<日高屋でまたナイスな一杯を見つけてしまった・・・・ピリ辛とんこつネギラーメン その5>
もともとネギ好きネギ星人な私ですから、一度はネギラーメンを思いっきり連食してみたいなと思っていたんです。チェーン店系という縛りをつけてしまいましたが、個人的には痛快な気分でラ活ができました。日高屋に感謝です。さて今回は、秋の深みを知るような曇天の平日のピークアウトの昼下がり。乗り換えの旗の台駅に降り立ち、おそらくこれで当分は食わないだろう「ピり辛とんこつネギラーメン」を大盛でいただきました。
この界隈も城南エリアの下町感があって良いですねー。東急池上線の車両がすこしばかりかわゆく見えて、ゆっくり走るようでしっかりと急行です。大勢の客を吐き出して、また飲み込む。踏切の音もどこか和やかに思える商店街がいい感じです。行き交うのは、サラリーマンと地元のおじさんおばさんばかり。日高屋の中もそんな感じ。ご年配地元民が、390円中華そばを啜る隙間に、私の座席をゲットして、長閑に食うことができました。
1)オーディナリーな量販とんこつスープが、辛味でコク深く、辣油でシャープに味を彩るという感じ
食ってもレビューしておりませんが、とんこつラーメン420円は、それなりの味わい。中華そばよりも好きだけど、一般的な豚骨ラーメンチェーンのそれとは比較するとかわいそう。この一杯のベースストックは、食堂チックな豚骨スープであり、特徴的には記憶に残らないタイプです。しかしそこに辛味を足して「ピり辛」という冠がついたとたん、俄然アピール度がアップいたします。食堂らーめんが辣油と唐辛子が加わって、豚骨の味わいに滲むと、一気に冬のラーメンというムードすら覚えます。チゲ味噌のラーメンとまではいかなくとも、ネギの清涼感が加わる辣油パンチがそつなくて旨い。
特に、中盤の辣油と豚骨スープがこれまで分離していたところを、完全に撹拌しきった状態が特に旨い。赤い唐辛子が不規則でスープの中で漂うのを、レンゲですくい、ゴクリと味わうとそこはかとなく白飯が欲しくなるかもです。
2)たいていの場合「柔らか目」茹で上げのストレート細麺、白髪ねぎのシャキシャキ歯ごたえとコントラストを楽しむ
とんこつラーメンの部類なのもあって、どうもこのメニューの茹であげが柔らかすぎるところが気にかかる。どの店もそうなのだが、今回の「旗の台店」は少しだけカタメに仕上がっており、これまでのなかで一番旨く食えたかもしれません。前回も書きましたが、ネギ山は、麺顔に上に載せてから、あとは箸で一気になるべく均一に平らに敷き広げます。そこでネギとスープのうまさが相互作用をおこし、麺とネギとその他(メンマ・チャーシュー)を絡ませながらリフト、ハグっと食い啜ります。
麺のプニプニした感覚に、シャキシャキネギの風合いと歯ごたえ、そこにメンマのコリコリ感が混じれば複雑さの極み。歯ごたえのカオスは、そのまま旨みへと昇華するといった感じです。
3)チャーシューとメンマと海苔は辛味に埋没してしまうがそれでよい
日高屋のチャーシューは、もちろん醤油ダレで味付けされて締まっているのだが、私はどうも甘めの感じがする醤油ダレが合わなくて・・・。メンマも量販的だし、またここお海苔は風味が好みでない。なのだけど、廉価メニューなりにちゃんと意地張って頑張ってるんだろうと思うと、どうしても残せないんです。
4)ネギのボリューム感は実にグッド!そして辛味を吸い込んで、ネギ辛な味わいがナイス!
プラス100円でこのネギなら、納得感あります。醤油系に少し味付きですが、ピリ辛スープで浸た浸たにしますと、一気に辣油辛味ネギに仕上がりグッドです。この汁を吸いこんだばかりの白髪ねぎが旨いのですよねー。ネギラーメンを食いにきたのではなく、ラーメンの上にのったネギを食いに来たのだと、主従が逆転するような感覚にもなります。白髪ねぎ系のトッピングには、個人的には辣油が必須。このメニューだとスープが補完してくれるのが最高に良いポイントでしょう。
総じまして、「格安でモリモリ立体的なネギの山!そして・・・・ヒーハー!!ピリ辛とんこつ!」という感覚でしょうか。これは、日高屋ファンにとっては隠れ人気メニューではないかと。これまでの機会損失を悔やみます。そのぶん感動が大きいわけですが。これから秋が深まり気温が下がりだすと、ますます恋しくなる一杯ですし、また食います。日高屋の冬の麺が本格的スタートするまでは、しばらくこれを食うつもり・・・・。さて、明日はどの日高屋に行こうかな・・・・。ということで、なので詠います!。
外出に
一人ラーメン
爆食で
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

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