ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン997】 蜻家 三鷹下連雀店 (東京・三鷹) 油そば・塩

【コレ食ったわけ:暑さに凹む午後3時・・・休日通し営業は偉い!】

  少し前になりますが・・・先日クルマで、昼下がりの中途半端な時間に、この前を通ったら営業していたのが印象的。いつか、微妙なタイミングで使ってやろうと思っていました。休日といってもやる事は一杯あるわけで、例えば、クルマのディーラー点検とかもアタクシしかできない仕事の一つとしてあるわけです。そんなディーラーからの帰り道に、さらっと一杯だけおやつで食うという感覚で訪問です(笑)。




【タレ:サッパリに見えて・・・豊かなコク!塩ダレに魅了!】

  事前に調査して、油そばにターゲットを絞ってましたが、調査が甘く・・・・「塩」があるのを知らなかった!塩ダレの油そばは・・・・武蔵野油そばの本場であるこの界隈でもそう多く無いメニュー! 無意識でそのボタンを押している自分が恥ずかしい・・・。


「旨いがな!(*゜0゜)ハッ・・・・めっさ旨いがなぁぁぁぁ・・・・ 」
「タレの撮影忘れるほど・・・・ハマってしまいましたがな(笑)」


1)旨味:サッパリ塩味と思いきや!バターの如くのコクと塩味!ハマる旨さ!+アルファ!

  塩ダレ・・・と感じて、サッパリ味のスルスル系!もっとくれくれ!と食傷気味な胃袋さえアクセル全開!! ・・・・という展開を予測します。しかし、後半は合っているとは言え、前半の予測は大きく裏切られます。 塩ダレやのに・・・油のコクが旨いのですわ! 鶏油、焦がしネギ油など・・・選べる仕組みでありますここの油そば。一番シンプルなアッサリイメージはどこへやら。まるでバターの如くのまったりコクを感じますがな!

  そのバターに含まれる塩気か!と思える自然体な塩気がまたええのです! とは言え・・・バターとは言い過ぎで、サッパリとした油感が主体と申せましょう。・・・・判断に苦しみます。なんか・・・・・バターにピーナッツ油とか植物系のさらっとした油を混ぜたかのようなサラコクなのです。なので、麺にサラーッと行き渡るスピードが早いこと早いこと(笑)。いつものようにタレの撮影をしようとおもったら・・・・透明であることもあって、撮影不可(笑)。麺全体に行き渡ってしもうてね。

  さらに憎いのが・・・・「わさび」。この仕業が許せんくらい塩ダレに合う!のですわ!! この組み合わせはありそうで、思いつかんかったわ・・・。夏場の湿った熱気の中を・・・・都会のホテルで感じる冷房のような、落ちつきある凛々しい清涼感が漂いますがな! これは、自宅でも試してみたいわ。 冷製パスタなどでは最高な演出家もしれへんで!

2)塩気他:ストレートな塩味に・・・昔の金なし時代のご飯を思い出す・・・。

  いきなり貧乏臭い話になりますが、この油と塩味の組み合わせに・・・独身の金なし時代の食生活を思い出して・・・涙します(笑)。金のない給料日前。外食などはもってのほかでして、自炊しとりました。その自炊さえままならず・・・白飯をいかにゴージャスに食うかというので頭をフル回転させます。そのときの究極のアイテムが、「バター醤油ライス」。いやいや・・・もっと究極に金がないときは、「マーガリン醤油ライス」。ようするに、玉子を買うのももったいないので、動物性のなにかエキスをバターで補うという発想。でも、熱々ご飯にバターと醤油をと投入し、一気にまぜまぜすると・・・・それはジャンク系に非常に旨いのです!

  話をもどします。ようするに、短絡的ですが、塩気と油気がストレートに感じるということが旨さの原点だと感じた次第。それと昔の思い出がすごくシンクロいたしましてね・・・・、表現したかったわけですが、自分勝手な書き連ねでお目汚しいただいた諸兄には謹んでお詫び申し上げます!




【麺:プリプリ一辺倒でなく・・・それでいて固さも適度!ハイセンスな武蔵野系?】

  多少プリプリ系に傾いた武蔵野系の王道もええねんけど、ちょっと違った質感もこれまたええですね? 汁なし系麺のアタクシなりのパラメーターを申せば・・・・、
 (柔)プリプリ・・・・モチモチ・・・・シコシコ・・・・ワシワシ(固)
・・・という感じですが、この麺の感覚はというと・・・。


「あーーー!やっぱりこういうのも好き!(*′ω`)b゛大OK!!」
「武蔵野にあって(ホンマは三鷹やけど)、モチモチパラメータの前後感!やや「プリ傾向」」


1)風貌:もはや定番的と思える太麺ストレート!武蔵野油そばを彷彿とさせますがな!

  武蔵野油そばは・・本当はもう少し細い麺かもね・・・・。でも、まぜまぜはお客様まかせなスタイルは、好きですぜ! 質の良い麺だと混ぜているうちに分かって来るというものです。自家製麺では無さそう(スペースないもん)なので、麺箱やら店内POPを見回します。「村上?朝日?」などの文字がありましたが、そういう製麺所仕様かと・・・・。 定番とも思える角太麺で、ストレート! これは油そばにぜひどうぞと言っているような麺ですし(笑)。


2)噛み心地他:ぷりぷりとまでは、はしゃがない・・・・大人しさのある弾力!そんなモチモチ感!

  感触もまた予測通りのナイスです。加水多めなぷりぷり!っとした華やかさよりも、程よい「モチモチ感」が楽しめる麺でして、表面にあるちょっぴりのぬめりに・・・・油そばの適正を感じます。 いかにもお楽しみあれ!というエンターテイメントさは控えめと感じますが、その分、じっくりと味わうと風味とか感じ取れる中々の麺だと思います。しかも・・・・・定価500円の油そば! それを鑑みれば・・・・中々出来のよい麺を提供してくれたもんだと、有り難みを感じます。




【具:ビールのあてに十分に通用します・・・・】

1)チャーシュー:脂と赤身のバランスよく・・・・塩ダレにも合う!ビールのあてに最高!

  ま〜、抜けた脂身と赤身のカスカス加減がよろしいのです! そして・・・・できれば半分残しておいた「わさび」をちょいとのっけて食っていただきたい! 普通のチャーシューが2段階特進ぶりの旨さに感じますから(笑)。ビールのアテでっせもはや! という感覚でかんぱーい! まだ早い時間かな・・・。


2)刻み海苔・薬味ネギ:「まぜそば」を意識させます

  万能ネギも・・・・バカにできませんよ。このご時世ですから、安くありませんしね・・・・、それに一枚海苔!と言いたいところですが、まぜそばならば・・・許してしまおうと思える刻み海苔です。まぜまぜしたときのアイテムとしては定番ですね。





 総じまして、おやつとして食うには非常にもったいない感覚でして、この塩ダレの風合いにかなり魅了された次第です。もともと、豚骨ベースで勝負なお店で、汁なし系で、しかも塩ダレを食うとは・・・初訪問の店なのに、最初からフェチぶりを発揮してしまいましたが、継続的にフォローしてゆきたい気分であります。三鷹駅南口から半径1KMあたりは・・・いろいろと楽しめそうです。また来ます。それにしても・・・・・暑い盛りに通し営業はありがたい!ご苦労様!なので詠います!


  真夏とて
  通し営業
  ありがたし


  ホッと一息
  極楽とんぼ  (蜻=とんぼ、極楽とんぼ(うすばかげろう)≠とんぼ) 


 お粗末!ということで合掌!今日も本当にごちそうさまでした。



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