【大阪市内で一番辛いのとちゃうか?】
知りませんでした・・・、大阪駅前第二ビルの麺屋楼蘭の真向かいにこの店がありました。いやいや・・・最近通った道なんですが、こんなんあったけ?という不思議な気持ちです。新規開店の贈花もないし・・・・単に見逃してただけか・・・・。それにしても、名前からして辛そうです。店の前の券売機には、辛・大辛・鬼辛の3つしかありませんし、初心者は「辛」ではじめようとの注意書きつきです。たいていの場合、辛さに強いためか、「なんやもっと辛いのにしとったらよかった・・・」ということになる・・。そこを敢えて注意に従いましたところ・・・大正解でした(汗)。レギュラーでこれだけからい麺は、大阪ではここが一番かもしれませんよ!
【どんぶりも受け皿も・・・スープも真っ赤だせ・・・・】
とにかく「分かり易い!」全てが、カプサイシンの色と申しましょうか、足らない場合は、粗削りトウガラシをかけろとのこと(かけるか!)。おまけに・・・・中央におわします肉味噌には、トウガラシが練りこんであるかのようです。これをすこしづつ溶かして・・・いざ実食!スープをズズズーといただくと、なんと!最初に痺れる!そして熱い!そして辛い!そして・・・ジャンキーで旨い!と相成ります。これは、なかなかハードゲイな声をあげそうになりますやん!フォーっ!(ちょっと古い)。
ベースは、淡い豚肉エキス深い半透明な旨みスープが伺えますが、とにかくトウガラシで色が染まる。肉味噌がコクと辛味でしっかりとボディー感与える。そして、なによりも「痺れる」のがすごい個性です。天満の「四川人の坦坦麺」の山椒痺れが「カミソリ」ならば、こちらの山椒は「青龍刀」。どかーんという痺れです。いやはや・・・「アミューズ麺化」してますよ。
【麺もまた個性的・・・】
麺は、まんねん本店でいただいたカレーつけ麺に匹敵するほどの「ゴム」な感触の歯ごたえ反発強さがあります。スープがエキストリーム系ですから、それに負けじと歯ごたえで勝負しています。うねりある角きり麺で、口の中で踊るようです。また麺をすするとスープが熱いもんだからむせる・・・・(>_<) 表面はつるつるでキレイな光沢ある麺ですね・・・。品質香るというより、個性を味わうスペシャリティな麺です。
【具?一切記憶なし】
ま、そんなもんです。青いのは青梗菜か?キャベツは確かにあった。肉味噌のイメージがガッツーんとくるだけです。
【次回は食べ方に工夫したい】
とにかく・・・辛さに弱くないながら、一番入門な一杯で「このスープ飲み干せるけどしんどい」と思います。酢を入れるとまろやかになると思いまして後半1/3でやってみましたが、ある程度まろやかになったけれど、逆に生き残った辛さが尖ってきた・・・。
もう少しまろやかに喰えれば、旨いと心底思えるかも・・・。となれば、生卵トッピングで試してみたいと思いました。
総じまして、例えるなら、東の蒙古タンメン中本、西のシビカラ、とは言いすぎか。しかし蒙古タンメンの北極な辛さに対抗できるのは、西ではここかもしれません。誰か、鬼辛のレビをアップしてください。しかしまた・・・・大阪キタ界隈で問題作をぶちこんでくれましたことには感謝です。ということで、合掌!今日も本当にごちそうさまでした。
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