ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン985】 煮干しらーめん 玉五郎 東京新宿店 (東京・新宿) 辛つけ麺

【コレ食ったわけ:節目節目で・・・・食いたくなるブランド「玉五郎」なのです!】

  個人的に、大阪でラーメンに目覚めたきっかけの一つが「玉五郎」系列なのです。なので、いろいろな節目や、きっかけのタイミングでは、気合いを入れるとか、アイデンティティを確かめるというか・・・そういう気分で自然と食べたくなるのです。しかも・・・・最近、新宿に進出してきたとあっては、見過ごすわけにはいきません。いろいろと関東煮干しとの比較で、苦戦が予想されるなか、心の中では関西フランチャイズなラーメンラバーのアタクシとしては、ここで応援も込めて食うのです!今回は、自分の中では「辛つけ麺」。




【つけダレ:マグマレッドに潜む・・・優しい味わい!】

  全店舗にあるメニューの中では変わり系な一品。真っ赤っかです。確か・・・大阪・鶴橋では、黒味噌なるメニューもあったっけ。いつか本格軌道にのったら、新宿でも赤以外にも黒のメニューも展開してほしいもんです。それにしても・・・このメニューを東京で食うとは思わなんだ(笑)。


「旨いがな!(*゜0゜)ハッ・・・・めっさ旨いがなぁぁぁぁ・・・・ 」
「辛さを一枚通り抜けたら・・・・そこは優しさが広がる!見た目とのギャップを楽しもう!」


1)旨味:一見シャープそうで・・・まろやか辛味豚魚!

  一見して、そのマグマチックな風貌にたじろぐ思いがいたしますが、関西転勤時代には非常に食べ慣れた一品でっさかい、「白々しいやつ」と親しみすら覚えるつけダレの風貌です。その証拠に、レンゲに底で一筋表面層をなでると・・・たちまち、もとの豚骨ボディーがすぐさま顔をのぞかせます。という感じて、見映え以上には辛く無いというのがからくりです。なので、全体的には、ライト系な甘コク豚魚が支配しまして、その辣油のニュアンスは・・・風合いといった控えめかつ上品な味わいの輪郭を残します。

2)塩気・甘み:煮干しの甘さで辣油すら淡く

  やはり塩気よりは、辣油の辛味エッジングと・・・・・元のボディーの豚骨魚介の甘みが気になりますね! ライト系なのに・・・甘コク豚魚が上手い具合に辣油を包み込むようなニュアンスを受け止めます。その結果、あのシャープな辣油が淡くすら感じるから不可思議です。全体的に赤く見えるスープである故に、どうしても視覚から辛さを予測してしまう・・・・・・・。しかし辛さの味わいとはギャップがあるわけで、この差分が質実な出来映えであればこそ・・・・・旨味と感じるに至るのでしょう・・・。


3)香り他:香りは辛味をアピールなのね・・・

  しかし、香りはあまり遠慮なく・・・・チャープな辣油系を感じます。やはりそうでなくちゃ(笑)。浪速では、もはやライト系甘いコクの定番となった・・・・スタンダード豚魚。それでも、関東の影響を多分に受けて、ガッツリ&コッテリな豚魚な店も目につきます。そんな中で、やはりもう少し、しっかりした味わいが欲しいとか、パンチが欲しいという方には宜しいかと・・・・。因に、テーブルセットを一枚だけパチリと撮影。つけ麺に目覚めたばかりの頃、魚粉や、プラックペッパー、酢など・・・・好きに味付けチューニングがこれだけ豊富にできる・・・というのは、当時、アタクシにとって衝撃的だったのです。香りにこれだけこだわるんや・・・・とね(笑)。或る意味、「浪速」ではフロンティアだった豚魚つけ麺だったんですよ・・・。




【麺:「なにわ太麺」と称したい・・・・東京ではスタンダードスタイル】

  よく大阪は出汁文化とかいいますよね?出汁も濃いとか薄いとか淡いとか・・・・東西で趣向が違うもんです。これは、麺の方でも微妙にそういうような違いがあるのでしょうかね・・・。ちょっと今後のテーマになりそう(笑)。


「あーーー!やっぱりこういうのも好き!(*′ω`)b゛大OK!!」
「大阪で食べ飽きたほどの麺なのだが(笑)、東京で食うとまた違った感覚!すべりがええやん!」


1)風貌:かつては浪速で極太と賞せられたフォルム

  多少の加水の多さは別として、これも5年程前のアタクシを狂わせた麺なのですわ!大阪駅前ビルの店に、会社の帰りによく立ち寄ったもんです。極太で縮れというのも、関西では珍しく、例えば浅草開花楼などはブランド麺として敬ってたアタクシ(単に情報に疎かっただけです)。玉五郎は、別の製麺所だったっけか・・・・、それも忘れてしまったけど(多分別だよね?)、今、改めて対麺するに、落ち着いた定番の麺、極めてスタンダードな麺と感じますな・・・。

2)感覚:中加水というものを教わった記憶!クッチリと押し潰す快感!

  割と麺の密度感も、出過ぎず、薄過ぎず、適度な感覚なのも嬉しく、チュルンとした感覚と、モチモチ感も少し残し・・・・・「ぶちり!」と最後に奥歯で噛み潰す感覚と抵抗感も食べ慣れた味わいです(笑)。新宿にあっては、個性的な店が多いため、これまたスタンダードな感覚となりますが、極太とうたわずとも・・・なにわ太麺(センスねー・・・・汗)とでも称したい気持ちもどこかにあるのですが・・・・。


3)スベリ他:ゴツゴツ感少なく、トゥルトゥル〜と刺激を与えて落ちる

  水切りは丁寧そうなのですが、表面のツルツル感が特徴的です。なので風貌がゴツゴツとしている割にはとてもスベルと思うのすよ・・・今となっても。やはり水分が多いということかな? でもそれを配慮してか、水切り用の底敷きを丼奥に備えてますな。これは底上げとも受け取れ、麺量が増して見えますが、〆として食うには問題ないけど、ガッツリ大盛りで食いたい!とう方にはネガティブに映るかもですな。アタクシなどは、水切りを気にする方で、底に水がたまっている方を嫌うので、この手法は評価する方ですが(もともと、この店応援団なのですが(笑))、ま・・・今後の進め方を検討願いたいものです。




【具:次回は特製かチャーシュー追加でいこう!と思う】

1)チャーシュー(程よいスポンジ感覚)

  前回(特製煮干しらーめん)で賞賛した肉の短冊ブロック形式が、一枚程度の分量で、つけダレの中に沈んでおります。この形状だと、ますます、肉繊維がスポンジのように感じられて感触よろしく、スープも吸い込むようで旨しですな(笑)。やっぱり・・・・肉追加か、特製にしとくのだったと後悔。


2)メンマ(時々コリっとする)

  取り立てて言う事でもないのかもしれませんが、長めの短冊切りで、チャーシューと大きさが揃っています。シャクリ!と程よく歯切れる中に、部分的にコリ!と感じるニュアンスが素敵!これならメンマ追加でも悪く無い・・・・。




 総じまして、何をか語らん!人生いろんな節目って突然来るもんでありますな(笑)。まだ、仕事では躁鬱を繰り返しておるような毎日が続いてますが、凹んでいるときには、いつもそこには大好きなラーメンがあった・・・・。そして、ラーメンを食い続けていることで、思わぬ仲間も増えまして、どこか心の支えとなってきたことには感謝です。いろいろとダイレクトに心配してくれた方々にはお礼も言い尽くせてません。いろいろと万感の思いを込めて・・・、なので詠います!




   汗ばみて
   浪速の辛味
  懐かしく


   も一度会いたし
  昔の仲間


 お粗末!ということで合掌!今日も本当にごちそうさまでした! 
 



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