ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン1251】 NIKU×NIBO さいころ 立川店 (東京・立川) 肉煮干し中華そば

 それにしてもギャンブル好きってこんなに多いのかと驚くよね・・・。地方競馬の場外馬券売り場にオヤジ達が集まり嬉々としてたむろってる。そんな週末になんだか、何やってんだかと思える。だけど一時期、府中と阪神に近いところに住んでたので、ピクニック気分で仲間達とよく競馬場には遊びにいったものなのだけど・・・時の過ぎるのは早いな。お遊び気分で1000円だけ馬券を購入し、きっちりすったのでお向かいにある「らーめん たま館」に突入し、ダメダメ気分を沈めるためにラーメンでも食います。なんとなく優しい一杯もとめて「サイコロ」さんに決定。









【スープ:ライト系の上質!醤油感覚とニボニボ感覚が、優しく染み渡ります】


<やさしい醤油ダレにライト系ニボニボ感がじんわりと広がる>


 日頃あまりやらないことをやるものではないな。家族が不在の内に普段できないことをやろうとしての、プチ冒険だったのだが・・・・神様はちゃんと生活を見ておられるようで、甘い汁など吸えない。なので苦い汁でも吸ってやろうと「煮干し」にしたのだが、ダレもそんなことどおでもええよね。と・・・・思いつつ、配膳までの時間は5分であったから、なかなか店員さんキビキビしててええ人やん!と思いつついざ一杯と対峙です。


 ぴらぴらした肉をかき分けていざスープを味わいますと・・・・いや〜、いかいも優しい醤油スープに、煮干し感覚が鮮明に広がりますな!しかも、なんと言うか、しっかりしている煮干しなのに、どこか透明感を感じますよ。やさしい醤油だれに、さっぱりとしたライト系の煮干しがよく合います。この一杯、中野ではよく食ってたのだけど、最近では伺っていない。なので記憶が飛んでいるのだけど、なんだかこんなにライトだったっけなと思えてならない。でもこの感覚が今のヘタれた私にはちょうど合うニボニボ感でありました。ギャンブルでも負けるというのは凹む。こんなことなら、冒険を競馬ではなく、二郎攻めにしてバク食いして自宅でビールでも静かにあおっているほうがマシだった・・・。




<醤油感が実に大衆的に馴染む味わい>


 スープカラーとしては、とても奇麗な醤油ブラウンでして、優しい半濁りと半透明感が質実と目に映ります。そして煮干しを除外してその他のエキスにセンサーを働かせますと・・・なかなか醤油感がさっぱりとしている。塩分は醤油からのようで、きっちりと煮干しに結びついている。醤油の塩気はそのバックアップか補助的な位置でして、組み立てとして全体のまとまりがあります。


 そして豚コクですが・・・・これだけチャーシューがのっかっていると、脂身が熱で溶け出すのか、じんわりと動物系のあっさりしたコクも感じます。鶏ガラ豚肉煮出しの感覚が実はそれなりに深いと思うのだけどな・・・。ライト系スープであってお食べ応えというか、食後の満足感がいいものでして・・・。









【麺:食べ応えあるオーバル&ストレート系な多加水麺】


オーバルな形状のストレート麺!多加水感覚が実に伸びやか!>


 麺をリフトすると、おう!と心でうなります。なかなか奇麗で旨そうな質実感があります。標準より少し太めに見えるのは、麺の形状がやや丸っぽい平たい麺でして、オーバルな形状をしているからか。全体的に「たおやか」に見えている。素性のほうは、明らかな多加水。わりとモチモチ度が素直なタイプでありますが、一方で密度感もあり、芯でもあるのかと切り口を思わず確認してしまうほど。実は・・・丼が少し小さく見えている。後でお腹がすくだろうな・・・・と思えたのだけど、それなりに満足感ありまして、結果的には更に印象でありました。




<ヌメリすくなく汁の吸い込みのなだから〜♬>


 湯切りが十分であるのは明らかですが、思いのほかこの麺はスープを吸い込むかも。元々しなやかさがあって、伸びやかな麺であったから、さらにしなやかになって一気に啜りきってしまえるほどです。まさにスルスルと食える・・・。ヌメリが少ない。小麦の風味というより、熟成したモチモチ度を楽しもう!と思える麺タイプですな。






【具:無造作であればあるほどそそられる・・・・肉の配置とその分量】


<バラ肉薄スライスのオンパレード!>


 バラ肉チャーシュー薄切りが一面を覆います。まさに肉煮干しって感覚でして、いかにも東日本のラーメンって感じがしますな。西にもありそうだ、またあるのだろうが、私は京都人。肉と言えば第一旭系列のモモやロースの薄切りスライスを思い出してしまい、こういう明らかな層で小振りな肉のオンパレードというのは斬新に映るのです。しかも透明系醤油スープに浮かんでいるからね・・・・。





<一般的でコリ・クニュっとした歯ごたえ残す>


 メンマは特筆するところあまりないのだけど、よくお目にかかるタイプで、やや細く、短冊切りタイプで水分が多めで、薄味タイプ。歯ごたえも極柔らか系に近い傾向にあり、麺と一緒に食してもあまり違和感ない歯ごたえとなる。瓶詰めでよく買うタイプと同じかな・・・・。夏はキュウリの千切りとこういうタイプのメンマを合えて、辣油垂らしてビールのつまみにしたりするのですが、今晩久しぶりに自分で作ってみようかしら・・・。







 総じまして、ちょと緊張の糸がゆるみ、ダラダラした一日に食った上質なやさしい肉煮干し!勝負には負けたけど、試合には勝ったというような満足感(何のこっちゃ・・・・わけが自分でもわからん)ある一杯。そろそろ家族が旅から帰ってきますので、こういうことも自重します。どっちって??そりゃー、ラーメンでなく、ギャンブルの方でしょ!(もともとあまりやらないけどね)。なので詠います!




   ギャンブルで
   勝った負けたと
   喧噪に


   勝負も運だよ
   ツキもサイコロ



 お粗末!ということで家族にも感謝しながら合掌!今日も本当にごちそうさまでした!



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