ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン1129】 太龍軒 田町店 (東京・田町) ラーメン・並・オール普通

 早速、春からのスタートダッシュの準備を始めています。会社のことなのですが、新しい組織を組み替えるというのは、これは中々骨が折れることなのです。殆ど社内ベンチャーな状態で走り続けた一年でありましたが、これから一端の組織にくみ上げます。会社の方は徐々に、そして着実に変化していくのです。その一方で、私自身はというと・・・・新しい職への準備を何から手をつけていいか分からん状態で、一人焦ります。取りあえず、英語のヒアリング力だけは時間を増やす程度で・・・・どうも気合いがまだ入らないというか、心のエンジンがかかりませんな(笑)。焦る事無いとは言え、スタートダッシュが出来なかった一年前は、結構凹んだからな・・・。反省を生かさんと、手当たり次第ではなく、考えながら準備を始めましょうかね・・・・。


 全く話が変わりますが、アタクシの兄はこの度、社会労務士の資格を取得したとのこと。一時期、なんちゃって〜ってな感じで挑戦して、すぐ頓挫したけど、子供のころから、慌てず着実に少しづつ続けて行くという姿勢は変わらず、努力の賜物です。兎に角、本を読むとか、勉強する事自体がとっても好きな性格だから、得だな〜ってつくづく思う。だけど頑固でもあって、一度決めたらトコトンやるタイプ。この社会労務士というのも、実は今の仕事とは全く関係ないのだが、一度興味があると止まらないというか・・・・、学者タイプなのかな。仕事に何か生かせるものは無いかとジタバタする私とは非常に対照的。そう、ジタバタしない。そういうことが今、この変化のタイミングでは大切なのかも知れません。






  ・・・・などと考えながら、よく見ればこの田町・三田エリアは、家系砂漠であります。この店、これは大変に目のつけどころがシャープなのです(古)。これから暖かくなり汗ばんでくると塩気を欲する体内現象。ジョッパイ豚骨醤油にニンニク効かせてスタミナ回復を図りたい。それが中年オヤジの密やかな楽しみ。まー、個人的に勉強不足もありまして、名も知らぬ家系の新店に期待のハードルを勝手にあげまくり状態で突撃ですよ。








【スープ:しっかり家系してました(笑)】


<ちょいとした豚骨のクセをうまくカエシでカバー>


 新店らしく、スタッフもまだまだ気が張っておりますし、バイトのホール担当のお姉ちゃんも対応が初々しく、気持ちよくカウンター7番さんの座席にピットイン。さて初訪問ですからね・・・・「オール普通」とコールさせていただきました。昼飯時の混雑もあり少しまったが10分ほど経過し麺顔とご対面です。

 むう・・・見栄え合格(笑)。海苔3枚が寄り添って個性を主張し、中央に鎮座するチャーシューも誇らしげながらも、クタクタホウレンソウを枕に寝そべっています。そしてスープカラーは、ファンデーションでいうと、ミディアムカラーからタンへと随分傾斜した濃い色合い。脂がギトギト・・・・と言いたいところですが、そこそこのコッテリ感で、食べ手にも少し余裕が生まれるいい塩梅。  

 味わい的には、見た目以上にバランス系。豚骨特有のクセも残しながらも、カエシの塩味に結びつきジリリとしがちなエッジングを、鶏油のコクがまるでオブラートに包むよう。これながゴクゴクと飲み干せると調子にのると・・・・ちょっと塩気が強い。ごはんがすすむ君タイプな塩気と申せましょう。 





<油普通で個人的に十分過ぎるほどマイルド&コッテリ感覚>

 あっさりでも良かったと思えるほど・・・・私の体調が優れぬのか・・・。今回は、デフォルトでも十二分にまったり感と濃厚感を感じますし、また後半のスープの粘度には、豚コラーゲンと鶏系の粘りも少し感じました。基本的には、マイルドな仕上げが、実はコッテリとさせて食べごたえを感じさせる。

 さてさて・・・この辺りはOLも数多く勤務されておられるのだが、もう家系のラーメン店に一人で食うのは、何の躊躇もなさそうですな。まさに、おひとり様天国な、ランチタイムのラーメン店。明るさと清潔さが備わっていれば、女性もぐいぐいと引き付けるマイルドなコッテリさでしょうか。斜め向かいのお姉さんの大盛りぶりにこちらが恥ずかしい思いをいたしました。








【麺:デフォルトの茹で加減で私は十分クッサリ感を楽しみました】


<デフォルトでのクッサリ感覚がなかなかナイス>


 なかなかの茹で上げコントロールでありました(タイマー使ってたけどな:笑)。通常カタメが好きなのですが、この程度のデフォルトもとてもおいしいと感じるのでありました。でろん!としたところがなく、凛とした張りもある。

 前歯の刺さり方、当たりがクッサリと切れ込み、奥歯のすり潰し感がクニクニというカタメのテンピュールに似た感覚(別に枕を噛んだことはないのですが・・・もののたとえということで)。全体的なクッサリ感がナイスでして、非常にかん水バランスが良いと感じました。なになに?自家製麺とな!やるやん!





<中加水&中太ならではの図太いぬめり方がええやん!>


 端的に言うと中加水の中太い感覚が良いのだな・・・。にゅるりん!としたスベリ方がなぜか今回はゆったりとした感覚があり、スープと鶏油が交じり合いぬめるところが良い。これなら・・・大盛りにしておけばよかったと後悔。また・・・あまりやったことがないのですが、家系でつけ麺というのもよいかもしれない。そういう設定もありますので、だれかトライしてレビューで教えてもらいたいな(笑)。







【具:見映えほどスカスカ〜な感じがしない肉がナイス!】


<家系ならではのスカスカ感覚少なく出来の良いロース>


 スカスカの繊維質みたいな部位をスポンジに汁を吸わせるがごとくスープに沈めていただく・・・・・そいう妄想を思わず抱きますな・・・。しかし、もともと出来が良いというか、程よくしっとり感があったのが意外。普通に飯に合う!と言う感じのチャーシューでして、ごっあん!と心でつぶやく。欲を言えば、もう少し厚みが欲しい。なら、次回はチャーシュー追加しかないでしょ! 




<クタクタのほうれん草がやはり鶏油と合うね!>

 わざわざ言うまでもないけど、単なるクタクタで味気ないホウレンソウと、クタクタなのがまた旨いと思わせるホウレンソウといろいろあると思うのですよ。要するに水っぽくないという感じでしょうか?じっとりしとしたスープにはよく合います!






 総じまして、これは寄り道経路に適当な家系を発見できてラッキーと申せましょう!行列までとはいかなくとも、ほどよく客の回転もよいし、似たものないしね〜。ここ田町三田地区と言えば、何となく背脂醤油系豚骨が一般的ですが、こういうのもよいかも!また来ます。さてさて・・・・・暑さ寒さも彼岸までというが、ホントですね。本当に汗ばむくらいの陽気に気も踊る・・・・と言いたいところだが、春はいろいろ出会いと別れの季節。花を眺めてはため息をつき、鼻をすすりますわ・・・・(花粉症)。なので詠います!




  雨上がり
  気温も上がり
  日も上がり

  
  なぜだかアンニュイ
  気分は下がり




 お粗末!ということで家族にも感謝しながら合掌!今日も本当にごちそうさまでした。



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