【創作つけめん専門店という言葉にしびれる〜!】
京田辺の本店の方は、あっぱれ屋にふられたときのセカンド訪問店として、前から目をつけていました。実は最近になって仲良くなりましたレビュアーさんに刺激され、早速追随させていただきました。こんな場所に支店があるなんて全く知りませんでした。ナイス情報ありがとうございます。で、今回はダブらないように、とまとつけ麺なる「トーポ」なる変わったメニューに挑戦です。と、いうのはウソで、久しぶりにトマト変態の虫がうずいただけです。このトーポの写真を見たとたん、とまと変態としては、一回食っとかなあかんでしょう!しかし、喜び勇んで到着しましたが先客ゼロ・・・。こういうのちょっと、不安がよぎりますね、何回遭遇しても。1.5玉がbig、2玉がメガ。保険きかせてbigでお願いしました。
【まずそのままでお召し上がりください】
配膳は大抵つけ汁が先なのが多いですが、ここは逆。まず麺から。麺を素で食べて何かを感じてくれというメッセージです。そら・・・こだわる風貌な麺です。麺の配膳時に「まずそのままで・・・・」と説明してくれます。
全粒・超極太・やや平打ち・温盛というスタイル、これは面白い組み合わせです。なぜこういう組み合わせかは、説明書きによりますと、コシを大切にしたいためで、1)水で〆るとつけダレが冷めるのが残念、2)温盛りにするとコシが弱くなる、このための対策だそう。温かい麺でコシを楽しんでください、そして風味もねー・・・という主張なのです。
【外ゴワでワシワシながら熱い麺が初めての体験】
これは、好みが割れるなと思いますが、私はOK派です。温麺ですが全粒粉という超強力粉タイプなうえに麺密度が高いので、モッチリ感は少ない・・・・外ザラでワシワシで、あつあつーな麺です。歯ごたえはしっかり、水で〆た麺の感触がよく再現されてて、少し奇妙な体験ですよ。これは面白いです。うどん並みに太さのある麺ながら、1.5玉は多いかなと思いましたが、2玉にしなかったことを後半悔やみました。
あと・・・この温度感は、一応釜揚げのあと、軽く荒熱とるために水をくぐらせていると思います。そしてしっかりと水切りをしている。こういう場合、麺と麺が引っ付き合っていい印象を与えないことが多いのですが、これはそんなことが一切なかったのが不思議でした・・。
【へたな洋食屋のトマトスープよりコク旨なつけダレ】
つけダレの上に乗っているの何だと思います?中華のソフトおかきに見えます??実はこれは、「トマトムース」です!次第に溶けていくうちに、つけダレに更にしっかりとした、トマトの酸味をプラスしてゆく演出なんだそう・・・。これも、ご店主の説明有で供されます。すげー計算!そしてかわいいし、きれい。
でお味はというと、濃厚なトマトスープで豊かな酸味とボディーを感じます。トマトポタージュじゃなくしっかりつけダレになっているのがまた不思議で、これはベースに節系のエッセンスがしっかり入っているので、つけダレを保っているのでしょうね・・。少しムースだけを食べても酸味が爽やか・・。食っても食ってもトマトが薄くならない、酸味が足されていくので、食後はゴクゴクと一気に飲み干しましたよー。
【チャーシューの追加トッピングをしたかった・・・】
見た目に旨そうなチャーシューです。ローストポークのようで、それだけでスパイシーな味の完成形かと思いましたが、実はつけダレと足してたべて完成するような薄味です。こういうの好きで、松戸・とみ田もそうしてるし、個人的に評価高めてしまうかな・・・。写真撮る前に少し食べてしまった・・・。
総じまして、創作系つけ麺にはどうしても点数が甘くなる私ですが、そこを承知でこの高評価。初訪問で大満足です。この麺は、和え麺で頂くほうが合っているかもしれないなとも思う、個性的な麺です。トマトのつけダレだけでも、トマト星人なら、機会があれば是非!ということで、紹介ありがとうございます!合掌!そして今日もごちそうさまでした。
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