ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン1664】 中華蕎麦 ぷかぷか 学芸大学店 (東京・学芸大学) 塩ラーメン

 すっかり神奈川勤務に慣れてきたこのごろですが、その分抜き差しならぬ仕事にのめり込むことに・・・。占いなど信じたくないのだが、実はこの一年は何をしても上手くいかない時期で停滞の一年だったことを思い出します。もうあと三か月で年も変わるので、しばらくは粛々とあきらめて、腰を据えるしかなさそうですな。重い気分ですが・・・・。


 しかし仕事の重い気分に縛られてもつまらない毎日なので、なにか気分を軽くさせるものを食べて帰ることにいたしましょう!ということで、フラれてばかりの「ぷかぷか@学芸大学」へ思い切って行ってみました。なんと、4回目の訪問でようやく実食。どうも相性が悪かったのが、ようやくここで払拭できました。


 相性が悪いと言えば、このオシャレさ。疲れくたびれたオヤジが入りにくい店構えで、カジュアルワインバーのような雰囲気が個人的には場違い。やっぱり先客は、女子が半数(世代は問わない)。できるだけテレビに近い隅の席へと陣取って、体を小さくして食いましたわ。しかし、配膳の瞬間は、ラヲタ魂が湧きまして背筋が伸びます。













【スープ:秋をイメージしてしまう色合いのスープカラー・・・・、一方、塩と魚介×鶏豚のバランスがいい!】


<魚介6、鶏豚4といったバランス感覚?ゴクゴク飲み干せる濃度感がイイね!>


 むお!配膳されたその麺顔は、独特な落ち着き方をしています。丼は今は流行の鋭角的なデザインですが、このスープカラーは、秋の季節がよく似合う。穏やかなベージュには、しっとりとした塩ダレ感を感じますね〜。茶色の濃淡だけで質感を知る・・・何とも現代的な風流さを感じます。何となく、店箱のお洒落度合いに影響されているかもしれませんが。







 最初の一口は、魚介感がやや先行するイメージ。ニボ苦み系の影響度は少なく、軽く甘く香る感覚がいい。かといって「甘い系」でもなく、魚介のすっきりしたエキス感が、素直に出ている感覚と受け止めます。その一方で、しっかりと腹持ちの良さげなエキスも一方にはあり、鶏豚系の煮出しの丁寧さが伺えます。この動物エキスも捨てがたい。動物エキスの軽やかさは鶏ガラの感覚で、さらっと食わす一方で、半濁りな霞状態にもやや豚の効果も期待したりします。重くなく、軽過ぎない動物エキス。一般女性客にも受け入れやすいし、オタの方々にも腑に落ちる「いい塩梅の濃度感」が素晴らしいかもしれません。








<塩気が効いているようでも、あっさりと食わせ、後味すっきり>


 実は、少し塩が効いている。しかし、そんなに主張することもなく、パンチ系ではない。「あ!塩スープ!」と分かりやすい構成かもしれません。そこには、塩加減が若干、魚介エキスに結びついてるため、魚介風味の方がやや強く感じられるかもしれない。「塩ダレ」感がやはりいい感じで、塩気の味の輪郭がハッキリしていい感じです。













【麺:細麺ストレート!加水低め!!・・・・やっぱり三河製麺であったか?】


<細麺ストレートで加水低め、クツクツ千切る感覚が嬉しい>


 この麺は、私のストライクゾーンのど真ん中。こういうの毎日食いたい。少し加水が少なめだけど、粉っぽくなく、グルテンの風合いをほどよく感じる程度。角麺がやや膨れっ面したような麺の地肌感。箸でリフトした時の、揃い方がまたいい。前歯で千切ると、淡いクツクツ感があって小気味良い。奥歯でのプレスも淡白に潰れるテンピュール感に近く、反発感がそんなにハッキリしないところが、むしろ馴染む印象かも。








<表面のきめ細やかさと、汁を吸い込むニュアンスで心地よいスベリ>


 茹で加減の妙というべきか・・・、表面一層が微妙に軽く半透明な色合い。そして地肌がきめ細かい。これならスルスルと高速でスベリ落ちる感じ。その一方で、やや汁の吸い加減も前向きで、後半はとてもしなやかな物腰になり、スベリ心地の上でも軽やかなタッチを感じます。しまった・・・・麺大盛りにしておけば良かった!大盛り100円をケチってしまったか・・・・。反省。












【具:漆塗りのような材木メンマが、超絶品であります!】


<脂身と赤身をキッパリと堪能できるロース肉>

 
 このチャーシューは、デフォでは1枚だけだけど、実は嬉しかった1枚。「醤油ダレの輪郭」「肉質自体の味わい」「脂身の甘さ」が、キッパリと見た目に分かりやすく、それぞれのパーツの旨さが滲む一枚でした。得に、微妙に軽くバーナーを当てて炙っているところがニクい。一枚だけだったけど、これは旨かった!









<漆塗りようなメンマ!>


 実は、この一杯はメンマが一番印象的でありました。この漆塗りのような濃厚で煌びやかな色合い。このメンマ追加で+150円は値打ちもんです。この手のメンマは、食べたくてもあまり目にかかれず、以前に、西荻窪に「睦月」という店があったのだが、そこでもこういうメンマを提供していたっけ・・・・。単なる濃い色合いではなく、漆のような煌びやかさが実に嬉しい。


 醤油っぽい色合いだけど、全然そんなことがないから、また嬉しい。残るのは醤油の香ばしさだけ・・・・。このメンマだけ食いに、また来ると思う次第。












 総じまして、「魚介より・・・メンマの出来具合に圧倒された一杯」かもしれません。でも決して、メンマ以外のパーツの素晴らしさは、折り紙付き!これはまた来ます!


 それししてもさ・・・・・、最近は日曜日の出勤もあったし、超早朝テレビ会議があったり、下半期戦略会議もあったりで相当疲れた。そこに事故としか言いようもない仕事フラレるもんな(泣)。そりゃないぜぇ〜、とっつあん!なので詠います!




   月替わり
   もめごといろいろ
   巻き込まれ


   こき使われる
   この一週間




 お粗末!ということで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!




  




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