【今週のラーメン４６３】北海らーめん（神戸・六甲道）ねぎらーめん大盛り

【何となく流行っている雰囲気を感じ入店・・・】

　三宮の本屋からの帰り道、無性に腹が減って午後５時開店の店を検索し、ＪＲ六甲道駅近辺で２軒あり。１軒目に行ったところ準備中でしたので、こちらを訪問。なんだか、開店間際だというのに、それなりに人が入っているので根付いているいい感じがするし、すんなり訪問です。なるほど、店員のお兄ちゃんもエエ感じやし、女将さんらしき女性も明るくて丁寧そうでいい！客層は結構年配風な方ばかりだけど、いつもここで晩飯食うてんねん・・・的な落ち着きもあります。「北海らーめん」という名称から北海道ラーメンを連想しますが、半分当たり半分はずれ的な中途半端。塩、味噌などが得意そう。しかし「ねぎらーめん」が一押し的に書いてあるものだから、こいつをチョイスです。しまった、今日二回目やった気づいたのは後の祭り・・・・。

【んーーー、濃いなーーーこのスープ】

　腹が減っている状態でそう思わせるのがすごい。別にドロンジョ系でも何でもないのですが、味が濃いなというのが第一感想。鶏を中心とした動物系の甘みが濃く、それに〓油塩分がまた濃く、そしてねぎトッピングのラー油辛さが加わりますので、少し重く感じるスープです。味の輪郭の前半は塩分主体で、後半は残った甘みが支配する・・。ちょっと、全部飲み干せる自信はないなと思いました・・。

　白湯と〓油の混じったスープは、濃い目の褐色クリーミーな色栄え。塩の辛さと鶏動物系の脂の甘さで、濃厚にまとまった一杯。ネギの辛味で箸安め。そんな全体印象かな・・。

【おう！喉越し命麺！】

　大阪を代表する熊ちゃん（熊五郎）系列とよく似た麺ですね。多加水系で、透明感ある膨れた角麺。表面が超すべすべで喉越しがとても良い。歯ごたえは最初はクチュリと柔らかめで、後は芯も感じず、前歯でスパスパ噛み切れる麺です。風味面では、あまり印象にのこりませんな・・・。

【チャーシューとネギでご飯が食いたい】

　トッピングは、ねぎらーめんというわりには、あまりネギの分量を感じませんでした。白髪ネギのラー油和えです。そこにチャーシューの短冊切りが結構たくさんはいってて、その店は満足。となりのおじいちゃんのチャーハンが異様に旨そうだったので、それと一緒に食べてみたい衝動を激しく覚えますね・・。

　総じまして、「ひょっとしてここはチャーハンが売り？」と思う。結構客入りありまして、この麺を求めるだけに来ているようでもなさそう・・・というのが正直な感想。スープの熱さもちょっと残念で、となると相当旨いチャーハンなのか・・・。セットで食うべきだったと後悔しました。まともあれ満腹感ありです。ということで合掌！そして、今日も本当にごちそうさまでした。