ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3876】 メンドコロKinari (東京・東中野) Tsukemen 冷 とまと 大盛 〜気分は夏のイタリアン!令和元年「冷し麺の締めくくり」に一回食っとけ!

令和元年夏麺企画もそろそろ最終盤
 

 

 ちょっと東京都庁に用事があって平日昼にプチ外出。とっとと済ませてランチ麺といきませう。ランチの大新宿で名店目指すとウロウロしたり、待ち行列だったりするので、そこはちょっとだけ場所ずらしてサクッと言いもの食ってから戻りましょう。そんな軽い感じで今回は「メンドコロKinari」。未食の「Tsukemen 冷 とまと」を頂いてまいりました。
 

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 狙い通りで店内は8割程度の客入りですんなりと入れる。近くの会社員ばかりのようで、女子社員が一人で食べにくるってシーンがぱらぱらっと。ま、店自体も入りやすいし、旨いのもたしかだし、女性人気が根付くのはいい店旨い店の傾向がしっかりと出ております。因みにこの季節だから「冷やし系」を食ってるのはオレだけ。2種類あった冷しは1つに絞られ、その「冷 とまと」は9月いっぱいということなので、気になる方はお早めにでございます。
 

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<全体> 盛り付け鮮やかにして思いっきり洋風に振れるコンテンポラリーつけ麺! 
 
 さてこの冷やし系・・・つけ麺スタイルです。ちゃんと券売機ボタンを押したはずが「つけめん」と書かれてるだけだったので、渡すだけだと間違ってフツーのつけ麺がでてこないかと心配なので、しっかり確認してから手渡し。そんなしつこいオレの前にでてきたのがこの麺顔です。
 

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 おおお!名作の噂は知ってましたが・・・こんなに華やいだ盛り付けととは想定を超える!。またトマトでイメージする鮮烈な赤じゃなくて、クリーム色というかチョーク色というか、非常にパステルカラーのイメージがどこか現代的。これは女子ウケしそうだし、麺丼の方のトッピング色添えともマッチして、全体的な質感が高いじゃないですか!。そして配膳の瞬間に「スープ割もありますのでいつでもお声がけを」と伝えられる・・・。このスープ割の展開も読めず、見ているだけ興味が深まるばかりだ!。
 

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<つけダレ> イタリアンの風? 冷製トマトクリームスープに匹敵する完成度と滑らかさ!
 
 さてつけダレですが、私のつたない自炊経験からすると、トマトピュレーに生クリームというイメージです。パスタは得意ジャンルでもあるし、この組み合わせは甘味とコクを感じやすくなるは経験済。そんなところに、透明な香味油が浮かびますが・・・これが何とも理解不能。また全体的にドロドロっとしているけど粒子が細かいので、きっとバーミックスか何かで攪拌しきったものと推察。泡立ちも微妙に見られる上に、サラサラ感もよく見れば感じ取れます。
 

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 味わうとトマトの雑味一切なし。プチトマト・フルーツトマト類のみを磨り潰したのか!?と感じるほどにナチュラルで仄かな甘さ。その一方で酸味も確かにあるが、ビネガーっぽくない低い酸味の刺激感。酸味果汁なのか?それともイタリアントマトの酸味純度だけなのか・・・。この低い刺激と生クリーム感が合体すると、ヨーグルトでも隠し味に入っているのかと思うほどです。そう・・・もはやこれは、つけダレ越えている。冷製トマトクリームスープという風格!。余りに旨くてついつい飲んでしまうが、最後のスープ割まで残すことができるのか、食いながら冷や冷やしてました。
 

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<麺> 小麦粉の風合い豊かで実に旨味を感じる麺なのだ!大盛り大正解!
 
 麺が旨い!。多少平型に潰れながら、ランダムに軽くボコボコしたフォルム。中太タイプで加水は中からやや高めという感覚。茹であげはもちろんですが、冷やしも氷水で徹底しているようだし、水切りだって完璧。盛られた仕上がりが既に崇高です。まず何も付けずに2~3本食いますが、麺の風合いがとても強いね!。いやグルテンがしっかり旨いというか、本当にそのままで食えると思うほどに。
 

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 そのままでも旨いというのがポイントで、清涼感溢れる冷製スープに浸して食うには抜群でした。冷製になるとやっぱり淡麗淡泊な味の広がりになってしまうし、それでは通常なら麺を絡めると頼りなく感じるかも。その点、この麺とタレの組み合わせなれら、組み合わせとレベルのバランスがよいのです。仄かに感じる酸味と甘み。トマトの清涼感がさらっと絡むだけでも、麺自体の旨味でグイグイと食わせて行ける。また今回は酒飲めなかったから、腹いせに大盛にしたのだがこれが大正解。最後はつけダレが足らなくなったけど・・・・少なくタレに浸すだけで全体をバクバクと食い進めることができました。
 

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<チャーシュー他> 王道も低温調理の鶏豚2種チャーシュー! つけダレをソース代わりにFEEL SO GOOD!
 
 最近、「冷魚介だし」でも説明したチャーシュー。完璧ですし内容がかぶるので簡単に。低温調理の仕上がり具合や、肉質の良さは言うに及ばず。今回は出汁に浸らずそのまま頂けましたが、きわめて下味は薄く豚も鶏も淡泊。そして素材の味だけでウマウマで食えるし酒にも合うタイプ。いつも何かしら出汁に浸ってましたから、今回はその淡麗さが新鮮でした。なので、つけダレを肉のソースのようなイメージで、絡めて食う!。このサッパリつけダレが格別に相性がよく、これは白ワイン!と心のなかで叫びましたよ。うううーーーーもう一回酒との相性確認だけで、別途再食しようかしらん。
 

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 またそのほかのトッピングも色鮮やかで質感ありありでした。トウモロコシの黄色。枝豆の明るい緑、ほうれん草(リーフレタス?)の濃い緑。プチトマトの赤。特にトウモロコシは甘味があって嬉しいアイテム。クリーム色のトマトつけダレに入れ込んでも絵になるし、写真メモ撮らなかったことを悔やむね。
 

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<スープ割> 豆乳?クリーム??チョコレート??? 唯一無二なスープ割!!!
 
 さてスープ割が独創性ありありで、単なるラーメンヲタクでは予想無理っす。クリームを溶かしいれてくれました。それが生なのか・・・最近のはやりで豆乳なのかは不明。ただサッパリしてたから豆乳なんじゃないかと今では思ってます。またスパイスが実に不可思議!。ブラックペッパーか?と思ってたんだが、噛むと「甘い」。いや甘いというより苦味もあり、この時はブラックチョコレートを砕いたものと思い込んでました。こんなに細かく砕いたわりにはコリコリするなとは思っていたが・・・・。
 

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 その後、ブラックチョコと思い込んでたのを齧るとガジリとスパイス粒を崩したような異音あり。チョコではないらしい・・・。見たこと無いんだが、風味は明らかにチョコなんだから、カカオの実を細かくしたものなのかもしれません。
 

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総じまして「気分は夏のイタリアン!令和元年冷し麺の締めくくりに一回食っとけ!」
 
 ・・・と言う感想。今を逃すと一年後になってしまいますから、是非オススメでございます。しかしこれほど酒に合わせたい冷やしも珍しいが、できるならワインで!。でも淡麗な冷酒でも合うのかな・・・なぜか食ったあとはそんなことばかり考えて、また新宿方向へもどり揺られるオレ・・・。もう空も風もすっかり秋。既に遠く過ぎ去ってしまった夏を懐かしみ、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

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