ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン1057】 大黒屋 三谷店 (東京・武蔵野市) 五目ソバ

 とあるお疲れの日。東京駅で帰りの中央線に乗り込み、その日一日ろくなものを食っていなかったのに気づき、途中下車してラーメンを食おうと決意するのです。しかし、乗り込んで座ってしまったら落ちるように爆睡してしまった。別に酔っぱらいでもないのに・・・。目が覚めると、最寄りの三鷹駅だったから慌てて飛び降りた。その慌てぶりが無様な姿だったのか、降りてから扉の向こうを見てみたら、みな一斉に「変なオヤジ〜」という目線の集中を浴びた。ああ・・・・切ない。こんな気分なら、どっぷり大衆系なラーメンで癒されたいもんです。そんな気分でこちらを訪問。そして少しでも華やいだもん食いたくて「五目ソバ」。






【スープ:ありそうでない?日常の大衆系塩味!】

<調理麺たる味わいが・・・しみじみな塩スープ>

 五目ソバと聞けば普通は醤油系を連想しますが、いやいやどうして塩系です。これは意外。なぜかって??それはトッピング炒めの汁がスープに影響して濁るから。旨けりゃ関係ないのだけど、見た目にこだわるのが日本人ってところもあるから、大抵は醤油が多いのではと考えます。たしかに・・・食べ進める後半は、いろんなエキスが混じり合って色合いだけに注目すると残念な色合い。だけどね・・・・いろいろと中華の現地屋台のとか連れて行ってもらって食う分には、そんなの関係ないって!と言いたくもなりますわ。

 中華系調理系のスープは、炒めという前行程が入るぶんだけ手が混んでおり、そこが勝負の境目。野菜炒め定食の旨い店なら、そこの五目中華は旨くないはずは無し。実際に野菜炒めが売れ筋なこのお店ですから、テクニックはお墨付きと言えましょう。ベーススープの鶏ガラスープは実に日常系質実でして、これから一気にバリエーション展開される塩清湯は、きっちり薄味でバランスよく・・・・後から味が加わるのを計算さえた淡麗さをよく整えておいでです。


<ここでも生きる・・・野菜の旨味>

 あーーー、やはり野菜の出汁というのは最近開眼したのだけど、精神的にも安らぐと言えましょう。こうも来る日も来る日もラーメンばかり食っとると、野菜系も取らなきゃね!という感じになる。そういうときベストな一杯です。アッサリ淡目なベーススープですし、塩加減も絶妙たるや薄味。そこに野菜の汁が自然に甘く加わるので、塩味なのか甘い味なのか・・・・わからなく成る程バランスが良く、そういうときアタクシは個人的に「滋味」と適当にまとめて表現してしまいたい!ともかくも、日常的な旨味がここにあり、それも手が届く範囲の贅沢というところがまたええのですわ(笑)。






【麺:まさに塩スープを吸ってイキイキ】

  前回の広東メンに詳しい表現は譲りますが、相変わらずの細縮れ麺は、後半のスープ吸い込みによるしなやかさが特徴的であり、その際の縮れが口内に与える刺激たるや・・・・そこそこな抵抗感がまた嬉しいのです。





【具:答えは・・・11品目】

 どうやら、この店のポリシーとしては、五目や広東といった具沢山調理系は「11品目」とルールが決まっているようすですね(笑)。白菜、ナルト、かまぼこ、カステラ風だし巻き(名前不明)、ゆで卵、海苔、青菜(小松菜?)、玉ねぎ、人参、キクラゲ、豚バラ肉・・・・以上がオールキャストでございます






 総じまして、段々とこの店のラインナップが面白くなってきたわ(笑)。訪問する前は少し沈んでいたけど、腹が満たされると段々と力も湧いてくるわ!やはり、食事は大事だということですね〜。そして食事というとバランス。ラーメンもいいけど、野菜も取らねば・・・・。五目ソバ摂取をこれから増やして行こう(笑:別の野菜の取り方を推進)。なので詠います!





  日常で
  五目と聞くと
  気もそぞろ


  ちょっと得した
  11品目



 お粗末!ということで家族にも感謝しながら合掌!今日も本当にごちそうさまでした!
 


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