風合いと滑りが良くなりますね〜。蕎麦ライクなキャラも併せ持つという感覚でしょうか・・・。この麺は、いろいろとスープバリエーション豊かに楽しめそう。醤油で試してもいいかも。いや〜、スープに限らず、麺もテクニシャンな店やったんやね〜。


  










【具:雲呑の食感、二種チャーシュー・・・・コントラスト楽しめる「饗し」】


<ホールの小エビに合挽き肉!コントラストある歯応え雲呑>


 さてテーマの雲呑ですが、結構大ぶりのが4つ投入されております。ワンタン本体(皮)はちゅるりん!と心地よく喉越しが楽しめるよう、尾ひれが長く大きいタイプ。そして肉餡は、鶏豚合挽きだと思うけど、適度なつぶつぶと肉汁が溢れ出るタイプ。生姜風味はないか極めて少なく、胡椒は排除で、シンプルな塩味でいくらでも食えそうな気にさせます。


 そして小エビがホールで一つ一つに詰め込んであるのが、実に歯ごたえが楽しいし、味わいもあっさり食わせるのでとても好き!プツリ!というエビの身が噛んで弾けるような食感があって、快感なのです!小エビを噛みちぎったあとは、そのエビの味わいが肉餡旨味と混じり合い、これまたハーモナイズが素晴らしい。その一方、肉とエビ、弾力と滑り、それぞれのコントラストが明確で印象深い雲呑かもしれません。


  






<二種チャーシュー!いい日本酒で頂きたい品質感>


 こういうの初めて食ったときは、度肝を抜かれたのですが、すっかりと増えましたね。ロース部位?のポークレアチャーシュー。塩気も程よく効いているのですが、肉の熟成すら深く感じる味わいがたまらんっす!これは酒でゆっくりと味わいたいタイプです。赤みに差しが入った脂の部分が、とても甘いと感じる旨味は、唸るばかりです。


 そして少し小さめではありましたが、鶏胸肉のチャーシュー。私が何度も何度もいい尽くした「化粧パフ」のような柔らかさと、あっさりとした塩気。無限大で食えます。この肉なら!









<面白いメンマ?>


 さて最後に、メンマが面白かった!カンナで削ぎ切ったような形状のメンマでした。しかも、いつも食っているよりも「フレッシュ」さを保っているのが興味深し。これメンマなのかな・・・・。薄く広い形状なので、コリコリとした歯ごたえがとても新鮮。さらに味わいもあっさりしていて、これも何枚でも無限大に食えそう。


 箸休めの青菜の茎も、きっちりとサイズが揃っていて、温度もよく、シャキシャキとした歯ごたえと程よい苦味。どこをどうとっても、この一杯に隙はなしですね。







 総じまして、「まさに饗しの尽くされた一杯!塩雲呑麺の崇高系」といったそのままの感覚でごめんちゃい。塩ワンタン麺というのは、街中のご馳走という大衆的な食べ物だと思っていたけれど、饗し極まるような料亭気分でも十分に通用するのねと、ひたすら感心。うまいだけではなく、「いいものを食した」という精神的な満足感も与えてくれて、食って満たされるとはこのことなりです。これから、疲れた時、やさぐれそうな時、こんな一杯をさくっと食って切り替えたいものだと、帰り道思って帰りました。いろいろあったけど、いい一日でありました。なので詠います!




   疲れ入り
   トボトボ歩き
   たどり着く


   明るい味と
   もてなし嬉し



 お粗末!ということで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!


  




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